散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

20210612最近読んだ本

2021-06-12 23:18:12 | 読書
■「宇宙のランデブー3 上下」アーサー・C・クラーク、ジェントリー・リー
再読。

■「遥かなる地球の歌」アーサー・C・クラーク
再読。

■「カルタン人の葛藤 ペリーローダン642」エーヴェルス、マール

■「立ち上がれ、何度でも」行成薫

■「烈海王は異世界転生しても一向にかまわんツッ2」板垣恵介、猪原賽、陸井栄史

■「神様の罠」辻村深月、他
ミステリ好きとしては、やはり有栖川か。

■「美術の経済」小川敦生

■「M.G.H.楽園の鏡像」三雲岳斗
15年以上前の作品ながら、あまり古びて見えない科学技術の描写である。
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訳あって帯広(4)山菜

2021-06-12 21:33:10 | 飲み歩き・北海道内
さて、2軒目を目指して歩こう。まだまだ明るい初夏の北海道。観光の人はほとんどいない気がする。


→しまった、前の記事と同じ写真を使ってしまった。まあ、いいか。

途中にあった食堂兼飲み屋のような店。北海道ではこういう店は珍しいのだよな。かなり入りたかったが、今のご時世、避けておく。



藤丸百貨店のそばまで来て、秋田の郷土料理を出すと思われる店「A」へ。非常に印象的な店構えなので、以前から知ってはいたのだが、なかなか帯広で秋田料理って気にもならないよね。今日は他の店が閉まっていたのと、山菜料理が名物のようなので、それを求めて入店。そろそろ山菜が好きなお年頃になってきたのだよね。

カウンター手前に2人組がいたので、一番奥の席へ。飲み物は樽薫るハイボール(キリンのオークマスター樽薫るというのを使っているのね)、通しは蕨(わらび)。おお、これはいい。私、蕨は好物なんだよね。



店の大将に「山菜は何がありますか」と聞くと、「もう、かなり終わっちゃってて…」との発言。「しどけの醤油漬けならあるよ」ということで、聞いたこともない、しどけ(正式名称:モミジガサ)とやらを注文。



ほう、葉っぱと茎の部分が混じって出てきた。醤油漬けといっても、がっちり漬け込んだ感じはなく、生の山菜の風味も感じられる。割とあっさりとした癖のない感じで、食べているとほろ苦さが出てくる味わいで、これは初心者向けにも良いのではなかろうか。

さて、あまり山菜がないということなので、もう一つの名物らしい「天然きのこ」というのに着目して、天然きのこの玉子とじを注文する。酒は阿櫻という秋田の酒を注文。ここは秋田攻めでしょう。



きのこは何種類か入っているようで、ふんわり卵でとじた味は期待通り。しかし、玉ねぎがちょっと硬めのまま入っており、これが気になった。きのこを生かすなら、クタクタになるまで煮た方がいい気もするが、そうなると甘さが出過ぎるのかな。

というところで、結構酒を飲み、食べるのも食べたので終了。この店、数人のグループ客がいてちょっと驚いたが(店はお堅いが、客はのんきだね。まあ札幌に比べると感染者が少ないからなあ)、それでも早い時間に帰って行った。


→この外観はちょっと目立つでしょ。見づらいけど、なまはげの面も飾ってある。

外に出ると、まだまだ明るい。



でもホテルに帰ることにする。



コンビニに立ち寄り、夜食を購入。シャワーを浴びた後に一杯やる。



〆のデザート(オレンジムース)も食べてしまった。



そして、21時半ころ(だと思う)に撃沈。
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訳あって帯広(3)天ぷら他

2021-06-12 18:00:46 | 飲み歩き・北海道内
さて、1軒目。帯広の飲み屋さんは開いていないところも多い。そして、私は明らかに地元の人っぽくない服装をしているので、地元中心で商売をしている店からすると、存在が気になるだろう。ということで、無難な選択をすることになり、天ぷらの「HT」へ。

ここは天ぷらメインだが、豚丼もかなり有名。一般的な日本料理は一通りありそうな感じの店である。先客は1組しかいないようで、私はかなり余裕のあるカウンター席へ。普段は5席程度作れそうだが、今は3席分しか取っていないのだ。

まずはグラスビールでのどを潤しながらメニューを眺めて、昔は無かった「三代目のおすすめセット」を注文する。酒のつまみには持ってこいの感じだ。



まずは揚げたての天ぷらから手を付けよう。海老、舞茸、ナス、しし唐、白魚の5品。一気にビールを飲みほしてしまっていたので、福司生貯蔵酒を注文。日本酒を少しずつのみ、それに合わせる天ぷらも良い。



特に白魚のかき揚げなんて、なかなか食べることが無いから嬉しいよね(一番下にあるので、写真では見えない)



