
マルバウツギ(アジサイ科)
やや郊外でマルバウツギの白い花が咲き始めた。

ヤブデマリ(レンプクソウ科 旧スイカズラ科)
白い花が流れ落ちるようなヤブデマリも見栄えがする。

ガクアジサイにも似ているが、白い装飾花が5裂していてアジサイの仲間と異なる。

住宅街などでも見られる木にいっぱいの白い花はハクウンボクだ。

ハクウンボク(エゴノキ科)
枝葉を日除けにしているかのようにたくさんの花(蕾)がぶら下がっている。

10cm~15cmにも伸びる総状花序には20個以上の花がつく。
まだ咲き始めで、これから花序の先の方に向かって開花していくようだ。

束のようになった10本の花糸の先についた葯の黄色がよく目立つ
春先は虫たちを効率的に誘うために黄色の花が多いと聞きますが、
初夏に白い花が多くなるのにも何か訳があるのかしら…
マルバウツギもヤブデマリも可愛いですね。前者はアジサイ科で、
ヤブデマリはレンプクソウ科‥ですか。レンプクソウ科って、
なじみがないです。レンプクソウを検索して見てきましたが、
見た目からでは仲間とはとても思えませんね。
ハクウンボクも咲き始めたのですね。エゴノキとは何とか会ったことが
あるのですが、ハクウンボクとの出会いはないままなのです。
これだけの蕾が満開になったら、名前のとおり白雲にも見えるでしょうね。
初夏は新緑と白い花という感じがしますね。
春に多い黄色の花から、この時期は白い花が多くなるのはどういう理由でしょう。
植物たちの戦略は奥が深いですね。
少し前まで古い分類で慣れていたのでレンプクソウ科と言われても頭をひねるばかりです。
ハクウンボクをご覧になったことがないですか。
なかなか見事な花です。近々お会いになれますように。