散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

なぜか新潟2(4)蕎麦屋のラーメン

2020-09-12 21:56:51 | 食べ歩き
1軒目で食べ物は控えめにしたつもりだが、この後、そんなに食べられそうではない。とりあえず繁華街方面に向かった私の前に、非常に気になる店が現れた。

まず焼鳥の店も気になったが、割と混雑しているようなので次へと向かったところ、目に入った蕎麦屋さんが猛烈に気になる。店の前のショーケースを眺めつつ、つい店の中に引き込まれることになった。



店内に入り、4人がけテーブル席に座ると、店の人がメニューを持ってきてくれた。蕎麦メニューはもちろんだが、中華そば(すなわちラーメン)が気になる。また、酒の種類は少ないのだが、つまみのメニューがかなりある。私の前に座っている常連らしきオジサンは、湯豆腐で一杯やっているようだ。



私は猛烈に気になってしまった中華そば、そしてついフラフラと「地酒 王紋」と書いているのに誘われて注文してしまった。



酒には枝豆がついてくる(どうやら通しとして100円取るらしい。値段は良心的だと思う)。これをやっていると中華そばがやってきた。もちろん、蕎麦屋のラーメンにふさわしい、期待通りの味である。



麺は少々柔らかかったが、ついつい飲んでしまう少し物足りない(そこが良い)スープに、豚バラを巻いて作ったと思われるチャーシューも実に嬉しいではないか。



これですっかり機嫌を良くした私だが、明日の予定を確認したところ、かなり早く出発しなければならないことが判明し、大人しく帰ることにした。帰りは面倒なので、バスで新潟駅前まで戻る。

ホテル手前のコンビニで「もちぷよ」という菓子などを買い、ホテルに戻る。ちょっと飲んでから少し早めに寝ることにしよう。




→結局、やり過ぎているような気もする。
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なぜか新潟2(3)ふなべた

2020-09-12 18:37:35 | 飲み歩き・日本国内
ホテルでちょっと体を冷やしてから、夜の街に出発だ。初日なので、少しぶらぶら歩くかということで、新潟駅前から萬代橋を通り、商店街へ。



予想気温は30度だったが、街かどの温度計によると33度。これは暑い。



今日の一軒目は前回新潟に来た時も訪問した居酒屋「K」である。

店に入ると先客は3名グループ一組であった。席に余裕を持たせているだろうから、座れないと嫌だなと思って予約の電話を入れたのだが、店主らしき人が「ああ、全然大丈夫ですから」と言っていた通りである。

さて、すっかり汗をかいてしまった私は、エビス黒生(小瓶)でスタート。通しは、竹輪、こんにゃく、人参、海藻、押し大豆? 等の煮物である。



さて何を頼もうかと本日のメニューを見ると、客入りにあわせたのだろうか、品数が少ない。その中から、まずは新潟に来たら頼まなくてはいけない、フナベタ(ガンゾウヒラメという小さなヒラメ)の刺身を注文。



美味いふなべたには酒をあわなくてはいけないと、ここで鮎政宗をぬる燗で注文。しみじみと美味い酒である。



次は何を食べようかと思ったのだが、先ほど書いたように今日のお勧めは少ないのだ。また、通常メニューは意外と北海道でも食べられそうなものが多い(ホッケ、ししゃも、ジャガバターなどと言うメニューも)。困った結果、重厚感のあるメニューも避けた方が良かろうということで、刺身盛り合わせを頼むことにした。



こちらは鯵、マハタ、イカの3種盛り合わせであった。イカはまあ普通だったが、鯵とマハタはなかなか北海道では食べられない味。これには村祐ぬる燗を合わせる。この酒はほんのり酸味があるようで、なかなか良い味だ。

というところで、控えめに1軒目は終了。



会社の終業時間過ぎになったが、店主が「今日はお客さん来ないかな」と言っていた。どうも新潟も景気は良くなさそうである。
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なぜか新潟2(2)日本美術院

2020-09-12 15:10:55 | 美術・アート
新潟駅に到着し、ホテルのチェックインには少し時間が早いので、先にこちらに行っておこう。



■敦井美術館「日本美術院の巨匠展」。新潟駅前から極めて近い美術館である。会期が今日までだったので、滑り込みだった。
横山大観「黄昏−夏日四題の内」:夏の緑が画面の半分を占めている、大観にしては珍しい作品のように思う。
横山大観「曳舟」:指先くらいの人物が舟を引く、繊細な作品。
横山大観「金魚」:ほぼ真っ白な地に2匹の金魚が描かれている。

永楽善五郎「仁清写 黒団扇 茶盌」:派手な仁清写がなかなか。
佐藤朝山「木彫 早春(とかげ)」:枯れた細竹と一体になり、ツルッと、そしてシュッとした赤い縞のトカゲが素晴らしい。

