肉ごぼう 土井善晴

■ふつうにおいしもん　2023.7.14

『きょうの料理』６月号には 土井善晴 さんの「ふつうにおいしもん」が、掲載されています。
「シンプルな料理こそ素材の持ち味があらわれる。」
その三回目は、「肉ごぼう」です。



　　肉ごぼうもきんぴら。
　　そう言えるのは、きんぴらと同じ調理法でごぼうをこっくり
　　柔らかく煮たものだからです。
　　太いごぼうは柔らかくなるまで時間がかかります。

肉ごぼうも、料理は至ってシンプル。
きんぴらは、炒める。
肉ごぼうは、弱火で煮る。
それだけが、両者の違い。
黒こしょうと粉ざんしょうで味をピリリとしめて完了。
素敵に美味し肉ごぼうでした。

　　　　きょうの料理　2023年６月号
　　　　肉ごぼう ： 土井善晴

　　材料（２人分）
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　　新ごぼう　100g
　　豚角切り肉　100g
　　粉ざんしょう　適量

　　植物油・酒・砂糖・しょうゆ・黒こしょう(粗びき)
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　　作り方
１．ごぼうはたわしで洗い、４～６cm長さに切り、太ければ縦半分に切る。

２．鍋に植物油大さじ１を中火で熱し、ごばうを炒める。
　　油がなじんだら豚肉、酒カップ１／４、水カップ１／２を加える。

３．煮立ったらアクを取り、砂糖大さじ１、しょうゆ大さじ１を加え、落としぶたをして弱火で15～20分間煮る。
　　ごぽうか柔らかくなるまで、時間をかけてゆっくり煮ます。

４．落としぶたを取り、火を強めて煮汁がなくなるまでいりつける。
　　照りよく仕上げ、黒こしょう適量と粉ざんしょうを加えてからめる。