BELOVED

好きな漫画やBL小説の二次小説を書いています。
作者様・出版社様とは一切関係ありません。

ベストハウスSP

2010年01月21日 | 日記
昨夜、「ザ・ベストハウス」SPを家族と観てました。

19年間植物状態だった男性が家族愛で奇蹟の回復を遂げたお話は感動しました。

でもあと残りのエピソードがちょっと怖かった。

まず、ルーマニアの女独裁者・エレナ=チャウシェスクのエピソード。

貧しい環境から成り上がり、大統領夫人として夫を尻に敷き、国民の血税を豪邸の建設費用に充てたり、食糧を配給制にして国民に苦しい生活を送らせていると言うのに、自分は毛皮のコートや宝石を買いあさり、パーティーを開くなどやりたい放題。

さらに、成人女性に対して5人以上子どもを産まないと避妊・中絶を禁止させるというとんでもない政策を実施。その結果孤児やストリートチルドレンが増加し、汚染された血液によって6万人もの尊い命が奪われた。

こんな女の所為で生活めちゃくちゃされた国民の怒りが爆発し、ルーマニア革命勃発により彼女は夫と銃殺刑に処されました。

こういう馬鹿に権力握らせると、碌でもないことが起きるんですね。


続いて、西ドイツでおきたある女性の悪魔祓いに対しての事件。

女性に取り憑いた悪魔の肉声を聞いたんですが、鳥肌立ちましたよ。

最後に悪魔より人間の方が恐ろしいとある方がいっておられましたが、16世紀ヨーロッパの異端審問や江戸時代のキリシタン狩りなどからみてみると、確かに人間の方が怖い生き物かもしれません。

この事件は『エミリー・ローズ』という映画になりました。

CSの映画チャンネルでやっていたんですが、怖くて観れませんでした。

2つも怖いエピソードを観た後、光のイリュージョンには癒されました。

見応えがある番組でした。
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