散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

あっちこっちで休憩を

2023-12-29 16:42:14 | 食べ歩き
病院に行くために朝早く出かけて、ギャラリーもあまり見るところがなく、時間がつぶせない。以前の私であれば、グルグル歩いて時間をつぶしていたと思うが、足腰が痛くて満足に歩けないためそれも出来ない。

しかも、外は寒く、紀伊国屋書店のベンチも寒くて長時間座る気になれない。札幌市図書・情報館は年末年始休暇に入っているし、街中で満足に座る所さえないではないか。この辺に日本の社会的貧弱さを見るのだが、どうだろう。ベンチなんか人を絶対寝かせないデザインにすることだけに力を入れているよね。

ということで、暇つぶし第一弾はさっぽろから麻生に移動。ここは地下鉄の出口側に新古書店があるので、そこで本とマンガを眺める。収穫なし。そして麻生から真駒内まで移動。地下鉄の中はそれなりの気温であり、ラッシュでなければずっと座れるのでありがたい。もちろん私は地下鉄乗り放題のドニチカキップを買っているのであって、さっぽろで乗って大通で降りるから1区間分の運賃でいいよねというのは犯罪だからやめよう。

真駒内から大通に戻り、すっかり忘れていた通帳記帳をしてから、喫茶「KS」へ。混雑しているかと思ったが、何とか一番手前の席に座ることができ(隣の客は直後に勘定していった)、ストロングブレンドを注文。



少し濃いめのコーヒーだったが、途中で水を飲んで胃をいたわりながら飲む。ふう、落ち着く…。

しかし、これでも夕方まで時間があり、今度は大通から新さっぽろを往復。そろそろ夕食時間になり、すすきのへ移動する。
コメント (3)

20231229ギャラリー巡り

2023-12-29 14:25:46 | 美術・アート
今年最後のギャラリー巡りはあまり行くところもなく、大丸→JR ART-BOX→ニューオータニ→北1条写真館→三越の5か所。

■JR ART-BOX 八鳥治久「テルミヌスを迎える女神たち」。これ2011年の作品なのだが、恒久展示になってしまうのかな? ここは1~2か月で作品が入れ替わり、現代美術作品を割と展示していたので、先行きが気になる。



■ニューオータニイン「中田やよひ展-見えるもの見えないもの-」。
「時計台」:私にはちょっと分かりにくい作風だったか。





休憩もかねてグランビスタギャラリーに行ったのだが、展示会場には入れず。今日は金曜日だからやっててほしかったな。



グランドホテルに来たついでに、加藤顕清「アイヌの乙女の像」を撮影。



■北一条さっぽろ歴史写真館「札幌駅」。
「札幌駅付近の踏切」:道庁赤レンガが写っているので、西6丁目の踏切を北側から撮影したものらしい。



「オフィスビルとしての札幌駅」:民衆駅でもあるとともに、JR北海道本社でもあった札幌駅。札幌駅ってこんな感じだったよ。



「札幌駅、3つの地下街~札幌駅名店街」:ステーションデパート、エスタ二番街、そして札幌駅名店街があった。



「4代目札幌駅舎(当初の姿)」:最初は地上4階、地下1階だった札幌駅。



「4代目駅舎第二次増築」:1962年から5階を増築し始め、1965年には完全に5階になったとか。駅前に飛び出た待合スペースのようなところがあって、学生当時、地方都市に遠征に行く時には良くここで集合していたなあ(写真右中の雪が積もっているスペース)。



「北口開設」:北口ができたのは1963年のこと。私は学生時代、札幌市の北区に住んでいたのだが、初めて北口を見た時、「えっ、こんなに貧相なの!!」と驚愕したことを覚えている。



「札幌ターミナルビル開業」:そして東急とエスタのある風景。エスタと言えば何といってもそごうで、「S・O・G・O、そごうへ行こう~」というコマーシャルを即座に思い出す人も、まだ多いであろう。



年の瀬に懐かしい写真展であった。さて、この先の札幌駅周辺はどうなるのだろう。もう一度、思ったほどではない規模でリニューアルして、その後は衰退していくのかな。その頃、私は死んでいるから、もう未来の人にお任せだな。



チカホに入ると札幌国際芸術祭「LAST SNOW」の宣伝がされていた。利権大運動会の招致ポスターが無くなったのはいいが、芸術祭にも反対論はあるだろう。少しは公明正大なところを見せようではないか。



コメント

閉店354

2023-12-29 12:18:31 | いろいろ写真館
とっくの前に営業はやめていたが、すみれホテル&かっぽうぎ札幌時計台店の建物が全て取り壊され、更地になっていた。



一番左手のビルも古びているねえ。
コメント

ブルータス、お前もか!

