散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

旭川は焼鳥の街

2020-07-25 17:43:34 | 飲み歩き・北海道内
正確には、旭川は「新子焼」の街なのかもしれないが、まあ、焼鳥も必ずあるので良しとしよう。ふらり~とという飲み屋街に行き、お気に入りの店をのぞき込んだところ、空席が無いとのこと。うーむ、人の間を大きく取っているようなので、入れる人数が少なくなっているようだ。こればかりは仕方があるまい。「席が空いたらお電話しますが」という声もかかったが、飲む気満々の私は、すぐそばにあるやき鳥「Y」へ。

暑さに耐えかねて生ビールと通しのお新香でスタート。



あっさりした「かしわ」を注文。ここ、味といい、雰囲気といい文句ないのだが、焼物が4本セットというのがなあ。



あっさりしたタレの味、鳥は少しレアな仕上げのよう。朝食・昼食共に貧弱で、腹が減っていたので、バクバク食べる。続いて、日本酒を冷や(常温)でもらい、旭川らしい「とりもつ」を注文。



これはレバ、ハツ、良く分からない部位が混ざってさしてあり、食べ応えがなかなかある。

というところで第一弾は終了。もう1種類頼むと、12本食べることになるから、先が続かないよね。



誰かと一緒に行けば良いのかもしれないが、それはそれで面倒なので、そうしないのである。
コメント

急ぐと暑いくらい

2020-07-25 16:56:41 | 美術・アート
岩見沢から旭川駅に到着。やっと夏らしい天候になってきた。



西武デパートの前にあった多田美波「座標」の辺りは、すべて工事現場になっていて、どうもこうも全く何もない。



時間があまり無いので早足で目的地に向かうと、汗ばんできた。何とか16時ちょうど位に旭川美術館到着。



■旭川美術館「京都国立近代美術館所蔵品展 京の美術-洋画、日本画、工芸」。
里見勝蔵「渓谷の春」:いつものことながら、あまりにヴラマンク調で笑いそうになる。
須田国太郎「修理師」:工作室らしきところで木工具をもつ、ゴツイおやっさん。

洋画はこのほか浅井忠、鹿子木孟郎、向井潤吉、津田青楓、梅原龍三郎、安井曽太郎辺りが有名どころか。

都路華香「良夜」:川を渡る橋が、さざなみにつられるかのように波打って描かれている。川面の白さが月の光を上手く表現している。
伊藤草白「島」:ピンクの山肌と綿毛のような樹木で、ふんわりした風景画。
竹内栖鳳「秋興」:鴨のふわふわ感がスゴイ。

上村松園「舞支度」:踊りと鼓を担当している人はキリッと、奥に控えている娘は少し気が緩んでいるのか「ウフフ」な感じで微笑んでいる。
甲斐庄楠音「幻覚」:2年前に北海道立近代美術館で見ているようだ。幻覚を見ながら踊る手と足の表現も凄いが、炎のようにも見える赤い衣が強烈だ。ある種「炎舞」を思わせるようなところもある。
不染鉄「廃船」:これは2年前に松涛美術館で見ている。周りの建物に比べて、はるかに大きな船。このまま打ち捨てられるのだろうか。

広田多津「想」:上から見下ろす女性の誇り高き裸体。

日本画はこの他に小野竹喬、土田麦僊、村上華岳、富岡鉄斎、菊池契月、堂本印象、福田平八郎、徳岡神泉あたりが有名どころであろうか。工芸は北大路魯山人、河井寛次郎、富本憲吉が各1点ずつ出品されている。

一応、一回りしてから気になる作品を再度見るくらいの時間はあったが、もう少しゆったりした気持ちで見るべきだったか。なお、観覧者は5~6人というところで、距離を取りつつ、ゆったり見ることができた。



■旭川美術館「旭川ゆかりのアーティスト」。
神田一明「窓のある室内」:写真撮影が可能だったので、パッと目についたものを数点お見せしたい。



末武英一「Blue Silhouette 89-0592」(左)、「残像-道」(右)。



山谷圭司「一本足の直方体」:可愛げがある。



さて、そろそろ夜の街に行きますか。
コメント

北に行くほどいい天気

2020-07-25 14:42:15 | 美術・アート
苫小牧から北に向けて移動。朝食がおにぎり1個だったため、早くも腹が減って来て、サンドイッチを食べる。



朝、昼共に貧弱な食事なので、夜は少し豪勢にしようではないか。しばらくして、白石で乗り換え。天気が良くなってきたが、風が涼しい。



白石から岩見沢に到着。ここで40分くらい時間があるので、一旦、途中下車だ。岩見沢駅前で気になっていた彫刻、朝倉響子「友だち」はこんな状態になってしまっていた。これでは「友だち(跡)」ではあるまいか。修理する気が無いのか、作家がお亡くなりになっているためなすすべがないのか…。