セットの刺身はマグロ、ホタテ、小さ目のボタンエビかな。マグロはなかなか悪くない。ボタンエビの鮮度も良好。そして一番いいのは帆立だな。単品注文だと結構な値段なので、やはりこの品は非常にお得である。



そして、焼豚が2切れ。これはチャーシューではなく、いわゆる豚丼の頭である。ここは天ぷらの店であるが、豚丼にも定評があるので、ちょっと食べたいと思っていた。甘ったるさのないタレで焼かれているので、つまみに良いのである。

さて、この後どうするか。もう少し注文する余裕はあったが、最近、外飲みに出ていないので、違う店にも行って見たい。ということで、ここで勘定をしてもらうことにした。支払いのときに、「三代目」らしき人に「ちょこちょこいろいろつまめるセットだったので、良かったです」と話をして、店を出る。めったに話をしない私なのだが、最近は少しでも嬉しい感情をお店の人に伝えようとしているのだな。



まだ明るい中、ちょっと歩きましょうか。

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訳あって帯広(2)街中&ホテル

2021-06-12 17:05:35 | 旅日記
チェックインの時間前に到着してしまったので、夜に備えて帯広の街を視察する。まず、基本的に人が歩いていない。

デンジャラスな野獣も休業中。



居酒屋はもちろん、酒を出さない店でも休業は多かった。



これは多分、もともと廃ビルだろう。



好印象だったので、この炉端の店が開いていればと思ったが、休業中。ちなみにバーもランチ営業をしている所はあったが、おおむね全部休業。



えっ「北の屋台」全店休業かい。



もう一つの屋台街は営業している店もあるようだった。どっちを選んでも大変だな。



帯広は農村・酪農地帯だけあって、そんなに飲み屋街がやらかしている雰囲気はない。そんな街でも「昼飲み」を始めざるを得ない。帯広でここまで昼飲みをうたった店は初めて見たかもしれない。あ、ちなみに現在の帯広は19時まで酒類提供、20時閉店が基本のようである。



可愛いパン屋さんの看板。



そして15時になり、やっとホテルにチェックイン。



割と古いホテルだというのは予約した時から分かっていたが、お茶とともにこんなお茶菓子が置いてあった。なんだか、アットホームでいいホテルじゃないか。私が子供の頃にサッポロポテトとバーべQあじが発売された。サッポロポテトも美味しいのだが、バーべQあじがいわゆるジャンクな感じで、子供心に「う、美味しい」と思ったものである。



本を読みながらしばし休憩。17時になったので、ホテルの玄関にある菊花石をみながら、街に向けて出発(といっても繁華街まで5分くらい)。

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訳あって帯広(1)駅弁

2021-06-12 14:20:28 | 食べ歩き
大体、移動している人にはそれなりの理由があるのだと思うけれども、私にも理由があって今日は帯広へと向かう。余裕があれば、ギャラリーを見てからとも思ったが、土日開いていないところも多く、気力がもう一つわかなかった。本屋さんで本を1冊購入してから札幌駅へ。

少し余裕があるのであちこち見渡すと、こんなコーナーがあった。札幌駅アイヌ文化情報発信コーナー「Paye=an ro パイェアン ロ」(なるべく表記通りに)。言葉の意味はアイヌ語で「行きましょう」ということで、北海道各地のアイヌ文化展示があるところが紹介されている。25か所中、私が行ったことがあるのは6か所かな。



ちょっとした展示コーナーもある。



藤戸竹喜「オオカミ」。



貝澤守「イタ」。盆や皿、椀などは北海道ではイタ、ニマと呼ばれることが多いそう。日本語と入り混じったのだろうか。



貝澤雪子「アットゥシ」。



堀悦子「花ござ」。敷物としてだけではなく、寝具や天幕代わりにも使われたとか。



この展示だが、目立たない場所にあるのと、ただでさえ人が少ないために気がつく人は少なそうだな。この後、買い物をしてから特急おおぞらに乗り込む。まずは社内誌を読みながら、お茶で一服。



今日の混雑度合いは、横2席に1人いるかどうか。席数の30~40%程度の人数であろう。



新札幌駅を過ぎたところで(過ぎないと気分がでない)、購入しておいた駅弁・海鮮えぞ賞味を出す。



ちょっと揺れの大きい列車の中で、弁当を食べる。カニゾーン、ホタテゾーン、鮭・イクラゾーン、ウニゾーンと食べ進む。美味いと思うが、量は少な目だな。まあ、夜のことがあるから、軽めで良しとしよう。


→せっかく昆布が北海道の形に切り抜かれているのだが、食べるまで気がつかなかった。

この後、読書をして、しばしウトウトして、帯広到着。雨上がりのせいか、ちょっと湿度が高いような気がする。

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