2023-12-29 11:00:00 | 食べ歩き
年末年始休暇に入ったのだが、今日はのんびりしてはいられない。日常飲んでいる薬が切れるので、病院に診察に行かなくてはならないのだ。6時に起きて、普段の出勤より少し早く出発。今日はそれほど寒くないのがありがたい。



地下鉄のタイミングが悪く、受付開始より微妙に遅れて病院に到着。といっても、今日の病院はガラガラで私は3番目の受付順となった。年始は込むので要注意という案内があって、「年末も込むよな」と思っていたら全くそうではなかったのである。但し、私の場合血液検査の結果がでるまで診察には入れないので、待ち時間はいつもと同じで、10時頃に薬の調剤も含めてすべて終了。

病院の入っているビルの地下にこんな案内があったので、のぞいてみる。



ほほお、こんなところに公衆電話があった。それにしても、今の若い人には「受話器のマーク」が何だか分からないのではないだろうか。そして、公衆電話を見ても「なんだ、このボタンの付いた変な箱は?」と思ったりして。



さて、それはともかく、朝食抜きで来たので猛烈に腹が減った。10時過ぎとなると、あそこに行こうではないか。



まだ空いている席に座ると、こんなものが付いていた。「SZ、お前もか!」。



このイタリアンチェーンは紙にメニュー番号を書いて注文する型式だったのだが、それがついにスマホ注文になったのである。私は人のふんどしで相撲を取るようなスマホ注文型式があまり好きではないのだよね…。まあ、働く人が減っていることもあるし、しょうがないのか。

まずは白ワイン250mlでスタート。



生ハム(ハモン・セラーノ)がメニューに復活したようだ。後はミラノサラミの復活もよろしく!



前菜シリーズから小エビのカクテルを初注文。悪くないんだけど、あまりに小さなエビが沢山入っているのを見ると、微妙な気持ちになる。



この2品で白ワインを飲み、締めはいろいろ考えた結果、ハンバーグステーキで。小さい器にソースが別添えになっている型式から、あらかじめソースがかかっている型式に変更になっていた。これも皿洗いの手数を減らすためなのかな。



ハンバーグを食べた後に残るソースに辛味を付けるホットソースを入れ、これでポテトとコーンを和えるとつまみ力が増すのだ。

11時前なのにどんどん客が入って来る。外食も安価な店にしか行けない人が増えているのかもなあ。
コメント

仕事納め飲み

2023-12-28 19:00:12 | 飲み歩き・琴似界隈
今日は年内の仕事最終日なのだが、私は明日病院で検査があるため、早めに食事を終わらせる必要がある。地下鉄で琴似に戻ってきて、駅近くにあるインドカレーの「MD」へ。仕事終わりに大勢で飲みに来るような店ではないので、一番落ち着く席に座ることができた。

注文はまずはハイボール。何より酒を早く持ってきて欲しかったのだが、先客2名もおり、いつもの安定したフロアお姉さんも休みのためかままならない。最初に出てくる料理となったミックスライタ(ヨーグルトサラダ)と共に、やっとハイボールが到着だ。



しかし、ヨーグルトサラダは酒のつまみにならんな。ちょっと味を見て、後半に残しておこう。



次に来たのはチキンティッカ(鶏のスパイス焼き)。よし、これでハイボールもはかどる。思ったよりボリュームのあるチキンの程よいスパイス感(辛くはない)がいいね。



チキンのスパイス焼きが来れば、ヨーグルトサラダも生きるというもの。そして、これでグングン酒もはかどり、キーマナンが来たタイミングで、ハイボールをお代わりする。ふふ、ジョッキの形が違うのも、おおらかでいいね。



