昨日NHKのニュースウォッチ9を見ていると、
現在、五木寛之氏の『大河の一滴』という本が売れに売れているとのことで紹介されていた。
本の内容がコロナ禍の現在にビタミンとして効くようである。
私も以前この本を読んだことがあり、(本の内容自体はあまり覚えていないが)、昨年秋にこの本から作られたDVDを視聴した(2019.9.16マイブログに記事あり)ことまであるが、(以下はマイブログの作者の解釈によります)
マイブログに書いていた「毎日を精いっぱい信念をもって生きることが大事」という信念を「覚悟」という言葉で語られていた。
覚悟というのは、信念よりもっと深い気がするが、毎日が晴れた日ばかりでなく、雨や嵐の日もあるということを覚悟して生きていきなさいということだろうと理解した。
そうして、自分にできる精一杯のことをし尽くした先に「世界中の人(大河)とつながる自分(一滴)がある」ということなのだろう。
「コロナを経験した未来は過去に戻るのではなく、違った世界が始まる」ということも覚悟しなさいとおっしゃっていた。
今までは「皆でいても孤独を感じる」という時代だったかもしれないが、これからは、肉体的に接近できないので離れていてAloneであっても、Togetherという感覚が大事だということもおっしゃっていた。
参考になると思い書かせていただいた。
五木先生ご自身が非常につらい体験を過去に何回もされておられるそうだが、それゆえに言えることだと思うが、87歳とは思えない力強いメッセージだった。