■北海道教育大学岩見沢校BOX[i-BOX]「因幡玲菜個展 冬凛ふうりん」。BCS(Back Country Ski)という、いわゆるゲレンデコースでないところを滑るスキーに関する写真・映像の展覧会。イメージとしては「勝手に滑って遭難」というのがすぐ浮かんでしまうが、当然のことながら準備とさまざまな安全対策(ビーコンも持っている)の上で行われるものなのだそうだ。



■岩見沢駅「いわみざわ駅。写真展 線路はつづくよ・・・」。「いわみざわ駅。」というグループによる、JR北海道、岩見沢駅応援の写真展。



時間が来たので、岩見沢駅から、北に向かう。



さすがにこの辺になると、乗っている人もごくわずかである。



素晴らしい天気になってきたな。こういう天気を想定していたのだ。


(列車の窓ごしに撮影)
コメント

南に行くほど寒い

2020-07-25 11:12:52 | 美術・アート
4連休の3日目。ちょっとだけでもどこかに行きたい。ということで、久々に札幌を離れることにした。

朝6時に起きて、さえない天気の中、7:11のバスに乗る。



空でやって来たバスに、私と共に2名が乗車。約10分で、久々のJR琴似駅だ。



昨年はここからエアポートで新千歳空港に行くことが非常に多かったのだが、今日は苫小牧行きの普通列車に乗り込む。琴似から上野幌附近まではそれなりに人が乗っていて、ある程度の乗車率である。

うっかりロングシート車両に乗っていたのだが、空いてきたところで、クロスシート車両に移動する。大したところに行かなくても、やはりクロスシートの方が旅情があるではないか。また、朝食に買っておいたおにぎりを食べたいというのもあった(ロングシートではさすがに食べにくい)。



ということで、9時過ぎに苫小牧到着。しかし、予想外だったことに、小雨が降っているのだ。



後で雨雲レーダーを見ると、苫小牧周辺だけ雨が降っているようだった。おまけにおそらく気温は20度に達しておらず、少々涼しい。傘を持ってこなかったので、濡れていくのは危険だと判断し、タクシーに乗る(ああ、私も根性が無くなったものよ)。目的地はここだ。



■苫小牧市美術博物館「生誕100年 ロボットと芸術~越境するヒューマノイド」。開館の9時半には少し早かったかもしれないが、速やかに入場させていただいた。私が帰る頃に1家族が来ていたが、それまでには他の観覧者はおらず、実に気分のいい状況である。

さて、この展覧会だが、カレル・チャペック「R.U.R」(ロボットという言葉が初めて使われた戯曲)が1920年に出版されたので、それから数えてロボット「生誕100年」という事らしい。ロボットの誕生から自動機械の発展、美術におけるロボット(メカ)、キャラクターとしてのロボット、ロボティクスの現在というテーマで展示がされていた。

室蘭工業大学「LEGO EV3 自動消毒液噴射ロボット」:普通の消毒液ボトルもあったのだが、センサーが手を検知して自動で噴霧するロボット(人型ではない装置)が入り口に設置されていた。
相澤次郎「ガイドロボット「一郎」君」:1959年製作の身長2mはありそうなロボット(多分、動く機能は無し)。少し塗装が落ちつつも、真っ赤な体は立派である。
伊藤隆介「Realistic Vertuality(M is for Marthing)」:歩くロボットと歩く女性(写真をパラパラマンガ状に写したもの)を重ね合わせたメカ&映像作品。となりで展示されている「メトロポリス」のロボットに近い形をしている。

津田光太郎「PLEASE GO FORWARD」:工事現場のようなところの通路をロボットやアンドロイド、人が歩いている。工事現場の中には破棄された機械が沢山あり、もしかして歩いている者たちは処刑場へと向かっているのかもしれない。
矢部友衛「裸婦」:油彩作品だが、確かにキュビスムとロボット的なものは近しい感じがする。
カンディンスキー「オレンジ」:確かにカンディンスキーの作品は音楽的なものと同時に、規則正しいメカニックな雰囲気がある。

