昨晩のテレビ朝日の「報道ステーション」をたまたま見たのだが、そこに、もうすっかり「ブラボー」で有名になった長友佑都さんが出演され、ガッツのある松岡修造さんと対談していた。
詳しいことはこの放送を何かで見ていただきたい(ネットにも概要が出ている)のだが、私が一番気になったのは「ブラボー」という言葉の持つポジティブな魔法のことである。
この言葉、コンサートなどでスタンディングオベーションをするときなどに、拍手と共に発せられることが多かったが、長友さんは味方の士気を高揚するために使っていたのだという。
そして、それは、単なる掛け声ではなく、長友さんがスペイン戦の前に芝生に寝転んで瞑想していた時に、スペイン戦に勝って自分が発している言葉だったらしい。その言葉が、天から降りてきたらしい。
だから、コスタリカ戦に敗れ意気消沈している日本代表に対し、心から(魂の叫びとして)伝えることができ、そのことにより、「絶対に負けない」「負けるわけがない」という気持ちが伝染していったようである。
ネガティブからポジティブへ、普段は意識的にイメージトレーニングするようだが、この時は無意識にできたそうである。
素晴らしい。
おかげで、あの歴史的な勝利をもたらしたようである。
ありがとうございました。
一つだけ、欲を言えば、クロアチアとのPK戦の前にもブラボーの気持ちを伝染させてほしかった気がします。