いいの何気の部屋

毎日何かに引かれて行動するが 海岸に打ち寄せられる波のごとく 静かに引いてゆく

神社の女性神と男性神(神社の屋根でわかる)

2017-06-30 21:38:01 | 日記
2017年6月30日(雨のち曇り)
大社造りの社はさらに、神様の性別によって形が異なる場所がある。
屋根の上にある「堅魚木 or 鰹木(かつおぎ)」と両端で交叉して
いるのが「千木(ちぎ)」がそれです。

祭神が男神の社は千木を外削ぎ(先端を地面に対して垂直に削る)に
…女神の社は内削ぎ(水平に削る)になっています。

ちなみに家庭の神棚は『天照大神』を最上位に祀ることが多いので、
平らな面を上向きにするのが原則です。
また堅魚木(鰹木)の数は、奇数は陽数・偶数は陰数とされ、それ
ぞれ男神・女神の社に見られます。

例外(伊勢神宮)
 不思議なことに、伊勢神宮では
 内宮・・・天照大神(女神)  外宮・・・豊受大神(女神)と、
 どちらも女神なのに
  千木・・・内宮→内削ぎ・外宮→外削ぎ
 鰹木・・・内宮→10本・外宮→9本
 と、内宮は摂社、末社、別宮、所管社まですべて千木は内削ぎで、
 鰹木は偶数。
 対して、外宮は摂社、末社、別宮、所管社まですべて千木は外削ぎ、
 鰹木は奇数です。
 これは、神宮125社すべて男、女神関係なく統一されています。
 これには外宮の祭神が本来男神的性格を帯びていたためとする説
 もある。
だそうです。

まとめ
コメント
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