福嶋伸彦さんの夕陽は私のよりずっと力強いなあ！

私のブログのプロフィール写真に桜井市三輪の夕陽を使ってあるが、この前テレビで見た福嶋伸彦さんの夕陽は本当に力強い。
というのも、気持ちの入りようが違うからだ。

福嶋伸彦さんは、病気により１歳半で耳が聞こえなくなった。
その上、両親とも別れ、一人親戚の家に向かう途中で見たのが、「真っ赤な夕陽」
それは、「明日への希望」を象徴していた。

成長し、職業を陶芸師と決めた時のモチーフはその夕陽が多い。
だから、「真っ赤な夕陽」を普段は書いて売っている。

しかし今回、その夕陽から少し離れ、雲に少し覆われた夕陽を描くことにした。
その前には、松と岩。
それを表現したのが、この作品だ。夕陽は、釉薬を「掻き落とし」という技法で処理しているらしい。
（テレビをスマホで撮影したため、非常に不鮮明ですみません）

不鮮明ではあるが、福嶋さんの気持ちがあらわれている気がする。
ようやく、「真っ赤な夕陽」から少し離れた心境になれたということかな？