徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

セルフコントロールにおける「代替報酬」と「環境設定」(Eテレ 白熱教室 行動経済学の4回目)

2016-01-14 20:48:19 | テレビ番組
自分で自分をコントロールするのが、セルフコントロールだが、どうしてもできないことがある。

番組で出ていたのが運転中の電話とかメール。
しては、いけないとわかっていても、かかってきたら、つい出てしまう。

次に、人間の特性として「双曲割引」というのがあるとのこと。
これは、例えば、どうしても食べたい物があるとすれば、1週間後に2倍あげようと言われても、今すぐの方を選ぶ人が多く、
それが、1年後と1年1週間後の比較なら、1年1週間後の2倍を選ぶ人が多いと言うことらしい。

つまり、人間は、「現在」という誘惑に負けることが多いというのだ。

だから、負けないようにするにはどうするか?

それが、「代替報酬」という考え方だ。


それは、いやな注射を1年間に週3回打たなければ死ぬ可能性が高まるというような場合、
注射を打つ日には、好きな映画を必ず見ることができる状況にしておき、毎回、いやなことを好きなことに変換するということらしい。

このように、効果的な代替報酬を考えれば、いやなことも長続きできるということなので、

自分で、いやなことを続けるときには、「ごほうび」としての「代替報酬」を決めておくこと。

例えば、毎日○○○歩、歩いたら××を食べられるとか


でも、「地球温暖化」のようなすぐに効果が現れないことの「代替報酬」は難しいらしい。

この番組をみて気づいたことだが、

①毎日行っている「歯磨き」。あの「歯磨き粉(ペースト)」は虫歯に作用しているというより、「さわやかミント味」を手に入れるために使っている「代替報酬」だということ。

②いやな薬を飲むようにしむけるには、単に少額のお金をあげるより、罰金の方が効果的で、それよりもさらに宝くじを予め買っておき、当たったときに当選金をもらえないようにすることの方が効果的らしい。

これは、「幸せ」というのは、こうなって良かったということより、こうならなくて良かったということから得られる感情の方が強いことから来るらしい。

そして、こうしたセルフコントロールのための「環境設定」も重要とのこと。

「環境設定」とは何かというと、誘惑に負けそうなときに、「手足をしばっておくようなこと」

また、めざまし時計を○時にセットしても起きない人は、○時になれば転げ回るような目覚まし時計を購入するとよい。

現在は、SNSのようなものが、しょっちゅう人に誘惑の手をのばしてくるが、それらに適切な判断で関わらないのが一番だが、さきほどの目覚まし時計のようにテクノロジーを駆使して対抗するのも良い。

とのことでした。


プラス面への「代替報酬」とマイナス面への「環境設定」で、誘惑に打ち克ちましょう!

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