映画『ユダ』を見て「目標と目的の違い」について考える

映画『ユダ』予告編


この映画はもう５年以上前の映画ですが、私は今日ネットで見ました。
というのも、アマゾンのプレミアム会員になっていると色んな映画が無料で見ることができるためです。

ところで、この映画をなぜ取り上げるかというと、この話は、ある女子高生が自分の彼氏の裏切りをきっかけにして、小さいスナックに勤め始め最後には歌舞伎町のキャバクラＮＯ１にまでのしあがり、その先に見た物は！というテーマ性にひかれたためである。それだけでもないか？

まあ、詳しいことはこの映画を見ていただくしかないのだが、彼氏を見返してやるための行為がどんどんエスカレートして、自分を愛してくれる人を踏み台にしてしまう。

そして、最後には、自分の方が好きになった彼を失い、稼いだお金をどうしたか？

これだけ書くと、なんとなく想像できてしまうかもわかりませんが、ハッピーエンドとはいきません。

これは、一体何がよくなかったのでしょう？

私は、そもそものきっかけだと思います。

どうして、ＮＯ１になりたいかという目的が全くありません。
とになく、他の女性に勝ちたいのです。
勝って、大金を見てみたいのです。

でも、その先のプランがありません。

そして、孤独です。

愛を失ってから、愛を手に入れようとはしませんでした。というか、できませんでした。


ＮＯ１になるという目標自体は良いことだと思います。
でも、その先に自分は何をしたいのかという目的がないと、結局努力が実りません。

そういう意味で、参考になるのではと思い、取り上げさせていただきました。
お金では買えないものもあるということです。
そして、性格が悪くなると「幸せ」から離れていくのかもしれません。

ところで、ユダというタイトルはたぶん「裏切り」を意味しているのでしょう。