さて、2軒目を目指して歩こう。まだまだ明るい初夏の北海道。観光の人はほとんどいない気がする。

→しまった、前の記事と同じ写真を使ってしまった。まあ、いいか。
途中にあった食堂兼飲み屋のような店。北海道ではこういう店は珍しいのだよな。かなり入りたかったが、今のご時世、避けておく。
藤丸百貨店のそばまで来て、秋田の郷土料理を出すと思われる店「A」へ。非常に印象的な店構えなので、以前から知ってはいたのだが、なかなか帯広で秋田料理って気にもならないよね。今日は他の店が閉まっていたのと、山菜料理が名物のようなので、それを求めて入店。そろそろ山菜が好きなお年頃になってきたのだよね。
カウンター手前に2人組がいたので、一番奥の席へ。飲み物は樽薫るハイボール(キリンのオークマスター樽薫るというのを使っているのね)、通しは蕨(わらび)。おお、これはいい。私、蕨は好物なんだよね。
店の大将に「山菜は何がありますか」と聞くと、「もう、かなり終わっちゃってて…」との発言。「しどけの醤油漬けならあるよ」ということで、聞いたこともない、しどけ(正式名称:モミジガサ)とやらを注文。
ほう、葉っぱと茎の部分が混じって出てきた。醤油漬けといっても、がっちり漬け込んだ感じはなく、生の山菜の風味も感じられる。割とあっさりとした癖のない感じで、食べているとほろ苦さが出てくる味わいで、これは初心者向けにも良いのではなかろうか。
さて、あまり山菜がないということなので、もう一つの名物らしい「天然きのこ」というのに着目して、天然きのこの玉子とじを注文する。酒は阿櫻という秋田の酒を注文。ここは秋田攻めでしょう。
きのこは何種類か入っているようで、ふんわり卵でとじた味は期待通り。しかし、玉ねぎがちょっと硬めのまま入っており、これが気になった。きのこを生かすなら、クタクタになるまで煮た方がいい気もするが、そうなると甘さが出過ぎるのかな。
というところで、結構酒を飲み、食べるのも食べたので終了。この店、数人のグループ客がいてちょっと驚いたが(店はお堅いが、客はのんきだね。まあ札幌に比べると感染者が少ないからなあ)、それでも早い時間に帰って行った。

→この外観はちょっと目立つでしょ。見づらいけど、なまはげの面も飾ってある。
外に出ると、まだまだ明るい。
でもホテルに帰ることにする。
コンビニに立ち寄り、夜食を購入。シャワーを浴びた後に一杯やる。
〆のデザート(オレンジムース)も食べてしまった。
そして、21時半ころ(だと思う)に撃沈。