人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

「見える化」の仕組みが整っているからこそ!

2014年01月11日 | 経営
寒波の到来で積雪を期待しましたが・・・・・。
どうやら本格的降雪は2月にありそうな予感がしています。
商売でいえば「今でしょ」に積雪があればもっとスタッドレスタイヤが売れるのに・・・
へっぽこタイヤショップの私は あくまでも他力本願に期待てしまいます。


12月末は当社の中間決算に当たります。
正月休みが過ぎて超短期で決算速報値が出せるのは
「見える化」というテーマで 粗利益・人時生産性・労働分配率という経営概念を教えていただいて
その算出に毎日取り組んでくれている社員のお陰です。

それまではどうだったかというと ずばり「ドンブリ勘定」です。
売上高とタイヤの販売本数というものだけが共有されていたにすぎず
そのデータから売れたとか売れなかったとか過去と比較していたにすぎません。
極めて初歩的な計数管理でした。
キーパーと出会う前の タイヤオンリーの時代(今から10年前まで)は
ドンブリ勘定でやってきたわけです。

キーパーと出会うことで計数管理の重要性を教えていただいたわけです。
タイヤ商売のドンブリ勘定とはまったく違う
人時生産性重視というキーパー商売の真髄を学ぶ為
当社でも店舗ごとの粗利益算出と労働時間のデータをとり始め
まったく面倒な事ですが 全ての取り引きを手作業で伝票から拾うことで行なわれています。
キーパー商売は快洗POSシステムを導入しましたので
面倒な作業ではありませんが タイヤ商売は手作業を繰り返しています。


左がPOSデータによるもの 右側が手作業で集計されたタイヤを含む全社データ。
タイヤ商売にPOSを持ち込んで・・・という考えはありません。
手作業で算出するから 「なぜデータが必要でそれをどのように解析し活用するか」という
根源的テーマに気がつき それこそが商売の核心「変化に対応」という
行動に繋がるからです。
この作業に手間を掛ける意義はここにあります。
POSで簡単に出せるデータは 実は手作業で行なうとすごい手間がかかるということが
データを大切にする気風につながり その信憑性を高めようとする努力につながりました。


だからこそ12月末から短い時間で経営内容が レントゲンのように「見える」わけです。
苦労して出されたデータだからこそ大切に扱い 
それを解析し共有化し 経営判断の根拠として扱います。
私たちが「第二創業」と呼んで KPS岐阜を開業させた
「仮説」の「検証」作業です 
そしてそれは数値として具体的に目の前にあるわけです。

数字で示される事実は正直に「今」の状態を示しています。
昨夜幹部会で示した経営方針は
10年前からコツコツ地道に行なわれている「見える化」作業のお陰です。



コメント
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