やねだんの哲ちゃん館長はすご腕経営者（Ｅテレ 東北発未来塾より）

やねだんについては、今更という人が多いと思うが、最近タイトルの番組でオンエアされていたので、取り上げておく。
ウィキペディアによると、通称　「やねだん」こと柳谷（やなぎだに）は、鹿児島県鹿屋市串良町上小原にある集落。約300人が居住。

こんな小さな集落がなぜ有名になったかというと、哲ちゃん館長こと豊重哲郎公民館長（７４）が提唱したコミュニティビジネスが成功したから。
（東北発未来塾のＨＰより）

何をしたかというと、
まず、１９９６年にサツマイモを高校生が植え、それが地域に広まり、１９９７年には３５万円の収益を生み出し、
１９９８年には自主財源を８０万円を生み出すが、使わずに焼酎製造に投資し、
２００６年には自主財源５００万円を達成し、自治会費をついに無料化する。
それだけでなく、楽しい運動器具を運動場に設置したり、ヘルプベルを電柱につけたり、寺子屋を無料で始めたりした。

今では、「わくわくクラブ」に６５歳以上の人が月１回集まる。
８年前に村へ芸術家を招致し、「アートギャラリー」や「カフェレストラン」を始めている。

ここでは、大人も子どもも非常に前向きで、元気だ。

豊重氏：最も大事なのは取材力。目と耳で世間を観察する。絶対、外を歩きなさい！
　　　　すると、知恵（アイデア）が出てくる。
　　　　地域の縁が大事。