ＩＫＫＯさんがカリスマ美容師になれたのは！（ファミリーヒストリーを見て）

「どんだけー」のセリフで有名な芸能人ＩＫＫＯさん。
カリスマ美容師としても有名である。
（ネットより）

そのＩＫＫＯさんがどのようにして、生まれたのかを昨日のファミリーヒストリーはうまく描き出していた。（どうも、３月１７日に再放送があるようなので見れる方は見てください）

ネタバレになるので、あまり書くことはできないが、
ＩＫＫＯさんは本名を豊田一幸（とよだ　かずゆき）と言い、この本名からＩＫＫＯという芸名ができているようである。
兄弟は姉２人と妹１人がいる中で男は一人だったらしい。

父は野球が好きでキャッチボールを教えていたところ、ボールがＩＫＫＯさんの額にあたり、それがきっかけで野球をしなくなり、段々とままごとの世界とかに惹かれていったようである。
当然、告白はしてないが、既に小学１年生の時から女性でなく、男性が好きだったようだ。

家はあまり裕福でなく、母が美容師として父は販売で生計をたてていたが、ＩＫＫＯさんは「父のようではなく、事業で成功する」という固い決意で、美容師をめざして上京。
たゆまぬ努力の末、じきに頭角を現し、数々の女優さんのスタイリストになる。この時は心は別だが、男性として生きていた。

あとは、本当に番組を見ていただきたいのだが、近所の人からは「男女」のようにうわさされながらも、優しくて力強い美容師の母と姉妹に支えられ、現在の立派な人間になることができた。

父とはあまりうまくいってなかったが、亡くなる前には「自慢の息子だ」と言っていたなどのエピソードが紹介される。

ＩＫＫＯさんについては、前にも私のブログ（2015.12.29）で取り上げさせてもらったことがあるが、「２４時間そのことばかりを考えることができる努力家」だ。凄い！

ＬＧＢＴとかの言葉がなかった時代から始まり、今、カミングアウトして注目されているのは、信念を持って今ままで突っ走ってきたからに他ならないだろう。

信念を持って生きることの重要性を教えられた気がする。