10月19日
日経平均 2万2532.08円(-126.08円)
TOPIX 1692.85(-11.79)
出来高 12億8165万株
長期金利(新発10年国債) 0.145%(-0.005)
1ドル=112.43円(0.18円高)
10月15日 2万2271円 14億0017万株 2兆5945億円
10月16日 2万2549円 12億6021万株 2兆4823億円
10月17日 2万2841円 12億9068万株 2兆5140億円
10月18日 2万2658円 12億2855万株 2兆2700億円
10月19日 2万2532円 12億8165万株 2兆3989億円
■株探ニュース 2018.10.20
今週の株式市場は、米株の乱高下と中国の景気減速懸念で底値を探る展開を強いられ、日経平均株価は3週続落した。
週初の15日はムニューシン米財務長官が日米貿易協議で“為替条項”を求める方針を示唆したことが嫌気され、終始売り優勢の展開。
為替市場で円高が進んだことも重しとなり、日経平均は400円を超えて急反落した。
16日の前場は強弱感が対立し不安定な相場展開だったものの、後場に入ると前日急落の反動でリバウンド狙いの買いが優勢となった。
為替が円安方向に振れたことも後押しとなり日経平均は大幅反発した。
17日は前日のNYダウの急反騰や円安進行を受け、リスク選好の流れが続き寄り付きから大きく買いが先行。
ただ、前場後半からは利益確定売りに押され伸び悩んだものの大幅続伸して着地。
週末の19日は前日の米株大幅続落と中国の景気減速懸念を背景に寄り付きから大きく値を下げてスタート。
その後は上海株が戻り足に転じたことを受けて買い戻しが入り下げ渋ったものの、日経平均は続落して着地した。
日経平均株価は、前週比162円(0.72%)安の2万2532円と3週続落して取引を終えた。
週間の値幅は746円と、前週の1265円から大幅に縮小した。
来週も米株市場と連動する形で不安定な相場が続くとみられる。
下値を試す展開になったとしても今週の下支えラインとなった2万2200円台を割ることはなさそうだ。
10月15日(月) 大幅反落、為替条項を嫌気しリスク回避の売り優勢
日経平均 22271.30(-423.36) 売買高14億0017万株 売買代金2兆5945億円
10月16日(火) 急反発、主力株中心にリバウンド狙いの買い優
日経平均 22549.24(+277.94) 売買高12億6021万株 売買代金2兆4823億円
10月17日(水) 大幅続伸、米株の急反騰を受けリスク選好の買い継続
日経平均 22841.12(+291.88) 売買高12億9068万株 売買代金2兆5140億円
■モーニングスター 2018.10.20
浮上へ向け足場固め/外部環境不安も下げ止まり感、企業決算が方向性占う
今週(15~19日)の日本株相場は、日経平均株価がすべての営業日で3ケタ幅の動きを示す大味な展開となった。
週末の19日には一時2万2212円(前日比445円安)を付け、2日の取引時間中高値(2万4448円)からの調整局面における安値を更新。
米中摩擦への懸念がくすぶり、中東や欧州発の不安材料も相場の上値を重くしている。
ただ、下げ一辺倒の状況には歯止めが掛かった。
7~9月決算の発表が本格化し始める来週(22~26日)は、浮上へ向けた足場を固められるかが注目される。
もっとも、日々の値幅が大きい割には、今週末の終値(2万2532円)は前週比で162円下落したにすぎない。
今週の当欄でポイントに挙げた200日移動平均線(19日は2万2499円)を上回って終え、10月SQ値(2万2313円)に対しても上の水準に付けている。
また、TOPIX(東証株価指数)も1375ポイント近傍の下値支持線を割り込まずにこらえた。
短期的には企業決算が方向性を占うカギを握る。
3月企業の7~9月業績の開示は25日あたりから増え始め、翌週は東証1部のピークの31日へ向けて佳境に入る。
いったん織り込んだはずの収益面の期待が10月以降の日経平均の急落過程ではく落したとみられるだけに、ここで堅調さが示されれば見直し買いが加速する公算だ。
来週の日経平均は、フラット化した200日線を軸とする値動きを見込み、想定レンジは2万2200円~2万2800円とする。
朝日新聞 2018.10.20
来週の市場は/企業決算に注目
東京株式市場は今週、週初に大きく下げた後いったん反発したが、週後半に再び下落した。
来週は日立製作所や日本電産など有力企業の2018年9月中間決算発表が本格化。
日経平均株価は2万2000円台での攻防になるとの見方が出ている。
「業績堅調なら株価の割安感が意識され、2万3000円台を回復する展開もありうる」(大手証券)との期待も膨らむ。
米国でも決算発表が続いており、好決算が続けば米国株を押し上げる可能性もあるが、米中対立に伴う中国の景気減速、中東情勢の不安定化に対する警戒は当面続く見通し。 (共同)
先週の日経平均株価は、大きく下げ翌日には大きく上げ、また上昇とめまぐるしく変化した。
