奈良県吉野の桜と金峯山寺の本尊蔵王権現特別御開帳を見に行きました

奈良県吉野の桜と金峯山寺の本尊蔵王権現特別御開帳を見に行きました


今日は天気が良くないとの予報だったため、昨日、急遽奈良県吉野の桜を見に行きました。
吉野の桜を見に行くのは１５年ぶりくらいで久しぶりです。
今回なぜ行ったのかというと、３月下旬から５／６まで金峯山寺の本尊を特別に御開帳いただけるということだったので、そのことと兼ねて行きました。

今回、車で現地まで行くことも考えましたが、たぶん大渋滞になることが予想されましたので、途中まで車で行き、そこから近鉄電車で行きました。
まだ、８時にもなっていませんでしたが、橿原神宮から吉野まではすごい混雑で立ちっぱなしです。途中で特急に何度も抜かれました。

９時前に吉野に到着し、そこから、２０人乗りくらいのロープウェーで山上に登りました。
昼食になる柿の葉寿司やよもぎ餅を途中で購入。
そして、徒歩で金峯山寺へ約２０分。
金峯山寺のご本尊は前にも遠くから拝んだことはありましたが、今回は特別に間近から見ることができました。
中央が釈迦如来（過去）、向かって右が千手観音菩薩（現世）、向かって左が弥勒菩薩（未来）で憤怒の表情で人々を悪から守ってくれているとのことでした。
現在の仏像は１５９２年頃に作られたもののようですが、当初（白鳳時代）は役行者（修験道の元祖）様が桜の木からお作りになられたとか。凄すぎます！！！
ともかく、時間がありましたら連休中にでも是非ご覧になられることをお薦めします。
迫力満点です！！！

その後、軽く腹ごしらえをして、通りを歩いて、左へ降りると吉水神社へ行きます。
その中へ入ると右手に「一目千本」と言われているたくさんの桜を見ることができます。
その奥にはかつて後醍醐天皇を始めとする南朝の皇居だった場所がありました。

それからしばらく歩くと勝手神社近くで音楽を演奏していました。
昨日は本格的な行列が見れたようです。
この近くでは竹の子の天ぷらや玉こんにゃく、葛きりなどが楽しめます。

その奥には中千本という桜の名所（広場）があります。

そこから先へは行きませんでしたが、その奥には後醍醐天皇陵と如意輪寺がありますし、まだ先には上千本や奥千本があります。

私は中千本から川伝いを歩いて吉野駅まで帰りましたが、中千本からバスもあります。

帰りの特急券は１９時頃まで全て売り切れです。
そのため、急行（といっても自分が降りる橿原神宮駅までは各停）で１時間あまり立つことを覚悟しないといけません。
私は吉野駅でかなり並んで座ることができたのは幸いでした。

吉野の桜は満開！！！

清々しい風が印象的でした。