ここを見終わってから、道に迷いつつ汗をかいてホテルに到着。



今回は私がボロクソに貶していた「GoToキャンペーン」のおかげで、宿泊料がかなり安い。貶すなら使うなよという意見もあろうかと思うが、いつも出張の時に使っているサイトでホテルを予約すると、自然にキャンペーンの案内が出てくるのだよなあ。まあ、その分、こちらでお金を落としていくことにするか。


→部屋は思ったほど広くはなかった。
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なぜか新潟2(1)プロペラ

2020-09-12 14:30:01 | 食べ歩き
私の今年の夏休みがやってきた。例年であればかなり前から周到に旅程の調査をするのだが、今年はどうもそういう雰囲気ではなかった。しかしながら、休みは結構な長期間になり(11連休)、昨年の出張地獄でしこたまマイルが溜まっているでは無いか。

ということで、やはりどこかには行かねばなるまい。しかしながら、現在の雰囲気では東京・関西圏・名古屋・福岡に行くのは軽率に思われる。そうなると自ずと行くところは限られ、一度行ったことがあるが、ぜひもういちど行きたいとおもっていた新潟に行くことにしたのである。

金曜日に仕事を終えてその翌日、私は軽い興奮とともに6時前に目が覚めた。その後、もろもろの用事を足し、体調に問題の無いことを確認して9時半頃に家をでた。そして、昨年度の出張時にいつも乗ったバス停からバスに乗り、JR琴似駅へと向かう。





JR琴似駅からはエアポートに乗り(幸い余裕で座ることができた)、新千歳空港に到着。久々の空港なのと、飛行機の時間からしてここで昼食を取るべく、少し早く行くことにしたのである。機内搭乗のための検査を行うが、飛行機に乗るのが久しぶりのせいか、デジタルカメラが引っかかってしまい、バタバタする。

何とか検査を通り抜け、これまた久しぶりのラウンジへ。サッポロクラシックビールグラスに注ぎ、検査前に購入したイバラガニのバラちらしで昼食を取る。昼からビールを飲むことになったが、これは酒が飲みたいというよりは、夏休みに入ったシンボルとして飲んでいるのである(と、いつも訳のわからないことを思う)。



バラちらしは予想どおり上げ底で量が少なかったが、味はなかなか良かった。出張時の朝食よりは高いものを食べたが、私は安上がりな男なのである。また、夜のことを考えると、そんなにボリュームもない方が良い。


→なぜ蓋を取ってから撮影しなかったのか。

昼食を食べ終わり、スーパーニッカのソーダ割りを飲んでから、普段と違うフロアの乗り場に向かい、飛行機まで運んでくれるバスに乗り込む。新潟だけに、端っこの方の乗り場から移動するのである。





さらに、飛行機は久々のプロペラ機であった。確か前回新潟に行った時はジェット機だったような気がするが、移動する人数が少ないせいなのだろうか。しかし、予約の時点では空きシートがほとんどなかったが、機内に入ってみると空き席があり、隣に人のいない場所に座ることができた(ラッキー!)。



興奮して朝早く起きすぎたので、離陸後は約50分ほど寝てしまい、目が覚めてから機内サービスのお茶を飲む。




→信濃川の河口だと思う。

そして予定より10分遅れで新潟空港に到着する。空港では飛行機から降りて滑走路を歩いてターミナルビルに向かうのだが、一番先頭で降りた私は、珍しく案内係の女性に「いやー、思った以上に暑いですね」などと話をしながら移動をした。今日の新潟の気温は30度、そしてやはり湿度がかなり高いのだ。


→空港はガラガラ。

飛行機は10分遅れだったが、空港がこぢんまりとしているので急いでバスターミナルに向かうと当初予定していたリムジンバスに乗ることができた。13:50のバスに乗り、14:20頃に新潟駅に到着する。




→新潟駅は大工事中であった。この万代口駅舎が無くなるらしい。
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20200912最近読んだ本

2020-09-12 08:53:30 | 読書
■「ヴァジェンダへの旅立ち ペリーローダン624」フランシス、エーヴェルス

■「宙の地図 上下」フェリクス・J・パルマ
「宇宙戦争」「タイムマシン」をモチーフに、H・G・ウェルズが異星人の侵略に立ち向かうお話。ゴシック&奇怪な味わいがする。

以下、図書館の5冊。
■「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」ジェーン・スー
性別からちょっと距離を置くタイプのエッセイは女性特有のものだろうか。男性でもあったっけ?

■「子どものいない人生の歩き方」くどうみやこ

■「かしこい長男愚かな長男」轡田隆史

■「なぜ夫は何もしないのかなぜ妻は理由もなく怒るのか」高草木陽光

■「王子様を40歳まで待ってみた」催馬楽つゆ子

以上、特に人生に悩んでいるわけではない。たまたま図書館のこの辺のコーナーに到達しただけである。
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