9月23日
日経平均 1万6754.02円(-53.60円)
TOPIX 1349.56(-3.11)
出来高 19億6332万株
長期金利(新発10年国債) -0.055%(-0.020)
1ドル=100.99円(0.81円高)
9月20日 1万6492円 17億9559万株 2兆0749億円
9月21日 1万6807円 25億8902万株 2兆7152億円
9月23日 1万6754円 19億6332万株 2兆2327億円
日経平均は、今週、テクニカル的に見ても、出来高、売上代金の先週の状態からも、底値の固い展開が期待できそうです。
----------------------------------------------------------------------------
朝日新聞 2016.9.21
書店撤退 大型店でも
ネットに押され 売り上げ減・賃貸重荷に
----------------------------------------------------------------------------
ネット書店の台頭とともに、街の小さな本屋が次々と姿を消す中、大型書店にも撤退の動きが相次いでいる。
売り上げの伸び悩みを背景に、テナント料の支払いが重荷となり、契約更新時に話がまとまらないケースが多い。
生き残りをかけた書店の模索が続く。
「大きく環境が変わった20年だった。
ネットやスマホ全盛の時代に打ち勝つ施策を展開していきたい」
8月7日夜。
この日を最後に、6階の洋書フロアを残して1~5階の和書フロアが撤退する紀伊国屋書店新宿南店(東京都渋谷区)で、高井昌史社長が別れを惜しむ客ら約100人を前に頭を下げた。
1996年、JR新宿駅南口再開発の中核施設の一つとして出店。
売り場面積は約4千平方メートルで、当時全国最大規模の大型書店として注目された。
紀伊国屋書店によると、20年間のテナント契約の更新を前に、賃料の引き下げを求めてビル所有者側と交渉を続けたが、まとまらなかったという。
高井社長は「出店翌年から市場は縮小に転じ、赤字は増える一方だった。
文化に投資したようなものだった」と打ち明ける。
12月からは家具大手のニトリが入居する。
2012年3月にはジュンク堂新宿店(新宿区)が、昨年7月には西武池袋本店にあったリブロ池袋本店(豊島区)がそれぞれ閉店。
ビルの建て替えで11年に閉店した大阪・梅田の旭屋書店本店も、その後の再開発で建設された新ビルには入らなかった。
同書店幹部は「書店が払える賃料ではなかった」と話す。
大型書店の出店は、90年代初頭のバブル崩壊後に目立つようになった。
専修大学の植村八潮教将(出版学)によると、バブル崩壊で賃料が下がり、「不況に強い」と言われた書店が駅ビルや商業ビルに大型店を出しやすくなった。
90年代から大規模小売店舗法の規制が段階的に緩和されたことも、出店を加速させた。
だが、本の販売額は96年をピークに減少。
日本出版インフラセンターによると、1坪(約3300平方メート)以上の書店は、05年の51店から15年には94店とほぽ倍増しているが、「出店が集中した東京や大阪の都心部では過当競争となっている」(植村教授)。
ネット書店の台頭などで大型書店の「豊富な品ぞろえ」の魅力も薄れつつある。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます