散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

20210923ギャラリー巡り

2021-09-23 15:24:38 | 美術・アート
本日は近美→コンチネンタル→大丸→文学館→三越→さいとう→ARTスペース201の7か所。週末は用事があって出てこれないので、何とか今日の内に少しでもと思ったが、近美で疲れて大したことのない結果に終わった。

今日の天気予報が雨なのが信じられない。



■北海道立近代美術館「正倉院宝物 再現模造にみる天平の技」。
「漆槽箜篌」:アッシリア起源の23弦ハープ。こういうのを見ると、すごい宝物感がある。
「檜和琴」:本来は玳瑁貼り、螺鈿文様があるところを省略してあるらしい。全てがすべて、完璧に再現してあるというものでもない。
「螺鈿紫檀阮咸」:円形胴の琵琶で、これは螺鈿がビシッと入っている。展示物は大きく明治時代に復元されたものと、昭和(一部、平成)に復元したものに分かれるようだ。これは明治時代のもの。

「讃岐国調白絁」:いわゆる「租庸調」の「調」として納められた絹織物。この他、伊豫国、常陸国、丹後国、土佐国、阿波国、伊豆国の絹がある。
「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡」:銀製で実にカラフルな七宝が入った鏡。古い銅鏡のようなものをイメージしていると、あまりの立派さに驚く。
「青斑石鼈合子」:蛇紋岩を使ったというリアルスッポン像。背中に北斗七星の文様があるのも興味深い。

「雑帯第十二号」:糸をらせん状に巻くようにして文様を入れて作った布だと思われる。
「黒作大刀第十三号」:そりが無い直刀。刃の部分は黒々としており、一瞬、黒曜石のようにも見える。
「正倉院古文書正集第三十八巻」:702年に作られた筑前国嶋郡川辺里の戸籍(の写し)。日本人が戸籍に拘る一端であろうか。

「続修正倉院古文書第二十巻」:休暇の申請書を集めたもの。休暇取得の理由がなかなか面白くて、母の看病、腰痛辺りはまあ分かる。作業着の洗濯(独身だと自分でやるしかないよね)、氏神の祭祀(今も博多の山笠とか岸和田だんじり祭りとかはそうなの?)と微妙なものもあり、盗まれた家財の捜索に至っては、上司も「ホントかよ!」と突っ込んだのではあるまいか。





■北海道立近代美術館「日本近代の美術」。
和田英作「菜の花畠」:すっきりした気持ちの良い風景画。黄色が効果的。



戸張孤雁「御宿の浜」:のどかな風景に心なごむ。



岩橋英遠「明治」:1950年に描かれた作品なので、明治の終わりから40年弱というところ。すなわち現代から昭和のバブル期を思い起こして描いたような作品なのだろうか。



佐藤九二男「雪庭」:いくつか見たことが無い(と思われる)作品が出品されており、これもその一つ。嫌いじゃないよ、こういう作風。



ちょっと新鮮な気持ちになった。



■北海道立近代美術館「道銀芸術文化奨励賞受賞作家展」。他団体の受賞作に寄り掛かるのはどうか? という話はあるが、受賞作ではなくて新作が出品されていたりしたので、私としては少し嬉しい。あまり全部掲載するのもあれなので、印象深かった作品を3点ほど。

北口さつき「伝説の風景」:ここ2、3年スランプで全く絵が描けなかったという作家の2021年作品。



福井路可「風の音、明日の雨ー19.4-」:作品上に十字架を思わせる木の板を配置してきた作家だが、胸から下がここまで生々しい人間型になったのは初めて見たような気がする。



久野志乃「めぐる演劇、虫達の計画」:生命にあふれる世界、そしてこちらを向く女性。





歩いて西11丁目方面へ。札幌市教育文化会館小ホール前にある、国松登「北国」。いつもは人がいるので撮影できず、初めて撮ったような気がする。近くには寄れないので、映像はあまり良くない。



■コンチネンタルギャラリー「写真展 町景」。町の風景好きの私は見たかった展覧会。概ね札幌を写したもののようだが、見たことがありそうでどこだか分からない作品、条丁表示で場所が分かる作品といろいろである。「スナックとよひら」の窓に「お気軽にご利用下さい」とあって、「いや、そう気軽には入れんぞ」と思わされた写真が面白い。



