久しぶりに、東野圭吾を読んだ。
面白かった。
どう面白かったかは、読んでもらうしかないが、少しだけ私が感じたことを書いておくと、
1 まず、設定
少年3人が忍び込んだ廃屋は、過去と未来が手紙でつながる不思議な雑貨店だった。(本の帯のことば)
ナミヤというのは、浪矢という人の名字で「悩み」とかけてある。
2 内容
ナミヤ雑貨店の主人が趣味で始めた「悩み相談」が段々と難しい相談になり、主人も回答に窮することになるが、それでも真面目に回答していく。
その中で、色々な人の人生を手助けすることになる。
しかし、本人も1度この辺で潮時とやめることもある。
自分のアドバイスが役にたったかどうか自信がもてなくなったということだ。
しかし、結果的にそのアドバイスは役にたっていることが確かめられる。
いくつものショートストーリーがオムニバス形式で進められている。
3 過去と未来
この本の中で、過去と未来が交差して、30年程度未来から過去の相談に回答することがあるが、それが、良いように使われている。
30年後が見通せたら、億万長者も夢じゃない!!
ここまで、書いても読んだことのない人にはさっぱりわからないと思う。
しかし、この本の相談と回答の内容は人生を深く洞察したものが多い。
(一例)
妻子ある人との子供を妊娠した女性が、子供を産むかどうか悩んだ末の相談
→大事なことは、生まれてくる子供が幸せになれるかどうかだ。両親がそろっているからといって、幸せになれるとは限らない。
子供を幸せにするためならどんなことにも耐えるという覚悟ができていないなら、仮にあなたに夫がいたとしても、産まない方がいいと答えるだろう。
⇒結局、女性は産むが、貧しくて生活に困る中、車の運転中、海へ転落し、女性は死ぬが子供は助かる。
事件は無理心中と片付けられ、子供は、どうして母がそんなことをしたのか悩むが、この手紙を読んで、実は無理心中ではなく、事故だとわかるという
ミステリー。
面白かった。
どう面白かったかは、読んでもらうしかないが、少しだけ私が感じたことを書いておくと、
1 まず、設定
少年3人が忍び込んだ廃屋は、過去と未来が手紙でつながる不思議な雑貨店だった。(本の帯のことば)
ナミヤというのは、浪矢という人の名字で「悩み」とかけてある。
2 内容
ナミヤ雑貨店の主人が趣味で始めた「悩み相談」が段々と難しい相談になり、主人も回答に窮することになるが、それでも真面目に回答していく。
その中で、色々な人の人生を手助けすることになる。
しかし、本人も1度この辺で潮時とやめることもある。
自分のアドバイスが役にたったかどうか自信がもてなくなったということだ。
しかし、結果的にそのアドバイスは役にたっていることが確かめられる。
いくつものショートストーリーがオムニバス形式で進められている。
3 過去と未来
この本の中で、過去と未来が交差して、30年程度未来から過去の相談に回答することがあるが、それが、良いように使われている。
30年後が見通せたら、億万長者も夢じゃない!!
ここまで、書いても読んだことのない人にはさっぱりわからないと思う。
しかし、この本の相談と回答の内容は人生を深く洞察したものが多い。
(一例)
妻子ある人との子供を妊娠した女性が、子供を産むかどうか悩んだ末の相談
→大事なことは、生まれてくる子供が幸せになれるかどうかだ。両親がそろっているからといって、幸せになれるとは限らない。
子供を幸せにするためならどんなことにも耐えるという覚悟ができていないなら、仮にあなたに夫がいたとしても、産まない方がいいと答えるだろう。
⇒結局、女性は産むが、貧しくて生活に困る中、車の運転中、海へ転落し、女性は死ぬが子供は助かる。
事件は無理心中と片付けられ、子供は、どうして母がそんなことをしたのか悩むが、この手紙を読んで、実は無理心中ではなく、事故だとわかるという
ミステリー。
自分も「ナミヤ雑貨店の奇蹟」読みましたよ。
面白いですよね。
懐かしくてセンチメンタル、そして爽やかな読後感が良かったです。
本当に感動しましたよ!
確かに人生を深く洞察したものが多いですよね。