
小名浜港のマリンブリッジ。
3号埠頭と少し沖に建設中の人工島・東港地区国際物流ターミナルを繋いでいる。

小名浜港は福島県最大の港。
江戸時代には年貢積み出し港であり、明治以降に商港として整備された。常磐炭鉱の発見と隆盛も寄与している。
写真の③は漁港、④は1号埠頭で「いわき・ら・ら・ミュウ」(いわき市観光物産センター)がある。
⑤の2号埠頭には「アクアマリンふくしま」(ふくしま海洋科学館)がある。
ほかに7つの埠頭があり石炭、化学薬品、木材、自動車などを取り扱ったり、多目的国際ターミナルとして利用されている。
⑨が建設中の小名浜東港だ。

「アクアマリンふくしま」の展望塔に上がった時間は風雨の非常に強い時間だった。
防波堤が沖の荒波から港を守っているように見えた。

「アクアマリンふくしま」を出る頃に雨もやんで1号埠頭の「いわき・ら・ら・ミュウ」に向かった。
1号埠頭には海上保安庁巡視船「なつい」(500トン)も停泊していた。
昨年1月の新造船で、小名浜港を拠点として福島沖を担当水域としている。
船名は阿武隈高地を流れる夏井川に由来する2代目だそうだ。

駐車場ばかりでなく海上にもウミネコがいっぱいだ。

ごく少数だけれどハジロカイツブリもいた。
うんと遠いけれど、ときどき海中に潜るのでウミネコと見分けがつく。

近いところにウミネコが浮かんでいると思ったら隣に少し体の大きいのもいた。
セグロカモメとかオオセグロカモメの仲間の若鳥であろうか。

柵のポールの上に止まっているのもいた。

羽の黒さからするとオオセグロカモメであろうか。
いずれにしてもウミネコに比べて体は大きいが数は圧倒されている。

ふと気づくと見慣れない鳥がいた。
大きさはオシドリぐらいであろうか。
逆光のため色が分りにくいが黒、黒青、灰色、褐色などの羽に白い斑紋が入っている。
帰って調べたらシノリガモだと分った。冬には少数だが関東地方にも越冬に来るそうだ。
いつかもう一度どこかで見たいものだ。
復興が進んできたことがよく分かります。
お写真を拝見する限りでは、すっかり活気を取り戻した港に、生き物たちも
豊かに戻っているとみえます。
3枚目のお写真では、防波堤が果たしている役割がよく分かりますね。
堤の向こうとこちらでは波の具合が全然違いますもの。
この先こんな風景が損なわれずずっと続きますようにと願います。
震災前の小名浜港がどうだったのか詳しくは知りませんが、
広い駐車場があることから観光客など訪れる人がもっと多かったのかも知れません。
自然は戻っているようなので福島の風評被害が無くなることを願っています。
3枚目の写真はガラス張りの展望塔から撮ったので後のクレーンなどが写り込みました。
強い風で建物が揺れながらの撮影でした。