
先日行った「くずはの家」で見た花たち。いくつかを振り返ってみる。
まずはクサイチゴが家への下り坂の道沿いに咲いていた。

クサイチゴ(バラ科)
クサイチゴは草花みたいにも見えるがモミジイチゴと同様に木苺の仲間だ。
花の芯は苺ができそうな姿をしている。

春になり動きが活発になった虫たちに人気がある。

ニリンソウが群生している一角があった。

ニリンソウ(キンポウゲ科)
まだ咲き始めて間もないか、二輪で咲いているものはなかった。

葛葉川のほうへ降りていくと青紫色の花が咲いていた。
セリバヒエンソウだ。株数はごく少なかった。

セリバヒエンソウ(キンポウゲ科)
セリバヒエンソウは中国原産の帰化植物で繁殖力も強いらしい。
飛燕の名も姿もなかなか良いが「くずはの家」あたりに広がるのはどうかとも思う。
ほかにカキドオシやムラサキケマンヤヒメオドリコソウなども咲いていた。
似て見えます。虫に人気な様子を見ると、実が生っている様子も見えるようですね。
二輪草の群生はびっしりですね。わが家のが虫の息なのは、
地中で他の植物の根に負けそうになっているからかもしれないと思いつきました。
セリバヒエンソウも咲いていましたか。どこからどうやってこの地に
辿りついたのやら。花としては好きですが、この場所で増えるのは
ちょっとどうかなと思いますね。
カジイチゴもこういう花ですね。
やっぱりキイチゴの仲間に共通するものがあるのでしょう。
なるほどニリンソウは群生すると元気だけれど株数が少ないと他の植物に負けるのですね。
くずはの家は自然の中だけれど車道にも住宅地にも近いので、
もともと無い植物も侵入しやすいかもしれません。