9月21日
日経平均 2万3869.93円(+195.00円)
TOPIX 1804.02(+16.42)
出来高 20億7835万株
長期金利(新発10年国債) 0.130%(+0.015)
1ドル=112.70円(0.50円安)
9月18日 2万3420円 15億8144万株 2兆9496億円
9月19日 2万3672円 16億0235万株 2兆9670億円
9月20日 2万3674円 16億7342万株 2兆9830億円
9月21日 2万3869円 20億7835万株 3兆9626億円
■株探ニュース 2018.9.22
今週の【早わかり株式市況】大幅続伸・一時2万4000円に迫る、海外勢の買い戻しが相場牽引
今週の株式市場は、米株高と急速な円安で海外短期筋の買い戻しが膨らみ、日経平均株価は大幅続伸、一時2万4000円大台に迫る場面もあった。
3連休明けの18日は寄り付きこそ日経平均はマイナスで始まったもののすぐに切り返し、その後は次第高の展開となった。
トランプ米政権による第3弾の対中制裁関税が当初10%にとどまったことで前週に続き海外短期筋による先物を絡めた買い戻しが入ったほか、為替の急速な円安も後押しした。
日経平均は大幅に3日続伸し、5月以降、壁と意識された2万3000円ラインを完全に上抜けた。
19日は米中貿易戦争への過度な懸念が後退したことを背景とした前日の米株高や中国・上海株などアジア株の上昇を受け、日経平均は4連騰。
海外短期筋の買い戻しが続き、4日間の上げ幅は1067円に達した。
週末の21日は前日のNYダウが過去最高値を更新したうえ、為替市場で急速に円安が進んだことを受け、終始買い優勢の展開。日経平均は一時300円近く上昇し2万4000円台にあと29円まで迫る場面もあった。
大引けにかけて伸び悩んだものの、大幅に6日続伸した。
日経平均株価は、前週比775円(3.36%)高の2万3869円と大幅に2週続伸して取引を終えた。
2週間の上げ幅は1562円に達した。
週間の値幅は932円と、前週の855円から拡大した。
9月18日(火) 大幅に3日続伸、米中摩擦問題を織り込み一時380円高
日経平均 23420.54(+325.87) 売買高15億8144万株
売買代金2兆9496億円
9月19日(水) 4連騰、米株高や円安、アジア株上昇が追い風
日経平均 23672.52(+251.98) 売買高16億0235万株
売買代金2兆9670億円
9月21日(金) 6日続伸、米株高や円安で一時2万4000円に迫る
日経平均 23869.93(+195.00) 売買高20億7835万株
売買代金3兆9626億円
■モーニングスター 2018.9.22
株式週間展望=日経平均2万4000円台へ―FOMC、米利上げ後は短期調整も、押し目は絶好の買い場
2万3000円のフシを突破した日経平均株価は今週(18~21日)、余勢を駆って真空地帯を駆け上がった。
21日には一時2万3971円(前日比296円高)まで買われ、次の大台が目前に迫った。
今週の日経平均は2万3869円(前週比795円高)で取引を終えた。
この日まで破竹の6連騰。
強力な2万3000円の抵抗線を上抜いたことで、市場心理が一気に強気に傾いた。
TOPIX(東証株価指数)は3カ月ぶりに1800ポイント台を回復した。
この勢いは、日経平均を2万4000円より上まで持ち上げるエネルギーを十分に伴うものだ。年初来高値(1月24日の2万4124円)は通過点にすぎないかもしれない。
PER(13.7倍)や、騰落レシオ(25日移動平均で127)をはじめとするテクニカル指標を踏まえても、現状に過熱感はない。
来週の日経平均の想定レンジは2万3500~2万4200円。
朝日新聞 2018.9.22
■来週の市場は/米通商政策にらむ展開
来週の東京株式市場は、米国の通商政策をにらむ展開が想定される。
最近の円安ドル高基調が追い風となる一方、相場には高値警戒感も出ており、日経平均株価は2万3000円台を中心に推移しそうだ。
安倍晋三首相らが訪米、首脳会談や閣僚級貿易協議に臨む。
トランプ米政権が自動車の輸入制限など、対日圧力を強める展開になれば、相場下押しの恐れも。
25、26日には米連邦準備制度理事会(FRB)の連邦公開市場委員会(FOMC)があり、利上げペース鈍化が示唆されれば、円高ドル安に振れて東京株には悪材料。 (共同)
今の日経平均株価の動きを過去のパターンから拾ってみると、似たようなケースは過去2回ある。
2016年10月
2017年9月