中村宏「似而非機械」:ぬめるようなセーラー服を着た少女。顔の部分は奇怪な彫刻のようになっている。ロボットを意識を持った道具と考えると、フェティッシュな要素というのはかなりあるのではないかと気づかせる作品。
杉本博司「英王室/The Royal Family≪蝋人形≫より」:蝋人形≒ロボットであるが、さらに「王室」という長年続く象徴性がロボット感を出しているように思える。
西尾康之「Traces of legs」:観覧者が通りかかるとセンサーが検知して、ブーツを履いた女性のものらしき足が動き出すもの。横には沢山のブーツがあり、これまたフェティッシュな要素が強く感じられる。

「1970年代玩具」:変身サイボーグ、ミクロマンが並べられており、しばし見入る。
大森記詩「Training Day-Patchwork Super Robot-」:プラモデルのパーツを合わせて、キングジョー(ウルトラセブンに登場)の形を作ったもの。ぜひウインダム、ユートム、アイアンロックス、恐竜戦車、にせウルトラセブンも作って欲しい。
北海道大学情報科学研究院HCI研究室「2体のロボットによる共同注意」:ロボットが「僕はネコが好き」「僕は嫌い」と語り合っている所に人間が通りかかると、一瞬、ロボットは人間を認識するものの、何も言わない人間を無視して、やがてロボット同士の対話に戻ってしまうというシニカルな映像作品。

なかなか興味深い展覧会であった。

■苫小牧市美術博物館「中庭展示 Vol.14 艾沢詳子 Weathering-風化-」。今日は雨が降っていたので、濡れそぼつパーツが少し寂しい感じ。しかしこれも「風化」のプロセスの一つであろうか。



実はもう一点、室内の暗くした部屋に「Pray-祈りー」という作品があり、こちらの方が印象的であった(写真は無しね)。

時間があったので、近くのサンドーム(熱帯植物館のようなものかと思っていたら、意外と涼しい)に行ってみたりするが、ついに諦めてタクシーを呼ぶ。


→北海道人が見て喜ぶという竹林(本当か?)。

苫小牧駅に戻り、北方向へ移動する。
コメント

20200723最近読んだ本

2020-07-23 23:11:58 | 読書
■「倒れるときは前のめり」有川ひろ

■「お酒の経済学」都留康
お酒の一通りのジャンルを一望できる。自分の中で印象が強いのは、スーパードライブーム(可能な限り、スーパードライは飲まない)、酎ハイブームかな。

■「かながわ定食紀行おかわり!」今柊二
神奈川県のローカル本だが、全6巻中、どうしても見つからなかった2巻がやっと入手できた。もちろん、出版社在庫なしだし、東京に行ったときに八重洲ブックセンターなど、大きめの本屋さんもチェックしたが売っていなかったものだ。実に嬉しい。

以下、図書館の5冊。
■「オブ・ラ・ディ オブ・ラ・ダ」小路幸也

■「レディ・マドンナ」小路幸也

■「フロム・ミー・トウ・ユー」小路幸也
とりあえず、シリーズ8作目まで読んだ。

■「君を一人にしないための歌」佐藤青南

■「屑の刃」麻見和史
話を盛り込みすぎではないかと思ったが、するっと読めた。
コメント

少し引いた連休初日(2)

2020-07-23 19:41:28 | 飲み歩き・琴似界隈
2軒目は琴似と言ったらここに限る、バー「D」へ。おや、さっきの店で一人飲みしていたお姉さんが来ているようだ。これ幸いと声をかけたりする趣味が全くないので、カウンター席の逆サイドに座り、1杯目はブラックニッカ・メモリアル・スペシャルブレンドのソーダ割りだ。



先月、ストレートで味見をしてなかなか良いなと思っていたのだが、ソーダ割りにしてもしっかりしたウイスキーの味わいが感じられる。

2杯目は積丹で作っているジンということで、応援せねばなるまい、火の帆・KIBOUをストレートで。何となくほろ苦い植物の香りは、蕗の薹かと思ったら、ホップなのだそうだ。ジンの香りづけにホップを使うという発想はあまり聞いたことが無いかも。



3杯目はどっちを先に飲もうか迷いつつ、トマーティンカスクストレングス12年SMWS。タイトルは「Cake or death!」と凄まじい。それは「Cake」でお願いしますと言いたいところだ。



味わいは確かにお菓子を思わせるところもある濃厚かつ甘い味。これで脳が十分満足したところなのだが、もう一つ飲もうと思っていた、インチマリンカスクストレングス15年SMWSをついつい注文。



タイトルは「A little glass of fascination(魅力的な一杯)」ということだが、トマーティンの方がパンチがあって、最初のうちは味が良く分からない。飲む順番が逆だったかなあ? と思いつつ、少し時間をかけていたら、何となく鄙びた、地味な味わいが分かってきた。