札幌の街中に到着。天気が悪くなってきた。



中島公園駅から外に出たところで、少し雨が降ってきた。



■北海道立文学館「手島圭三郎の40年」。無料なので、それなりに子供連れの家族が観覧に来ている。今回は版木も多めに出品されており、特に一色刷りの版木は作品そのものに近く、精密かつ迫力があった。それから各国語に翻訳された絵本の展示もあり、英語、オランダ語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、カタロニア語、中国語、韓国語とすごいのである。



中島公園内にある朝倉文夫「木下成太郎先生像」。おっと、6年前に撮影していた。



少し紅葉が始まった池を回り込んで、ギャラリー創まで行ったら、次の展覧会は始まっていなかった。



■三越ギャラリー「木彫 仁吉展」。すべて撮影可能という太っ腹な展示。カエルの指の長さが面白い。



後ちょっと見て回ったところで、力尽きた。
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定番が帰ってきた

2021-09-23 12:39:47 | 飲み歩き・大通周辺
今日の昼食は禁酒強要中には大変ありがたい「S」である。北1条店が臨時休業して困っていたのだが、どうやら復活! 早速カウンター席に座り、これまで食べたことのないランチメニューを頼んだら、準備がないとのことだったので(休業明けだからか?)、生ちらしを注文。

後はだいたい同じなので、流していこう。はい、いつもの黒生。



生ちらし到着。



玉子焼きを1個残し、漬物と汁物(味噌汁)をつまみに、福司を飲む。



勘定をしてもらうときに、店の方と少し話をした。

私「いつも、酒が飲めてありがたいです」
店「この先どうなるのかしらね」
私「一応、緊急事態は解けると思いますけど、酒類制限はありそうですね」
店「そうなのねえ」

お店は大変だろうが、少し心が和んだ。
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病院へ

2021-09-22 15:26:14 | 日記
先日、「この件はいつか病院に行かなくては。いや、先延ばしもいい加減にしよう」と思っていたのだが、少し緩めの今週、スポッと時間が空いたので、近所の病院へ。こういう時、テレワークの威力が発揮されるね(仕事の方も時間単位で中抜けする制度がちゃんとある)。

やって来たのは耳鼻咽喉科。気になっていたのは、脳ドックでMRIをやったときに言われた「副鼻腔炎ですね」の一言。いや、その後も、いわゆる鼻がかみ切れない状態というのがしばらく続いているのである。死ぬことはないが、ずっと続くいやらしさなのだ。

待ち時間は10~15分ほどで、事前にいろいろ「どんな症状ですか?」と聞かれて診察室へ。まだるっこしいことは抜きにして、いきなり内視鏡&レントゲンの検査三昧から、すぐに結果が出て先生が説明してくれる。

曰く、「見た感じ大きな問題はありません。…かくかくしかじか…。後鼻漏の症状は加齢とともに多くなります」だそうだ。少なくとも、蓄膿などの重篤な症状はないそうで、結局「年」か。ということで、気休めの薬(飲むやつと噴霧するやつ)は出ると思っていたが、「鼻洗浄」を勧められた。ちなみにここの先生、説明が非常に丁寧で、こんなに時間をかけて大丈夫かと思うのであった(平日午後は空いているみたい)。

しかし、鼻洗浄って苦しくないのか? 看護師さんが説明してくれるので聞いてみたが、慣れないと大変なことになるケースも多いが、気に入って続ける人も多いそうだ。薬局に寄って調剤してもらい、家に帰ってから早速試してみた。

ぬるま湯に塩をとかし、専用の容器に入れて鼻から塩水を入れてみる。一瞬、プールで水を飲んだ時のような、鼻にツーンと来る間隔があるが、思ったほど苦しくない。左右両方の洗浄を終えると「なんか、これ良いんじゃない?」という気になった。

とりあえず懸案だった(2年くらい放置してしまった)副鼻腔炎の問題がほぼ片付き(何となく鼻がかみ切れない感というのは残っている)、ちょっとホッとする私なのであった。次はどこかのタイミングで歯医者さんだな。
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祝日のちょっと外出

2021-09-20 13:57:15 | 食べ歩き
とにかく平日は家に居っぱなしなので、休みの日くらいは外に出ようということで、昼頃外出。今日は日差しはきついが、日陰にいるときに風が吹くと、かなり涼しく感じられる。まずは新古書店に行き、次に切らしていたジンを購入してから昼食だ。

先日見ていたテレビ番組か何かの影響で、複数のカレーを色々混ぜて食べたくなり、インドカレーの「MD」へ。先客2名、テイクアウト待ちの人1名と、席には余裕がある。一番窓際の落ち着いた席に座り、チキン&野菜カレーセットを注文。標準でダルカレー(豆のカレー)が付くので、カレー3種類、さらにはヨーグルトも混ぜて食べることができるのだ。



テイクアウト客の後に注文の品が到着。ナンの下にヨーグルトと辛みソースが隠れている。以前はインディカ米が付くことが多かったのだが、今日は日本の米が添えられている。やはり客数が少ないせいなのだろうか。カレーには間違いなくインディカ米の方が良いのだが、今時分はしょうがないか。

最初にそれぞれのカレーを単独でナンと合わせ、ご飯を食べるときにカレーを混ぜ合わせることにした。味が複雑化したところにヨーグルトを入れると甘味が増したように感じられる。そこに辛みソースを投入。味のバリエーションが豊富で、まさに今日の私はこういうものを求めていたのであった。

食べてからなるべく普段歩かない道を通って南下。おお、この店は久しぶりに見た気がするけど、もう営業はしていないのだろうな。住宅街にひっそりある蕎麦屋さんというのは、そそられるけどなあ。



散歩ついでに、昨日、金を多く払うことになってしまったスーパーマーケットに行く。100円くらいならどうでもいいかという感じだったが、600円弱の返金になるので、さすがに返してほしくはある。サービスカウンターでの手続きは円滑に進み、「わざわざお電話を頂き、ご足労頂いたので」とティッシュと電話代(20円)まで頂いてしまった。至れり尽くせりである。


→対応は素晴らしく良かったのだが、一応、スーパー名などは伏せておく。

ということで、トータル2時間ほど過ごしてから帰宅。
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閉店310

2021-09-20 12:31:46 | いろいろ写真館
琴似の本通りにある美唄焼鳥の店が閉店となった。まあ、この営業制限、禁酒令続きではどうしようもあるまい。日本政府は何の効果的な手も打たず、ただただ飲食業を破壊した責任をどう取るつもりであろうか。取るつもりが無さそうだから、退場させて分からせてやるか。



左側の店も入口のところにテナント募集の張り紙があったので閉店かと思ったら、別の階の話らしく、9月末まで休業中とのこと。店頭の貼り紙には9月12日まで休業の旨しか書いていなかったのだが、大丈夫かいな?

※2021/10/10追記。左側の店はこの間見たところ、営業していた。お詫びとともに「営業しています!」ということをお伝えする。
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2400円

2021-09-19 19:55:31 | 日記
家飲みの本に触発されて、昨日は安上がり晩酌をしたが、今日はその逆で行ってみよう。本では持ち帰り弁当の一番高いメニューを買ってつまみにするという話だったのだが、私の家の近くには弁当屋さんがない。そこで、普段行くスーパーより高級スーパーに行き、思うがままに食材を買ってみよう。

ということで、メイン食材が二つ。1つ目は刺身盛合せ8種。内容はイカ、甘えび、本マグロ、ホタテ、ブリ、サーモン、鯛、中トロ。2つ目は北海道産釧路アップルビーフ牛サーロイン。150gくらいある。



この選定にはかなり悩んだ。まず刺身は値段の高いものを選ぼうとすると量が多くなるだけという感じがする。でも、3点盛りとかじゃあ今日のイメージじゃないしな。サーモンが要らないんだけど、価格と入荷が安定しているせいか、脂分を好む人が多いせいか、必ず入っているよね。となると「貝づくし」というのも気になったが、いや、いっそ単品で本マグロと鯛あたりを…、さすがに値段が高い。ということで、これに落ち着いたのである。

