お正月位にしかなかなかこうした時間が取れないからと、家族で毎年天竜川の川辺散策ツアーをづっと行ってきています。
今年はお正月休みに出来なかったので、昨日の日曜日に約2時間の行程で散策して来ました。
この散策ツアーを初めた頃は、川原が石ばかりで石の上を渡り歩くスタイルだったのですが、近年はすすきやら色んな草が生えており、その枯れたものが背丈ほど有って歩きにくいなんてもんじゃなく成ってきています。
これは良い現象なのかが私には良く分かりませんが、以前良く聞いたゲリラ豪雨だとか、集中豪雨、長雨と言ったものがあまり聞かなくなって、つまりは増水して川辺の土を洗い流したりしていないからではないかと思うんです。
かといって常に安定したって事ではなく、雨が降れば白濁したり茶褐色に成ったりしながら、それなりには水位の増減はしているのではありますけど…
散策コースは家の近くにある万年橋から台城橋をぐるっと一周するのですが、途中台城橋から上流に道をそれて川原に降りて台城橋の下の川原を万年橋の上流曲がり角まで歩くと言うものです。
数年前迄はこの散策で、橋の下にはコンビニの袋に入って捨てられたごみ袋が2トン車一杯位は捨てられていたでしょうか。
沢山は持って帰れず、リックサックの中身を出して、詰めれるだけをと持ち帰った事も有りました。
今年はどんな物かとドキドキしながら見てみましたが、全くごみが無い状態でした。
これは少しは皆に環境意識が植え付けられた証拠なのか、コンビニのごみ回収が上手く機能しているのか、はたまた生活スタイルが何らかの変化によって捨てられなくなっているのか。
理由はともかく喜ばしい限りだと感じた次第です。
その他にも川原には、天然アートも見られるんです。
夏の間生い茂った草が枯れて、背の高いものは低いものに覆い被さるようにして倒れています。
まるでネットを被せたような大小の山々が神秘的な物を演出してくれています。
子供たちは隙間から中に入って、中はこんなに広くまるで部屋みたいだとあちこちに潜り込んで遊んでいました。
こうして自宅を対岸川原から見るのは、多分1年に1度、この時だけかと思うのですが、子供たちがいつまでお付き合いしてくれるのやら。
または、私の足腰がいつまで耐えられるのか、不安はつきませんが続けられる限り毎年続けて行きたいと思います。