徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

ブータン王国は温暖化対策をすごく実行しているのに温暖化の影響を受けている

2016-10-04 21:36:11 | 社会・経済
この前放送されていたブータン王国の首相のツェリン・トブゲイ首相のTEDは非常に興味深いものであった。

私の昔のブログにも書いたが、ブータンでは前の国王がGNH(国民総幸福)を国の指標とするように宣言。
国土の60%以上は森林でおおわれていないといけないと憲法に明記して、自然と共生。
また、男性はゴーという民族衣装(女性は確かキラだった?)を着用し、伝統的な文化を守っている。
GDPは20億ドルしかないが、教育費や医療費は無償にしているらしい。
少ない人口(九州くらいの面積に77万人くらい)だからできるのかも?

とにかく、経済成長よりも環境を重視している。
その結果CO2の吸収量は排出量を上回っている。(排出量と吸収量が同じ状態をカーボンニュートラルというらしい)
また、水力発電の電力を他国に売ることで外貨を稼ぎ、他国の環境にも貢献している。

そうした立派な国なのに、20年前に氷河だったところが、温暖化で溶け出し、今は湖になっているのだという。
そうした湖が2700もあるという。

どげんかせんと!!

地球環境を守ろう!温暖化対策!と言われて久しいが、事態は悪化の一途をたどっている。
異常気象が世界で起こっている。
これは、自然が怒っているでは?

なお、ブータンは私が昔聞いたところでは、ゾンカ語という自国の言葉がありながら、
国語の授業以外は英語で授業をしているとのこと。

前にインドのことを取り上げたが、遅れているよニッポン!

どげんかせんと!!!


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