肉の方も上を見れば5000円超のものもあり、「いやいや、脂が多いのはもうダメなのだ」などと考えつつ、量も手ごろ、あまり脂分の多くないもの、しかも北海道産ということで決着した。

これで家に帰って、少し良い日本酒と刺身でスタート。刺身はあらかじめ切ってあるし、まあこんなものだろう。失敬な言い方かもしれないが、そこら辺の居酒屋の刺身盛合せと同じような感じだ。量の多さでちょっと飽きてしまい(←贅沢)、少し残ったものを醤油とみりんで漬けにして、翌日食べた。熱いご飯とともに食べるのが美味いのかも。

肉の方は久々にこんなのを自力で焼くことになったが、中にほんのり赤みが残る上々の出来栄えで仕上がった。食べてみても脂分がそれほど多くないため、わさびとステーキソースで美味しく食べることができた。でも、これ以上量が多かったら、胃もたれをしたかも。この辺、要注意である。

ということで、明日は祝日のため、家の豪華晩酌をやってみた。2品で2400円かかったが、これは下手をすると、居酒屋でつまみを注文するより、高くついたかもしれないな。
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20210919最近読んだ本

2021-09-19 14:06:34 | 読書
■「映える幕末史」スエヒロ
幕末に現在のメディアやSNS、アプリがあったら、事件や人物がこういう紹介のされ方をしただろうという本。

■「レイヴンの奸計」ユーン・ハ・リー

■「新生ソト任命 ペリーローダン648」マール、グリーゼ
ストーカーがその地位を追われる? 誰が正しい道を知るものなのか?

■「リバーサイド・チルドレン」梓崎優
カンボジアのストリートチルドレンになってしまった日本人の少年が主人公。周りの子供たちが殺害される謎に迫る。

■「medium 霊媒探偵城塚翡翠」相沢沙呼
これは仕掛けに仕掛けを凝らした、大正調本格ミステリ。本格ファンは、タイトルでオカルトか? と敬遠することなくぜひ読んでほしい。

■「その日、絵空事の君を描く」音無白野
純愛もの。いいんじゃない。

■「誰も死なないミステリーを君に 眠り姫と五人の容疑者」井上悠宇
近い将来、殺される人の顔に黒い死線が見える女性と、その死線を消すために活動する探偵のタッグ。
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300円以下

2021-09-18 20:41:07 | 日記
本日は早く帰ってきてしまい、ちょっとだけ昼寝(いや、夕方寝か)。その後、やおら起きだして夜の用意をする。先日読んだ「家飲み」の本で、いろいろ企画紹介があったのだが、その中でも気になった「300円以下飲み会」を今日はやってみたい。大体連休ともなれば夜の街に飛び出すのが常なのだが、基本的には札幌近郊は酒類提供禁止なのである(一部では酒を提供しているが、安心して飲めるところは少ない)。

まずは帰る途中にしてきた買物の成果。もやし、いわし蒲焼缶、なめこ、アラスカ(カニかまぼこ)で270円くらいだったかな。



家にある調味料と薬味は使ってよいものとして、ここから作った4品は以下。

・もやしのペペロンチーノ(ニンニク、唐辛子使用)
・なめこと葱のポン酢和え(九条葱があった)
・カニカマと海苔のわさび醤油和え(海苔もギリギリ薬味ということで)
・いわし蒲焼の韓国風(コチュジャン、オイスターソース、ゴマ油で味変)

料理というほどのこともなく、盛り付けも雑然としているので、写真なし。つまみとしては十分な量だったが、締めに何か食べたくなり、残っていたご飯で鮭茶漬けを作って(永谷園)食べた。まあ、これはこれで別枠扱いとしよう。
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20210918ギャラリー巡り

2021-09-18 14:19:24 | 美術・アート
本日は大丸→東急→テラス計画→富士フイルム→らいらっく→三越→SONY→さいとう→スカイホールの9か所。

