例年より早く スタッドレスタイヤから夏タイヤへの在庫入れ替えを始めました。
積雪を期待してスタッドレスモードを維持するより
商戦を早めに見切って 春需モードへ切り替えようとする目論見です。
天気(降雪)に依存する商売は 他力本願の要素が大きいものです。
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入れ替え準備は 昨年暮れから進めていました。
先行してまとまった本数を買い込み 保管スペースの余力からスゴウ店に入れていたのを
メーカーさんの協力でトラックを借りて本店へ移動しました。
スタッドレスタイヤの在庫はなくしたわけでなく 減らしているだけで
今後もし降雪があっても充分対処できます。
タイヤマーケットを推測し
その中で活躍する他のプレーヤーの戦略・先方を知り
自らの立ち位置を知ることが スモールタイヤ商売をする上で
基本中の基本であることまで研究を進めてきました。
今日は実務として 恐怖心や脅えといった自分自身の心理とどのように向き合うかを
考えて見ましょう。
タイヤを売って取り付けることが仕事であるなか
販売にあたり仕入れという行為が先行します。
スタッドレスタイヤの仕入れ額は当社の場合でも数千万に及びます。
売れてから仕入れをすることもありますが まずは見込みで仕入れることになります。
当然売れるという読みから 仕入れをするのですが・・・・・。
売れない場合はどうなるのでしょうか?
ここに売れなかった場合の資金繰りという経営上の課題がもろに降りかかります。
仕入れたものが全て売れてしまえば
全て換金されますので資金繰りに支障をきたすことはありません、
しかし現実には売り切ってしまえず残るものもでるわけです。
そうなると在庫が換金できる次の冬まで 死に筋在庫となるわけです。
充分資金が潤沢にある会社ではそれをしのぐ体力があるでしょうが
スモールタイヤ商売を行なう私たちはそんな余力はありません。
ですからまず前提条件として
1 必ず売り切れる仕入れをする
2 在庫リスクがない仕入れ=夏タイヤと交換予約付きの仕入れをする
3 売りを先行させ売れて代金をいただいてから仕入れする
このような商売のルールを守ることが第一優先となります。
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商売はその足元を見なさい=自分の実力に見合ったことをしなさい=看脚下
今から25年前 私は大失敗をしでかしました たくさんの仕入れ先にご迷惑をかけました。
それはタイヤ専門店を開業した時(7月1日オープン)
最初の締め日(7月20日)に対する支払日(8月20日) 20日締めの翌月20日払いという約束
に開店在庫として仕入れた約300万円分の支払いが出来なくて
やむおえず商品を返すか 支払いを延期してもらうしかできませんでした。
いきなり商人としてピンチにたたされました。
独立して店をオープンしさあこれからという時 いきなり閉店のピンチです。
その時 あるメーカーさんは「開業の時は3ヶ月ぐらいは猶予します」といってくださった所や
罵声を浴びせて商品をもって帰られたところもあったり
人間模様の彩と 自分の甘さと未熟さを思い知らされました。
その一件が 仕入れに対する厳しさを自分自身に植え付けてくて
売りという派手な部分よりも
仕入れと資金繰りという影の部分の重要さを
大切にする基本が確立できた思い返せます。
「売れなかったら」「換金できなかったら」という恐怖心と脅えというマイナス心理が
実は用心深さにつながり
その用心深さのうえに勇気と大胆さがあると
体験したわけです。
1000本売れたとか 販売目標は○○千本だというように
商売の上辺は 派手でイケイケで進軍ラッパを吹き鳴らすのですが
その裏では実に繊細で巧妙な手口で 限りなくリスクを減らしているわけです。
商売で生き残ること ここが第一優先なのです。
物販業は 大胆細心こそが商売に必要な資質といえるわけです。
取扱量が増えても運転資金は逆に減る減らせるというのが
スモールタイヤ商売の正しいあり方です。
取扱量が増えて運転資金も増えるのは
もはやスモールタイヤ商売でなく
ビックタイヤ商売という別の道へ進んでいる事になります。
その面で スゴウ店長は昨年の反省にたち
今期はスモールタイヤ商売の経営をしたように感じます。
一方でサービス業の車美容業は
仕入れリスクがほとんどないという特徴があります。
そのかわりご来店がなけば 売上げもないという厳しさがあり
品質は現場で製造されているわけです。
高い品質を提供し続けることが やがて評判を呼び
徐々に固定客が殖えるという商売です。
第二創業から30ヶ月
厳しさが二人の店長を確実に育ててくれているようです。
積雪を期待してスタッドレスモードを維持するより
商戦を早めに見切って 春需モードへ切り替えようとする目論見です。
天気(降雪)に依存する商売は 他力本願の要素が大きいものです。
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入れ替え準備は 昨年暮れから進めていました。
先行してまとまった本数を買い込み 保管スペースの余力からスゴウ店に入れていたのを
メーカーさんの協力でトラックを借りて本店へ移動しました。
スタッドレスタイヤの在庫はなくしたわけでなく 減らしているだけで
今後もし降雪があっても充分対処できます。
タイヤマーケットを推測し
その中で活躍する他のプレーヤーの戦略・先方を知り
自らの立ち位置を知ることが スモールタイヤ商売をする上で
基本中の基本であることまで研究を進めてきました。
今日は実務として 恐怖心や脅えといった自分自身の心理とどのように向き合うかを
考えて見ましょう。
タイヤを売って取り付けることが仕事であるなか
販売にあたり仕入れという行為が先行します。
スタッドレスタイヤの仕入れ額は当社の場合でも数千万に及びます。
売れてから仕入れをすることもありますが まずは見込みで仕入れることになります。
当然売れるという読みから 仕入れをするのですが・・・・・。
売れない場合はどうなるのでしょうか?
