この前の日曜日。たまたまチャンネルをひねると毎日放送で「情熱大陸」をしていた。
しかも、将棋の「電王戦」。
つまり、コンピューターと将棋のプロ棋士との戦い。
情熱大陸のHPによると、過去にも2回対戦があり、どちらもコンピューターの勝利に終わったとか?
私は、この番組を見るまでは、そんなことは信じられませんでした。
というのも、私が、昔やったことのある、将棋や囲碁のソフトは私より全然弱かったからです。
プロの棋士に勝てるほどのものが出来ているなんて!
でも、結果はコンピューターの圧勝でした。
5人のプロの棋士で勝てたのは3人目の豊島7段のみ。その豊島7段は、負けたくないために1年ほど、このコンピューターのことを引きこもって研究していたこともよくわかりました。
そして、コンピューターが負けるときには、予想もしない悪手を指すこともわかりました。
勝てなかった4人の棋士の落胆ぶりは相当でした。「負けました」と言うまでに長い時間がかかっている人もいました。とても、プライドを傷つけられた感がありました。
でも、これを糧に頑張っていくという前向き(負け惜しみ)のコメントをしている棋士もいました。
これからの世の中、コンピューターがどこまで賢くなるのか? 想像すると恐いです。
コンピューターという道具に支配されるSFのような世の中がないことを祈るばかりです。