■大丸催事場「大黄金展」。放映開始から50年を迎える仮面ライダー。その黄金像が展示されている。私は本放送のウルトラマンは記憶にないが、仮面ライダーは初期から記憶にある。しかしながら、1号ライダーの最初はかなり暗いイメージで、怪人が恐ろしくて(蜘蛛男とか怖いよね)、あまり好きではなかった記憶がある。2号ライダーで雰囲気が変わり、1号ライダーが復活した時には割と明るいイメージになり、安心して見ることができたように思う。その頃になると、ダブルライダーとか、仮面ライダースナックで大ブームになっていたのではなかったかな。



■テラス計画「こんなテラスのつかいかた 髙木貴間「境界を揺さぶる」」。人間が建築物の中に入ってみる形式らしいのだが、雨だと作品の素材が滑るらしく、見学不可。



大雨という感じではなかったが、その後、天候が回復してきた。



■富士フイルム「MARCO写真展 あつあつ! おでんカルテット」。おでんから名前をつけられた4匹の猫、ちくわ、がんも、おもち、静岡の写真展。前3匹はそれぞれの素材を彷彿とさせる色をしているのだが、「静岡」…、君は一体…。

動物には興味のない私でも、なかなか楽しめる展覧会である。



■らいらっく・ぎゃらりい「佐藤千穂展 La Luz ーひかりー」。会場内には入れず、外から見る型式。



■さいとうギャラリー「エンピツ画 鎌田芳治」。やたらと上手い模写が展示されている展覧会。アート的にはさておき、これはこれで「上手いな~」といつも拝見している。今回は自己流イラストも展示されていた。

早起きしすぎて、疲れてきたのでここまで。
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悩ましい昼酒

2021-09-18 12:14:53 | 飲み歩き・大通周辺
病院での検査を終えてコーヒー休憩。その後、昼食時間となった。私は緊急事態などでも酒の飲める店にまあまあ行っているのだが、その北1条店が臨時休業になっているのである。困ったあげくに、南3条店に行って見た。開店時間前から待っている人もいたりして、なんだか近寄りにくい。さらにすぐ近くにある狸小路店に行くと、ちょうど開店時間となり、スムースに入店することが出来た。

注文はランチメニューの中でもまだ注文したことのない、海鮮入り太巻きと握り、だな。おっと、その前に…。



狸小路店でもカウンター席は2~3名区切りになっており、1人の私は広めのスペースが取れて良いのである。後、結構、少人数向けの座敷席があり、3人以上はそちらに入れるようなので、ワイワイ盛り上がる人はカウンターにはいない。ありがたいことである。

開店早々で注文の品が出るには少し時間がかかる。目の前の職人さんが巻物担当なので見ていると、セットの寿司の軍艦巻きをイクラともう1種類作っている。かなり茶色いものが乗っているので、「あれがウニだったら、食べる気がせんな」と思っていたら、どうやらアサリか何かの佃煮のようだ。それはなんだか、ちょっと美味そうだね。

そして、茶碗蒸しが到着。小さいものだが、しいたけ、三つ葉、栗、銀杏、海老が入っている。栗と銀杏のダブルは珍しいね。



続いて、太巻き到着。



ビールを飲みほしてしまっていたので、福司を注文。ああ、やらかしているなあ。



まず寿司に手を付けると、まあ、これはこれでよろしい。太巻きにはマグロ、サーモン、キュウリ、椎茸、玉子かな? 海鮮太巻きというだけあって、海のものの味がちゃんとする。たまに食べる海苔巻きは悪くないものである。

しかし、この前のメニューでも思ったのだが、盛り付けはこれで良いのだろうか。最初に皿が届いたときには、寿司と太巻きの間の空間がやたらに目立ち、かなり貧相に見えたのである。食べてみると、太巻きはボリュームがあるし、もう少し小さい皿に盛り込んだ方が、見た感じも良いと思うのだがなあ。

最後は魚の出汁が実によく出た味噌汁をつまみに酒を飲みほして、昼食終了。タイトルの「悩ましい」原因だが、ここは全席喫煙可だったのだよね。北1条店は気休めとはいえ禁煙/喫煙が分かれており、店もそこそこ広いので気にならなかったのだが…。早いこと、北1条店が復活してほしいものである。
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