きのう大山のふもと這子坂から仁ヶ久保林道、日向林道、日陰道を歩いた。
そして高橋から藤野入口さらに薬師入口バス停まで進んだがバスの時間が合わないので、
伊勢原総合運動公園近くのバス停まで歩いた。
林道のあちこちに桜とキブシが咲いていた。ニワトコの花も多かった。
また林道ばかりでなく歩いた道のどこもクサイチゴとタチツボスミレが盛んだった。
しかしモミジイチゴとかアカネスミレも見ることはできた。
日向に着いて川沿いの道を下がっていくと石雲寺や浄発願寺があった。
浄発願寺は400年前に創建された天台宗のお寺で男の駆け込み寺でもあったそうだ。
この三重塔は平成12年に建てられた。
浄発願寺を少し下がったところから右に入ると日陰道だ。
日陰道の下を流れる日向川を見る。
日陰道は源頼朝が日向薬師を参詣したころからの古道で、
田んぼの傍を通ったり林を抜けたりの道だ。
田んぼにはレンゲが咲いたり傍にはアマナも見られた。
先日、弘法山のふもとでアマナを見た。
甘菜
この中で「2枚の長い葉は地中の茎から出ているそうだ」と書いたが、
分かりやすい写真がなかったので今回補足する。
たしかに地面のあたりで茎とその両側から葉が出てきている。
ところで、この花には雄しべ6本のほかに雄しべか花弁(花被片)か不明なのがある。
これが進めば八重のアマナになるのだろう。
同じユリ科のヤブカンゾウなどで見られる現象だ。
これぞ「春山」という感じがいっぱい。遠景も足元も穏やかな優しい春が
そこかしこで見られて、ほんと良い雰囲気ですね。こういう感じ大好きです。
自分では行けなくても、こうして楽しませていただけて嬉しいです。
三重塔、日蔭道、日向川、歩きたいです♪
下から見上げる桜もいいですが山の上から一望するのもまた楽しいです。
草花たちもだんだん増えて春らしくなってきました。
虫たちの動きも少しずつ活発になってきました。また歩いてみたい場所です。
仁ヶ久保林道や日向林道は歩く人も少ないですが、
伊勢原から日向薬師までバスで行って日向薬師、浄発願寺、石雲寺、
さらに日陰道や日向川あたりは比較的楽に回れます。
秋には田んぼのヒガンバナも見事なところです。