11月30日
日経平均 2万2351.06円(+88.46円)
TOPIX 1667.45(+7.98)
出来高 18億1925万株
長期金利(新発10年国債) 0.085%(+0.005)
1ドル=113.46円(0.22円安)
11月26日 2万1812円 13億3908万株 2兆1733億円
11月27日 2万1952円 13億2598万株 2兆3149億円
11月28日 2万2177円 13億8834万株 2兆5511億円
11月29日 2万2262円 13億0276万株 2兆5303億円
11月30日 2万2351円 18億1925万株 3兆6637億円
■モーニングスター 2018.11.10
年末高占う局面/需給面も良好、パウエル議長証言注目、米中会談受けテクニカル好転へ
市場が注視する米中首脳会談を受けて始まる来週(12月3~7日)の日本株相場は、年末高の成否を占う上で重要な局面になりそうだ。
日経平均株価が勢いに乗り2万2000円台半ばのゾーンを突破できれば、一気に買いが買いを呼ぶ展開にスケールアップする公算。
12月5日に控えるパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言も注目される。
一目均衡表(日足)では「雲」と呼ばれる抵抗帯の下限が迫ってきている。
トレンド転換のサインであるW底とともに、これを重視する投資家は多く、雲入りは市場心理の好転を促すだろう。
需給面からは、会談の結果がどうあれ相場が大崩れするリスクは低そうだ。
海外勢の株価指数先物の売り越し額は、10月だけで計4兆円規模に膨らんでいた。
その後ポジション解消が進んだ形跡はなく、潜在的な買い需要は大きい。
現物株の信用取引も、足元で買い残が減って売り残が増えている。
日経平均は2万2500円の前後300円のゾーンの累積出来高が多い。
このため、上値には戻り売りが待ち構えている。
ここでもたつくと相場は当面もみ合いが続くとも考えられ、年末高を実現するには早めの通過が望ましい。
買い戻しの波が押し寄せるかが注目される。
日経平均の想定レンジは2万2000~2万2800円。
朝日新聞 2018.12.1
■来週の市場は/米中関係次第で値動き荒く
来週の東京株式市場は、首脳会談を実施する米国と中国の関係が相場に影響して、日経平均株価は2万2000円台の維持が焦点となり、情勢次第では荒い値動きとなりそうだ。
アルゼンチンでの主要20力国・地域首脳会議に合わせ、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が会談、安倍晋三首相も首脳外交を展開。
こうした動きを織り込むのが週明けの東京市場となる。
米中に歩み寄りが見られれば、東京株には追い風となりそうだが、両国の協議が物別れに終われば、「円高ドル安が進み、平均株価は下落」(大手証券)との予想も。 (共同)
先週、日経平均株価は順調に推移した。
順調にいけば行ったで、何か退屈な一週間に感じられた。
先々週までが、あまりにも慌ただしい動きだったからか。
二番底を固め終えたとの観測もあるが、さて、来週の相場はどうなるか。
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朝日新聞 2018.11.30
サークルK38年 きょう幕
ファミマに転換
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東海ゆかりのコンビニ、サークルKが、40年近い歴史に幕を下ろす。
独自の店づくりや商品戦略で存在感を発揮してきたが、親会社だったユニーの経営が苦戦。
ファミリーマートとの合併を経て、ファミマブランドに転換する。
独自商品人気・・・統合の波
「開店時は弁当が人気だったが、ここ数年は他社の出店で苦しい戦いだった」。
29日に営業を終えたサークルK尾西開明店(愛知県一宮市)の日置達男店長(54)は、言葉を絞り出した。
サークルKの生みの親は、スーパーのユニー。
米国で同名のチェーンを展開する米法人と契約し、店舗網を広げた。
「マルケー」のロゴは米法人が使っていたもの。
名称は、発祥となった米国の食料雑貨店がアルファベットの「K」で始まる名前だったことに由来する。
国内店舗は街道沿いが中心。
工場や物流拠点が多い東海地方を意識し、働く男性が好む、量の多い弁当などをそろえた。
引き出し手数料がかからないATMサービス「ゼロバンク」、持ち帰り専用紙袋もつくったデザートブランド、店員が仕上げのひと焼きを行う焼き鳥--。
差別化を意識した戦略を相次いで打ち出し、焼き鳥は1年間で1億本が売れた。
定価販売を基本とするコンビニは、安売りに陥りやすいスーパーより利幅が大きい。
サンクスとの統合を経て誕生した「サークルKサンクス」は旧ユニーグループホールディングス内で、スーパーをしのぐ利益を稼ぐ年もあった。
だが、2ブランドの店舗数は2005年12月末の6373店をピークに頭打ちに。
規模で勝るセブンイレブンやローソンとは明暗が分かれた。
ユニーがファミマと16年に合併し、「マルケー」看板の消滅は既定路線だった。
元幹部は「さみしいが、資本の論理。
仕方がない」と話す。 (斉藤明美、山本知弘)
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朝日新聞 2018.11.29
キリン「富士山麓 50度」
来年3月発売終了
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キリンビールは28日、「キリンウイスキー 富士山麓(さんろく)樽熟(たるじゅく)原酒50度」の販売を来年3月下旬ごろに終了すると発表した。
炭酸水で割って飲むハイボールの人気を背景に原酒不足が深刻化している。
参考小売価格は税込み1700円と、他社の国産ウイスキーと比べて値頃感があり、今年1~10月の販売数量は前年比14%増加していた。
8月から売り出した高価格帯の「富士山麓 シグニチャーブレンド」(参考小売価格は税込み5400円)は販売を継続する。 (長橋亮文)