終わってみれば、前週比162円(0.72%)安、TOPIXは10ポイント安だった。
ぼくの持ち株への影響は、ほとんど影響がなかった。
専門家の株価見通しも平穏なものだ。
今週、企業の好決算の報告を期待したい。
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朝日新聞 2018.10.16
東証420円安 動揺続く
「為替条項」で輸出株下落
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週明け15日の東京株式市場で、日経平均株価は2営業日ぶりに下落した。
終値は前週末の終値より423円36銭(1.87%)安い2万2271円30銭。
8月21日以来、約2カ月ぶりの安値水準。
前週に起きた米国発の世界同時株安からの市場の動揺が続いている。
15日の市場では、米国が日米通商交渉で、通貨安誘導を禁じる「為替条項」を盛り込む方針を示したことを受け、自動車や電機など輸出関連株が売られた。
中国・上海などアジア市場の株価下落も重しになった。
このほか、サウジアラビアでの記者失踪を巡り、トランプ米大統領が、サウジ政府が関与していれば厳しい対応を取ると述べたことから、巨額ファンドでサウジとの関係が深いソフトバンク株が大きく売られた。
日経平均は11日に915円の急落となり、12日は反発したが、再び大幅安となった。
ニッセイ基礎研究所の井出真吾氏は「為替条項問題で円安進行が牽制され、輸出採算の悪化懸念から株価は軟調に推移するだろう」とみる。(大和田武士)
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朝日新聞 2018.10.18
東証続伸 2日で570円上げ
不正発覚のKYBストップ安
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17日の東京株式市場で、日経平均株価は上昇し、終値は前日より291円88銭(1.29%)高い2万2841円12銭。
2日連続の上昇で、この間に約570円も値上がりした。
前日に免震装置の検査データ不正が発覚した油圧機器大手KYBの株価は、値幅制限いっぱいとなる約18%のストップ安となった。
日経平均は前日の米国市 場での株高を受けて上昇し、上げ幅は一時400円超に達した。
SMBC日興証券の太田千尋氏は「前週の世界株安は米国企業の収益への不安がひとつの要因だったが、好業績が確認されたことで、リスク回避ムードが後退した」とみる。
日経平均は今月初めに2万4200円台と、バブル崩壊後の最高値圏となったが、前週からの株安で、15日までに約2千円下落した。
この2日間の上昇は、値下がりした株価を買い戻す動きが出た面がある。
前週の米国発の世界同時株安は一段落したが、なお米中貿易摩擦などの懸念は残る。
市場では本格化する企業の9月中間決算発表に注目が集まる。 (新宅あゆみ)
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朝日新聞 2018.10.20
株価、不安定続く/東証一時400円安
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株価、不安定続く/東証一時400円安
19日の東京株式場は、日経平均株価が一時、前日より400円を超えて下落した。
終値は前日より126円08銭(0.56%)安い2万2532円08銭。
2日連続で下げた。
米中の通商紛争に、サウジアラビアの記者殺害疑惑への警戒感が加わり、株式市場は不安定な値動きが続く。
18日のニューヨーク株式市場は、米国とサウジの関係が悪化するとの懸念から値下がりした。
その流れを受けた19日の東京市場も朝方は全面安。
下げ幅は午前に一時400円を超えた。
流れを変えたのは、この日発表された中国の7~9月期の国内総生産。
「悪い驚きは与えなかった」(SMBC日興証券の太田千尋氏)ため、上海や香港の株式市場が値上がり。
東京市場も下げ幅を縮めた。 (和気真也)
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朝日新聞 2018.10.19
四角いスティックのり
コクヨ、発売へ
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文房具大手のコクヨが来年1月、円筒形が主流だったスティックのりで「四角い」タイプを売り出す。
紙に沿って塗りやすく、寝かせておいても転がらないのが利点だ。
スティックのりに円筒形の容器が使われてきたのは、のりの乾燥を防ぐためだ。
四角いとキャップと本体の間にすき間ができやすい欠点がある。
一方、のりを塗る面の形は四角い方が直線的にきれいに塗れる。
コクヨは、キャップ部分だけを丸くし、のりを塗る面と本体は四角い形を採用。
希望小売価格はSサイズで税抜き130円という。 (久保田侑暉)