横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

旺盛な草木たち

2017-12-19 07:15:30 | 日記



宮ヶ瀬・早戸川林道の両側、斜面などに白いものが雲のように広がっている。
コボタンヅルの実だ。






コボタンヅル(キンポウゲ科)はセンニンソウと同じような白い花が咲き、痩果に綿毛がつくのも似ている。






オオイタドリ(タデ科)
コボタンヅルとは色合いが違うが、オオイタドリの実も斜面などに広がっていた。






オオイタドリはイタドリの仲間だが高さが2~3mにもなり翼果をいっぱい付ける。
掘ってみたことはないが、地下茎が延びて広がり生活力が旺盛なのだそうだ。






フサザクラ(フサザクラ科)も翼果をいっぱい付けていた。
桜の仲間ではなくて花弁や萼がなく雄しべ雌しべが多数の房になって一つの花を作る。

フサザクラも生活力が旺盛で横倒しになっても根元から芽を幹から枝葉を伸ばすそうだ。






冬芽が一つだけ、ほころんでいた。



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空から下まで

2017-12-18 06:50:54 | 日記



久しぶりの宮ヶ瀬。紅葉もすっかり散ってしまった季節だ。
ダム湖の緑色の水に引き込まれる。






空を見上げるとトビがたくさん舞っている。






10羽が気流に乗って舞いながらどんどん上昇していく。
鷹柱といっても渡りのために集まったわけではなく、しばらくすると別れていった。






その下の浮橋(ボートレースの時の監視台)に組まれたフレームの上に鳥が止まっていた。
下にアオサギ、上には白黒模様の大きな鳥・・ミサゴだ。
この後、上空を飛び湖の魚を探して時に急降下していたが、うまく撮れなかった。
ミサゴも魚をうまく獲れなかった。






湖に流れる小さな沢の水たまりを橋の上から眺めると水底の葉っぱのあたりで何かが動いている。






ヤマアカガエルが何頭かいた。葉っぱの下などで冬眠するのかもしれない。




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何だか面白い

2017-12-17 06:30:59 | 日記



宮ヶ瀬の戸川林道に入るとすぐに路上に黄色いものが落ちていた。
長さ5cm程度に見えて、小さい落ち葉だなあと早合点した。






ふと気づくと赤い種がついているのがあった。
ツルウメモドキの実で、葉のように見えたのは殻だった。






鳥が実をついばんで殻の部分を下に落としたのだろう。
中に小枝ごと落ちているのもあった。






そこから少し行ったところの路面が凍っていた。
雨のあとにでも小さな流れが出来て夜中に凍ってしまったのだろう。






上流側、氷の端っこの部分は少し様子が違う。






短い柱のような氷の結晶がいっぱい出来ているのだ。
どれも直方体のように見える。雪の結晶とは全く違うし霜柱とも違う。
どのように作られるものなのか。理科の自由研究になりそうなものだ。






午後に戻ってくると少し解けているように見えた。夜の間にまた凍るのだろう。




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冬でもアブがいる

2017-12-16 07:12:44 | 日記



瀬谷市民の森では大きな木の根元付近などで赤い実を見ることがある。
ヤブコウジだ。






ヤブコウジは高さ20cm程度だが、れっきとした木の仲間だ。
市民の森にやはり多いマンリョウやセンリョウと並び十両とも呼ばれる。






市民の森の林縁ではハルノノゲシやオニノゲシが咲き残っていて、
アシブトハナアブなど冬に強いアブの仲間がやってくる。






こちらはアシブトハナアブに比べるとスマートだ。
体長も1cm程度しかなく腰がくびれている。






初めて見た気がするが、ツマグロコシボソハナブというものらしくヤツデの花などにも来るという。



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秋の名残

2017-12-15 06:22:24 | 日記



瀬谷市民の森は木の種類が多いので紅葉も長く続くように思う。






そんな中で秋に咲いていた花が、まだ咲き残っていたりする。






小道のそばにタイアザミが咲いているが見向く人は少ないようだ。
この市民の森では、秋に何カ所かでタイアザミが咲いていてハチなどに人気があった。






落ち葉が散り敷く少し明るい場所ではフユシャクがたくさん飛んでいる。
何種類もいるのかどうか分からないが、これはクロスジフユエダシャクと呼ばれるものらしい。






フユシャクたちを追っていると落ち葉の間から茎を伸ばしている花が・・・
言い方が正確じゃないかもしれない。この茎が伸びているまわりに枯れ葉が落ちてきたのだろう。






その花はアキノタムラソウ。 秋の といっても初夏の頃から旺盛に咲いていた花だ。
瀬谷市民の森では今年最後のアキノタムラソウにちがいない。



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