徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

NHKドラマ 「スクラップアンドビルド」(羽田圭介著)を見て

2016-12-21 15:23:40 | テレビ番組
先日放送されたこの番組。
見られた方も多いと思うので、あらすじは省かせていただく。

私が一番強く感じたのは、老人にとってどうしてあげるのが一番良いのか?ということである。

もう歩くこともままならないので、みんなに迷惑をかけるから早くお迎えに来てほしいと言う87歳のおじいちゃん。

これに対して、主人公はその願いに協力するとして、できるだけおじいちゃんの負担にならないように車いすを購入し、歩かないでいいようにしたり、すぐ近くの物でも取ってあげたりした。実は、そうすることで、体を弱くし、内心早期の安楽死を望んでいるのだ。
そのことは隠して、「限りある生を美しく昇華」するのが使命だと考え、筋肉を鍛えて、介護する体づくりをする。

「スクラップアンドビルド」とは、この筋肉を鍛える過程でのトレーニングのこと。
筋肉はいったん限界まで行って破壊した後で成長するらしい。

周りの反対を押して、実行する主人公。

だが、おじいちゃんはその親切に答えて嬉しいと言いながらも、本当は長生きすることを望んでいた。

そのことがわかったのが、風呂場でおじちゃんがおぼれかけた時の救助。
死にたいという口とは別に体は生きたがっていた。

そう、殺したいと思っていたのは自分自身だったのだ。

でも、ボクシングで戦う一人の女性の試合を見て、
敗北する恐怖から逃げてはいけない。必死にあらがって勝利するのだ」と考えるようになる。

そして、就職面接に合格。新たな職につき、スタートする。

「どんな状況でも、戦い続けるしかない」「それが、おじちゃんが教えてくれたこと」なのだ。





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