というところで、酔っぱらって帰宅。今日は早く寝よう。
コメント

少し引いた連休初日(1)

2020-07-23 18:22:12 | 飲み歩き・琴似界隈
私は過剰に感染症を恐れるものではないが、リスクを低減したいのは無論の事である。札幌の陽性者数は、その数字だけを信じるのであれば全く取るに足らないものだが、どの程度検査が行きわたっているのか、希望者は速やかに検査を受けられるのか、特定層を検査しているのか、など数多くの疑問点があり、そのまま受け取るわけには行かないところがある。

キャバクラには生まれてこの方一度も行ったことのない私だが(←本当です! と力説)、今日はすすきのを回避して、琴似方面で飲むことにした。むろんこれだって、隣にいる人がどこから来た人だか素性が分からないので、さほど意味のある行為ではないのだが。

ということで、先日、昼食を食べたら大変感じの良かった「KS」へ。開店直後にもかかわらず、すでに2組5名の客がおり、ちょっと驚く。私は壁に向かったカウンター席に座り、まずはシークワサーサワーでスタート。通しは高野豆腐のシソ揚げだそうだ。



壁にはなかなかダイナミックな画が描かれている。



ここのお姉さん方はかなり動きの良い人たちだが、注文はさらにタッチパネル方式なのである。人を呼び止めなくても注文ができ、的確に注文が伝わっているようなので(復唱する声が聞こえる)、ストレスが無い。



まずはあらかじめ決めておいた本日のお惣菜3点を注文。どうやら料理を盛り付けてあるところから選択できる方式らしい。私は鶏つくね(ズッキーニ添え)、焼き魚(ヒラスと言っていたか? 西京焼のような味付け)、ホタテじゃが(肉じゃがのホタテ版)の三点を選んだ。他にはひじき煮、麻婆豆腐、稲荷寿司などがあったように思う。



それなりに量があり味がしっかりと分かる。印象的だったのはホタテじゃがで、肉じゃがの頭で食べると、想像以上にホタテの味がして、ちょっと驚きがある。じゃがいもの部分だけを食べても、かなりのホタテ味なのだ。

次はやはり刺身だろうか。1人前1000円というのがあるのだが、更に0.5人前580円というのがあったので、そちらにしてみよう。この店は料理のハーフがふんだんにあるのも特筆すべきところで、一人客としては嬉しい限りだ。単身赴任者を客として想定しているのかな?



刺身は松川カレイ、ホッキ、本マグロの3品。白身、貝、赤身の取り合わせがいい。これは酒しかないだろうと紀土夏ノ疾風を注文。



白身の味わいはスッキリした酒に合うし、ホッキは本体、ひも、貝柱とそれぞれの部位が楽しめる。マグロは筋が多いところだったが(価格を考えて選んでいるんだと思う)、その隙間の脂と身の美味さははっきりとわかるよ。

刺身の量を少し控えたので(1000円の方は種類が増えるのかな? だったら次回は頼みたいな)、もう一品、豚バラ焼き(ハーフ)を注文する。これがしばらく時間がかかり、どうなったかと思った頃に到着。芋焼酎のソーダ割りを合わせる。



この店は豚肉に自信ありとのことだが、肉だけではなく脂身も美味いし、山わさびのソースがまたいいね。というところで、大体腹が一杯になってきた。量少な目でも、これくらいしか食べられないのだなあ。



昼も良いが、夜の飲みにも良い店だったということを確認して、次の店へ。
コメント

20200723ギャラリー巡り

2020-07-23 16:20:35 | 美術・アート
本日は三岸→資料館→オマージュ→三越→ARTスペース201→道新→大丸→エルプラザ→ミヤシタの9か所(今日も2ケタに乗らぬ)。

■三岸好太郎美術館「節子がつづる好太郎」。展示はさほど変わりがないが、節子の著書「修羅の花」などで語った言葉が合わせて展示されている。
「檸檬持てる少女」:春陽会は当時人気があったらしく(第1回展覧会への出品作なので、どういう人気か分からないが)、数千点の中から選ばれたわずか45点に入った作品とのこと。しかし、当時はルソーが流行っていたらしく、三岸節子はあまり感心しなかったようである。
「赤い肩かけの婦人像」:これも好太郎が節子を描いたということで、画家夫婦のストーリーをいろいろ考えてしまうが、節子によると「私より彼の母に似ている」とのことで、あまり気にいってなかった感じが伺える。

三岸節子「三岸好太郎抄-断片」では、「彼の語る北海道への愛は、誰しも郷愁をそそる旅への誘いであった。北海道へ。北海道へ。そして私も海を渡った。」とある。当時の北海道は今に比べてはるかにロマンがあり、因習にとらわれないように見える地だったのかもしれない。そんな北海道の風景を2点。

