横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

浅草界隈

2017-12-29 07:51:43 | 日記



アメ横の後は浅草寺にまわった。
雷門、仲見世から境内まで大賑わいだった。






脇へ抜けて六区の方を歩くことにした。
ここは木馬館。大正から昭和の時代に安来節や漫才、ストリップなどで賑わった。
今は2階が大衆演劇の劇場になっている。






そして1階は木馬亭の名前で浪曲の劇場になっている。






すぐ近くで紙芝居のおじさんが人を集めていた。






海外公演も行っている大道芸人の人で、紙芝居は土曜、日曜にやっているそうだ。






さらに歩くと浅草演芸ホール・東洋館に出た。
戦後の時代、ストリップ、劇場、寄席を併設して賑わった。
今、浅草演芸ホールは寄席に、併設の東洋館は落語、漫才、講談以外の「いろもの寄席」になっている。






東洋館の前身はフランス座というストリップ劇場で、幕間に行われるコントも売り物であったという。
東八郎、渥美清、萩本欽一、ビートきよし、谷幹一など枚挙にいとまない。
井上ひさしが下積み時代に台本を書いたり、永井荷風は常連だったそうだ。






伝法院のほうへ戻っていくと浅草公会堂がある。
1月公演は新春浅草歌舞伎のようだ。






なるほど、仲見世通りに招き板が揚がっていた理由が分かった。







浅草公会堂は40年前からさまざまな公演が行われて多くの有名人が出演している。

正面入り口前はスターの広場と呼ばれて、浅草ゆかりの俳優、歌手、芸能人などの手形とサインが設置されている。
昭和五十四年に始まり近年は毎年5名程度が新しく顕彰されて、延べ316名の手形を見ることが出来る。

今年2月には、綾小路きみまろ、樹木希林、草刈正雄、新内仲三郎、中村梅玉の5人が加わった。






平成二十六年の水谷豊と野口五郎。最近は地面のスペースがなくなったか、掲額方式になっている。



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