ここに売れなかった場合の資金繰りという経営上の課題がもろに降りかかります。
仕入れたものが全て売れてしまえば
全て換金されますので資金繰りに支障をきたすことはありません、
しかし現実には売り切ってしまえず残るものもでるわけです。
そうなると在庫が換金できる次の冬まで 死に筋在庫となるわけです。
充分資金が潤沢にある会社ではそれをしのぐ体力があるでしょうが
スモールタイヤ商売を行なう私たちはそんな余力はありません。
ですからまず前提条件として
1 必ず売り切れる仕入れをする
2 在庫リスクがない仕入れ=夏タイヤと交換予約付きの仕入れをする
3 売りを先行させ売れて代金をいただいてから仕入れする
このような商売のルールを守ることが第一優先となります。
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商売はその足元を見なさい=自分の実力に見合ったことをしなさい=看脚下
今から25年前 私は大失敗をしでかしました たくさんの仕入れ先にご迷惑をかけました。
それはタイヤ専門店を開業した時(7月1日オープン)
最初の締め日(7月20日)に対する支払日(8月20日) 20日締めの翌月20日払いという約束
に開店在庫として仕入れた約300万円分の支払いが出来なくて
やむおえず商品を返すか 支払いを延期してもらうしかできませんでした。
いきなり商人としてピンチにたたされました。
独立して店をオープンしさあこれからという時 いきなり閉店のピンチです。
その時 あるメーカーさんは「開業の時は3ヶ月ぐらいは猶予します」といってくださった所や
罵声を浴びせて商品をもって帰られたところもあったり
人間模様の彩と 自分の甘さと未熟さを思い知らされました。
その一件が 仕入れに対する厳しさを自分自身に植え付けてくて
売りという派手な部分よりも
仕入れと資金繰りという影の部分の重要さを
大切にする基本が確立できた思い返せます。
「売れなかったら」「換金できなかったら」という恐怖心と脅えというマイナス心理が
実は用心深さにつながり
その用心深さのうえに勇気と大胆さがあると
体験したわけです。
1000本売れたとか 販売目標は○○千本だというように
商売の上辺は 派手でイケイケで進軍ラッパを吹き鳴らすのですが
その裏では実に繊細で巧妙な手口で 限りなくリスクを減らしているわけです。
商売で生き残ること ここが第一優先なのです。
物販業は 大胆細心こそが商売に必要な資質といえるわけです。
取扱量が増えても運転資金は逆に減る減らせるというのが
スモールタイヤ商売の正しいあり方です。
取扱量が増えて運転資金も増えるのは
もはやスモールタイヤ商売でなく
ビックタイヤ商売という別の道へ進んでいる事になります。
その面で スゴウ店長は昨年の反省にたち
今期はスモールタイヤ商売の経営をしたように感じます。
一方でサービス業の車美容業は
仕入れリスクがほとんどないという特徴があります。
そのかわりご来店がなけば 売上げもないという厳しさがあり
品質は現場で製造されているわけです。
高い品質を提供し続けることが やがて評判を呼び
徐々に固定客が殖えるという商売です。
第二創業から30ヶ月
厳しさが二人の店長を確実に育ててくれているようです。