徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

東京の100年の歴史に見る浮き沈み(from Nスペ カラーでよみがえる東京)

2014-10-19 22:46:02 | テレビ番組
本当は、忙しくてこんなことを書いている暇はないんだが、さきほどのNHKスペシャルを見て書かずにおれなくなったので、書き留めておく。
見逃した方は、是非NHKオンデマンドで見てほしいと思う。

さて、何にそんなに感動したかというと、1917年から今日までの東京の変遷をカラーで、しかも日本橋などを中心に定点観測して非常にわかりやすく歴史を解説していたところである。これは、前に、私が書いた「ビッグ ヒストリー」にも通じるものがある。
(以下、私の記憶違いがあるかもわからないので、ご容赦願いたい)

1917年(大正6年)から物語は始まる。
この時代の東京は既に江戸の面影がなく、東京駅や帝国劇場などが赤れんがで作られ、すっきりしていた。
1920年にはモダンガールが行き交う大正ロマンの時代になっていた。
それが、
1923年9月1日、あの「関東大震災」で壊滅状態になるのである。(死者10万5千人、96%が火災による焼死)
ところが、
1930年頃には、復興を成し遂げ、近代的な東京に変身するのである。
ところが、1931年頃から中国と戦争状態に入り、
1936年の2.26事件を経て、1938年頃には戦争への気運が盛り上がり、
1941年12月8日の第二次世界大戦へとつながっていくのである。(この間1940年に幻のオリンピックが予定されていた。)
1945年8月15日の玉音放送による戦争終結。
1952年にはマッカーサーが日本を去り、独立。
1960年には安保闘争。
1964年10月10日には「東京オリンピック」開幕。
1973年 オイルショック。
1988年 バブル最盛期。
1991年 バブル崩壊。
1995年 地下鉄サリン事件。
2011年 東日本大地震。
2013年 東京オリンピック開催決定。
2020年 東京オリンピック開催予定。

以上、見てくると、1917年から約7年周期で大きな事件があり、良くなったり、悪くなったり、良くなったりしているのである。
しかし、1945年からは、阪神・淡路大震災や東日本大震災はあったが、戦争ほどではない。
この長い平和。
1944年に少年兵として戦地を赴いた同じ年代の青年が20年後の1964年にはスポーツの祭典に出ている。
今後、この逆もありうるのではないか??!!というのが、主なテーマだ。
第二次世界大戦で、人々はA級戦犯の人に「だまされた」と言っているが、だます人が悪いだけじゃなく、だまされる人も悪いという反省がいるのではないか?!ということを言いたいようだった。
そう、まさに、そうなのだ。
日本人は常に笑顔で苦境も乗り越えてきたが、そして、それは、本当にすばらしいことだが、この先のビジョンが描けないでいる。
それは、時に、あぶない方向へ向かわないとは限らない。
「資源確保のため」という大義名分で戦争へ突入していったかつての日本のようになってはいけない。
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