昨日の朝、前日の雪がたくさん残っていた。
今日は、車で出かけなければならない用があり、車のフロンドガラスとサイドガラスの雪は完全に手袋で掻き落としたのだが、屋根に積もった雪は走っているうちに風で吹き飛ばされるだろうと考えて手が冷たいので、そのままにして出発した。
しばらくは、何の異常もなく、平然と走っていた。
しかし、前方の信号が黄色から赤に変わったので、ブレーキを踏んだ瞬間!
あろうことか、屋根に放置した厚さ10cmほどの雪が雪崩を打って、フロントガラスにざざざっと何重にも落ちて来るではないか!?
見る間にフロントガラスは厚い雪に覆われ、前が全く見えない状態に!ヤバイ!!
ワイパーを動かしても、雪が重くて反応なし!!
これは、まずい!!!って思って、車の横を走っている車両を見る余裕もなく、手袋をはめる余裕もなく、ドアを開けて飛び出し、その厚く覆っているフロントガラスの雪を素手で何回も最速のスピードで払いのけた。
おかげで、信号が青に変わるまでになんとか、前方が見えるようになった。
ほっと一安心。
でも、あのブレーキを、もし、交差点の中で踏んでいたとしたら、たぶん前から来た車が見えないので、ぶちあたっていたことだろう。そして、大惨事に!!!
そう、思うとぞっとした。こんな恐怖を他の人に味わってほしくないので、ここに投稿することにした。
冷たくて屋根の雪を落とさなかった罰として、素手で払いのけた後の指は、本当に軽い凍傷のようにこごえていた。