初不動とだるま市で賑わう高幡不動。
屋台が並ぶ奥の方、大日堂の山門あたりにお坊さんたちの姿が見える。
参道を下がってくる行列。先頭のほうには法螺貝を持つ山伏さん。
そして着飾った稚児たちも練り歩く。
またお坊さんたちの列が続く。
そして、その間をまた稚児たちが歩く。
女児は金色の飾り釵子(さいし)を頭にのせた装束でなかなか綺麗だ
釵子はけっこう重いのだろうか。
中には疲れたのか泣きだす子もいた。
幼稚園とか小学校低学年の子供たちばかりだから無理もない。
男の子もきちんと決めて格好いい。頭は烏帽子だ。
屋台に挟まれた狭い道の両側に見物の人がいっぱいで大変だけど、
たいていお母さんやおばあちゃんが付き添っているので安心だ。
列の一番後ろは貫主らしい。
天蓋についた綱を1本ずつ4人の稚児が持って貫主を守るように歩いている。
行列は車道近くを折り返して仁王門をくぐって不動堂まで進む。
護摩修行後、再び稚児練りが続き大日堂の方へ戻るらしい。
そこまでは確認せずに失礼してしまった。
なお稚児は募集らしいので希望すれば参加できる可能性がある。
なんだか拝見できただけでとてもありがたみがあるような。
稚児さんたちも初々しく無垢な感じがとても可愛らしいですね。
お坊さんたちはもちろんのこと、稚児さんたちも真剣な面持ちで、
やはり何かしら心に感じているのかもしれませんね。
本当に良い行列でしたよ。
お坊さんと稚児という組み合わせが面白かったです。
もう少し広い道なら良かったのですが、
見物の人たちに挟まれて圧迫感があるかもと、ちょっと可哀そうでもありました。
4月28日にも行われ、その時はもう少しゆったりしているらしいです。