三岸好太郎「大通教会」。



三岸好太郎「大通公園」。



三岸節子の作品は版画2点と、著書、本の装丁などが展示されていた。



久々に知事公館の庭を抜けて、大通方面へ。



■ギャラリー・オマージュ「みずいらずの水」。それぞれ個性のある3人展。
仲村うてな「佇む」:左折の道路標識を描いた、シンプルな日本画。スナップ写真的で、身近なものを題材にした他の作品も興味深い。

■札幌エルプラザ「1903年夏の平取」。ロシアの調査団、B・ピウスツキら3名が北海道アイヌの調査を行った結果を展示したもの。二風谷アイヌ文化博物館の移動展示ということで、札幌での展示が行われた。非常に貴重な資料であるが、アイヌ語の音声を録音した蝋管はどこに行ったのか不明らしい。かなりの数があったらしいので、それが出てきてアイヌ文化のことが少しでも分かるようになれば良いと思う。

2階には、北海道の生物展示コーナーがあった。子供たちが来館していたようだが、広く札幌市民にこういうものがあることは伝わっているのかな?

 

■札幌エルプラザ「大人の楽しい作品展」。フォト川柳、絵手紙川柳、木版画と川柳など、グループによる展示。図書コーナーで休憩しようと思ったら、椅子などはすべて片づけられており、滞留できないみたいだ。そんな中、齊藤哲夫の北海道風景を描いた版画は、明快な色彩と迫力のあるとらえ方で、素直な良い作品だと思った。

■ギャラリーミヤシタ「MARI FUJITA Exhibition 2020」。印象的な良い作品だったが、展覧会のDMの印象そのままの所もあり、もう少し秘密めかしておいて欲しかったように思う。

この後、琴似に移動。
コメント

なぜなら食べるものが美味いから

2020-07-23 13:29:14 | 食べ歩き
本日はギャラリー巡りの途中で昼食を取ることになった。三岸好太郎美術館を出て、候補として想定していた中華料理店、蕎麦屋などがオープンしておらず、そのまま街中へ。連休ではあるが、客足があまり伸びないとの予想で、開けていない店が多いのだろうか。

まあ、新型肺炎対策は事実上何もしていない上に、感染拡大を狙う(GoToキャンペーン)悪の組織としか思えない政府がすべて悪いのだろう。おまけに「今、キャンペーンは観光産業のために必要だった。反対する人は分かってない」とか言い出す、売文屋まで飛び出してくるんだから、驚きだよな。観光業を支援するなら、いかがわしい仕組みを作らないで(もっとも、作らないと中抜きできないのだが)、もっと直接的に支援しろよ。いや、その前に、きちんと新型肺炎対策を打ってからにしろよ、と思う訳だ。

話が全くそれてしまったが、いつもギャラリーを拝見させていただいているビストロカフェ「H」へ。お礼の意味もありつつ、実際ここの料理は美味いと思うのだ。店内は奥の方にグループ客がいたが、幸い手前は空いており、2人席に座ることになった。注文はキノコとソーセージのボローニア風ミートソースのランチにしよう。





パスタとサラダが同時に出てくるところだけ何とかして欲しかったが(サラダを前菜的に先に食べるべきではなかろうか)、やっぱり美味いよね。キノコはもちろん、ソーセージが予想より随分たっぷり入っていて、更にミートソースもたっぷりだ。

パスタを食べ終えて、残ったミートソースでバゲットの上にこんもり山ができるくらいの量があるのだ。気取らずに、ハバネロソースと粉チーズを出してくれるのも、味の変化をつけるには嬉しい。ドリンクも付けられるので、つい赤ワインを頼んでしまった(アルコールもプラス価格不要)。



もちろん、ちょうど展示をやっていたギャラリーも見る。今日のランチ、値段は4桁なのだが、十分それに見合う満足感があるね。
コメント

火曜日は小雨

2020-07-21 18:41:01 | 食べ歩き
今日は夕方になり雨が降ってきた。数分歩いて地下道へ。昨日と同じく、今日も本屋さんに立ち寄ってからカフェ「CC」へ。アイスコーヒーのトールサイズを注文する。



昨日のこの店はなかなか混雑していたのだが、今日は空いていてゆっくりできた。

この後、琴似に移動すると雨も上がっており、濡れずに帰宅する。夜は仕事ではない打ち合わせがあったのだが、意外に話がスムーズにまとまり、疲れずに済んで良かった。私の意見も効果があった。
コメント