春夏秋冬 思いのままに

春夏秋冬東西南北右往左往の過去現在、そしておそらく未来も

むかし停車場に蒸気機関車が止まっていて

2014年11月13日 | 話せば分かる
朝目が覚めると汽車が走る音が聞こえたのです

プラットホームに動輪の大きな機関車が入っていて
改札口は木の角材で出来ていて
その間から機関車を眺めたのです
客車はⅢとかⅡとか書かれてあったのです
客車の内部は板張りで飴色で
明りは電球カバーが時代的で良かったのです

何故そんな事を思い出したのかと云うと歳のせいです
父親と汽車に乗ったのを思い出したのです
上野の動物園に行って象のバッチを買ってもらったのです
飴が上着のポケットの中でべっとり指に付いたのです
母親が何とかしてくれたのでしょうがその後の記憶は有りません
年中さんの頃だと思います
まだ人力車も有ったのです


昔のこともしっかり見えるのです
先のことも見えるのです
ただその先を孫と一緒に楽しみたいのです