徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

先祖のことを敬い、子孫のことを考えて行動せよ(薬師寺 大谷徹奘師)

2015-11-23 09:50:24 | 幸せ
先日、近くで大谷師のお話が聞けるので、行ってきた。

(参考)大谷徹奘(おおたに てつじょう)師は1963年東京都の浄土宗のお寺の二男として生まれる。
    17歳の時に、故 高田好胤薬師寺住職に師事し、薬師寺の僧侶となる。
    現在薬師寺の執事で、全国各地を「心を耕そう」というスローガンのもとに、法話行脚中
(大谷師のブログより)
    
会場は小学校の体育館。
かなり広いスペースはほぼ、満席だった。
(以下、私が感じたことを書くことにする。書くことについては、大谷師の了解を得ている)

大谷師は登場すると、まず、来場者に近くにすわるように指示して、起立させ、
両手を合わせて、お互いあいさつするところから始めた。
これは、お互いが目線を同じにするということらしい。

それから、大谷師は大きなよく通る声で、ホワイトボードに要点を書きながら、人間の「幸せ」について語り始めた。

1 私達が生まれてきて、ここにいる(仏教では中今(なかいま)と言う)は過去(先祖)がいてこそ
  その先祖をどれだけ知っているか?両親の親の名前(4人)が言えるか?
  →私(ブログ作者)は3人までしか言えなかった。

  そして、中今(なかいま)にいる我々は、先(子孫)のことを考えなければいけない
  インディアンは7代先のことまで考えて行動するという。
  それに比べて、我々は、自分たちが良ければ良いという考えではないか!
  

2 人間の一生は逆U字型。ピークの時に、年少の者や年長の者をいじめたりすると、それは、
  自分に跳ね返ってくるだけでなく、子供たちに悪影響を及ぼし、未来が悪くなる!
  


3 人間が「幸せ」になるためのお経のことばに「身心安楽(しんじんあんらく)」がある。
  ふだん、われわれは、身(すなわち五感で感じることのできる物質的な世界)ばかり考えているが、
            心(すなわち精神世界)が重要である。

      例)雨が降ってきてぬれても、「そんなのは、弾がふってくることに比べればなんでもない」と思えるようになることが大事。
  
4 人間の一番の不安の種は「人間関係」
  しかし、今、隣の人と同席しているということは、「○○○○の縁」があるということ

  (○○○○に入る4字は考えてみてください。また、講演を聞きに行ってください)

  それから考えると、結婚する、子供ができるということは「とんでもなくすごい縁」(ブロク作者の言葉)があるということ。
  そのご縁を大事にすることがまず基本。
  そして、その縁を認めて、肯定的にほめてあげてほしい。
  人間は、ほめられることを一番求めている。

  
5 日本の今のような70年間平和な時代と言うのは、過去にも、世界的に見てもめったにないこと。
  ありがたいという心が大事。
  そして、それを、どうやって守っていくかということが先を考えることになる。 

  本当にためになるお話でした。是非、一度直接聞いて下さい。
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