さて、初めて食べるキーマナンだが、名前の通り、キーマカレーをはさんで焼き上げたナンである。これが思った以上にカレーの味もしっかりし、チーズも入っているのか、思った以上の美味さである。



ちょっとボリュームがあり過ぎだったが、キーマナンとヨーグルトサラダも合うし、ハイボールとの相性もいい。

腹いっぱいになり、勘定をしてもらうとこれで2000円しないのだ。今日は短い時間ながら、いい飲みだった。

コメント

火曜日の息抜き(38)やっぱりどうも

2023-12-26 20:15:00 | 飲み歩き・琴似界隈
バーに行くのは諦めたが、でももうちょっとどうにかしたい。ということで、旧5号線沿いにあるカフェへ。ここには酒のメニューがあるはずだ。それにしても、猛吹雪と言ってよい状態になって来たな。



この店は過去2回行ったものの、いずれも先客が困った感じだったんだよな。客もそうだが、そのなれ合いを許容する店の側にも問題がある気もしていたのである。とりあえず、無難に空いた席に座り、メニューを眺める。もしかすると酒メニューが減ったかもなあ。

その中からアイリッシュコーヒーを見つけて、おお、これがいいじゃないかと思い、店主に声をかける。うーむ、またこの時の反応がイマイチなんだよな…。やっぱり、どうにも腹立たしいところがある(詳細は書かないので、私の勝手な気持ちと思ってください)。



しかし、アイリッシュコーヒーはラムも多めだし、コーヒーの風味もあるし、かなり美味かった。

よし、さっさと帰るか。


→2軒並んだ店の左側の方ね。

それにしてもスゴイ雪だ。

コメント (2)

火曜日の息抜き(37)意外な新規開拓の結果

2023-12-26 19:40:45 | 飲み歩き・琴似界隈
今日は仕事終わりにバタバタして、ちょっとだけ遅れての息抜き外出。この後、相当な雪が降るという予報もあり、比較的近場の居酒屋「IY」へ。ずっと昔、私が琴似周辺に住む前からある店だが、ついに初訪問である。



店に入ると座敷席に先客2名。一人客の私はカウンター席の端に座る。寒かったのでまずは燗酒を注文し、通しは豆腐・ネギ・白滝の煮物、おからが出てきた。



かなり充実したメニューと黒板のおすすめを見ながら、やっぱり最初の注文は刺身盛り合わせかなあ。値段は「1480円より」ということで、幾らになるのか恐ろしいが「一人前で」と、豪快に盛り付けないようにお願いしてみた。その結果がこちらである。



品物はイカ(身、耳、ゲソ)、しめ鯖、タコ、マグロ、ブリの5品である。食べてみると、大盛になっているイカが美味い。これがやっぱり今日のおすすめなんだろうな。マグロ、しめ鯖、タコはそれぞれ普通だったが、ブリの脂ののりと味のキレがまた美味い。

あっという間に燗酒を飲み干してしまい、メヌキの味醂漬け焼きのタイミングで酒を追加してもらう。



メヌキもなかなか美味く、太い中骨とヒレ以外全部食べたので、店の女将さんにも褒めてもらった。もう一品はこの店名物らしい、ササクラ揚げにしてみるか。これは鶏のささ身にクラッカーの衣をつけて揚げたものなのだそうだ。



おっと、こう来るとは思わなかった。普通、クラッカーの衣となると、砕いたものを付けるのではないかと思うが、クラッカーそのものでささみをサンドしているのである。しかし、食べてみるとこれはなかなか美味い。ボリューム感があり過ぎなのだが、淡泊なささみに塩気を上手いこと補った味がするね。

ここで、聞くともなしに常連客の話を聞くと、店は一代でやっており(大将はなかなかの料理人のような気がする)、民芸造りの趣きのある建物を自分で建て、42年営業しているのだそうだ。



そして、何と驚いたことに、翌3月で立ち退きになり(ずっと昔から立ち退いてくれという話があったらしい)、ここでの営業をやめてしまうのだそうだ(その先は、まだ未定だが、何かやりたそうなことは言っていた)。私も初めてこの店を見てから幾十年、思い切って来てみて良かった気がする。

これで勘定をしてもらい(少々高いが…)、趣のある階段を下る。


→階段の天井に貼ってある看板。今回、焼鳥は食べなかったが。

雪が降り始める中、この店の看板などを記録しておこうではないか。



 

それにしても雪が強くなってきた。今日はバー(JR琴似駅方面)はパスだな。

コメント

20231225最近読んだ本

2023-12-25 23:00:55 | 読書
■「立ち飲みご令嬢4」松本明澄

■「天才アミバの異世界覇王伝説6」武論尊・原哲夫、錦ソクラ、なっとうごはん

■「お~い、丼」ちくま文庫編集部編
私にとっての三大丼はかつ丼、天丼、海鮮丼だろう。それ以外としては、近所の蕎麦屋さんにたぬき丼という素敵な丼がある。そういえば随分昔、大通の蕎麦屋さんに同じたぬき丼というメニューがあり、それはハーフサイズのかき揚げを2個、玉子でとじるという丼であった。あれは美味かった記憶があるのだが、今となってはボリュームが過剰であろう。

■「酒場學校の日々」金井真紀
草野心平が始めたバー「學校」とその周辺の物語。

■「札幌おささる味手帖2」小西由希
知らない店ばかりが紹介されており、新しい店ができているのは良いことかもしれないが、行く気力が私にはもうない。後、今時なら、できれば喫煙・禁煙データは載せて欲しい気がする。

■「ラズウェル細木の酔いどれ自伝」ラズウェル細木、パリッコ、スズキナオ
自伝と言っても全然偉そうではないのが良い。酒マンガ・エッセイ界の東海林さだおに近づいてきた。

■「長くて短い一年」山川方夫

以下、図書館の2冊。
■「人の波に乗らない」藤村忠寿

■「やってはいけない老後対策」大村大次郎
コメント

ここで雪合戦をしてはいけません

2023-12-24 13:45:47 | いろいろ写真館
「ここで雪合戦をしてはいけません」。



という意味ではない。

元々北海道(東北)では「ゴミを投げる」という表現があって、これは「ゴミを捨てる」という意味なのだが、「雪投げ」というのも類似の表現である。この看板は「ここは家を建てる予定だから、空いていると思って周りの雪をここに捨ててはいけないよ」ということを言っているのである。

まあ、北海道人としては普通の看板だな。
コメント

ついにゼロ、しかし

2023-12-24 12:30:00 | 食べ歩き
年末年始に向けて髪の毛を切ってもらおうと床屋さんへ。先客とバッティングし、1時間後なら大丈夫ということなので、先に昼食を取って買い物をしに行こう。ということで、今日はインドカレーの「MD」へ。

私はまあスープカレーと名付けられたカレーを食べないが、ここのだけは食べるのである。今日はベジタブルスープカレーにして、ついに「辛さ0(甘口)」というのを頼んでみる。辛いものがだんだん苦手になってきて、最近は辛さ1(中甘)を食べていたのだが、ついに最低レベルである。辛い食べ物はより辛い方が美味いし、より本格的、そして食べる側も通人だという風潮があると思うのだが、果たしてどうだろう。

待つことしばし、ベジタブルスープカレーがやって来た。中に入っているのはジャガイモ、いんげん、ピーマン、玉ねぎ、ナス、大根、マッシュルーム、そして生姜と黒ゴマが風味を利かせている。



これに合わせるのはハーフライス。これも半分量で十分なのである。早速、スープを一口飲んでみると、うーむ、辛味はあるな。前回食べた辛さ1とそれほど変わらないくらいの辛さはあるのではないだろうか。おまけにスープが熱いので、その刺激も加わってくる。



食べ終える頃には汗も出てきて、十分体が温まるヘルシーな昼食となった。

この後、自宅用の炭酸を購入し、図書室で本を借りてから床屋さんへ。無事に髪を切り、年末に向けてさっぱりすることができた。
コメント