このとき、株価はどれくらい上昇したかと言えば、15%程だそうだ。
この例に当てはめると、「年末に掛けて上昇トレンドを持続し15%程上昇し、株価は2万6000円を予想する。」と専門家は話していた。
ぼくは、上値の予想は、あまり興味がない。上値で手放すつもりがないからだ。
寧ろ、その後、どこまで下がるかに興味がある。
予想では、「これまでの上値抵抗線、2万3000円が下値の支えとなる。」とのことだった。
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朝日新聞 2018.9.19
日経平均終値 325円高
対中関税 市場は「織り込み済み」
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18日の東京株式市場は、日経平均株価の終値が前営業日よりも325円87銭(1.41%)高い2万3420円54銭と、約7カ月半ぶりの高値水準をつけた。
東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は31.27ポイント(0.81%)高い1759.88。
出来高は15億8千万株。
米トランブ政権が中国への高関税措置の第3弾を24日から発動すると表明したことを受け、日経平均は小幅安で取引を開始。
直後に市場では「米中通商問題は織り込み済み」との受け止めが広がり、値上がりに転じた。
幅広い銘柄が買われ、午後からは上げ幅を広げた。
中国・上海市場などが堅調だったことも相場を支えた。
野村証券の沢田麻希氏は「(関税措置が)年内10%、年明けから25%という米側の柔軟な姿勢が市場に評価された。
上昇が一時的にとどまるかどうか。
今後の米中の交渉の行方が注目される」と話した。 (和気真也)
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朝日新聞 2018.9.20
東証続伸、8カ月ぶり高値
2万3672円 米中摩擦懸念和らぐ
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19日の東京株式市場は、日経平均株価が前日より251円98銭(1.08%)高い2万3672円52銭となった。
値上がりは4営業日連続で、この間に1千円超上昇して約8カ月ぶりの高値をつけた。
米国による中国への高関税措置「第3弾」の税率が年内は10%に抑えられたことから、米中貿易摩擦の懸念が和らいだとの見方が広がっている。 (新宅あゆみ)
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朝日新聞 2018.9.22
名古屋の百貨店で商戦
おせち 今年は和洋折衷
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おせち商戦が早くも始まっている。
今年の特徴は、和洋折衷のメニューを盛り込んだ商品が充実していること。
豪華な高額商品もずらり。
各社は客単価の向上を見込んでいる。
松坂屋名古屋店は、信州牛を使ったローストビーフや伊勢エビのグラタンが入った和洋折衷のおせち(税込み5万4千円)がおすすめ商品の一つ。
バイヤーが長野市の有名ホテルを訪ね、納品を頼み込んだ。
担当者は「おせちを作る家庭が減り、注文が増えている。
色々食べられるよう、幅広くそろえた」。
前年の売り上げは約3億9千万円で、この10年で最 高だった。
配送地域を増やし、底堅い景気も売り上げ増に寄与したという。
今年は前年より微増の約300商品をそろえ、4億円を目指す。
JR名古屋高島屋は、前年のおせち売上高のうち、約2割が「折衷おせち」だった。
その傾向を踏まえ、今回も注力するという。
「家族三世代おせち」 (2万7千円)は、漫画家手塚治虫のキャラクター「鉄腕アトム」「リボンの騎士」をあしらったお重に煮物やハンバーグを詰めた。
名古屋三越は、定番の和風が売れ筋になると見る。
ただ、東京・日本橋の和洋中の料理人が監修し、牛肉の赤ワイン煮やすき焼きを詰めたおせち(2万9160円)も用意した。
担当者は「おせちを若い世代も楽しむようになり、洋風のおせちも充実させた」。
今年のおせち商戦は、陸運業界の「働き方改革」の影響を受けたところもある。
JR名古屋高島屋は、商品数が昨年より7点減。
配送するヤマト運輸が、前年より3時間早く商品を引き取ることになり、納入時間の前倒しに対応できない仕入れ先があったという。 (斉藤明美)