キーパープショップ岐阜店・せき店・しま店は
「全て師匠のキーパー技研(株)様直営店キーパーラボ様を真似した二番煎じの店」
真似するからにはとことん真似することで作り上げてきました、
もちろんキーパーさんは全てのノウハウを開示してくださり
手取り足取りで 今もご指導をしてくださっています。
世の中には 真似することは??????というような意見もありますが
この国 日本は明治になって
外国を真似することで近代国家を築いてきたのですから
真似は 一つの才能であるとも言えます。
明治維新後も真似や洋風化を嫌って逆らってラストサムライも一杯居られました。
手本を限りなくリスペクトして
素直な気持ちに真っ白になることがスタートラインです。
こだわりや執着があっては上手く行きません、
だから素人の方が学びやすいのかもしれません。
素直な気持ちが 我見を排して 真似を本物化するベースであります。
ですから タイヤ屋が異業種のコーティング・洗車専門店を始めるにあたり
我見を混ぜないことを課し 素直で純粋な気持ちで取り組んできたことが
とても良かったと思います。
齢を重ねいろいろ物事を知ってくると
日本の伝統芸能である
歌舞伎や能とか茶道や剣道等の
「道」の伝承に 「守」「破」「離」という
考え方で行われていることにたどり着きました。
お師匠の手先の角度まですべてコピーをするように
徹底的に基礎を叩き込むこと「守」から伝承は始まるそうです。
我々に例えると
キーパープロショップ岐阜店で8年店長を務めた高山君が「守」の時間だった感じです。
そしてキーパープロショップしま店に転じ
店長という立場と同時に
車美容室のGMとして 店舗を外から見る立場も持つことになりました。
そのような立場で 新鮮な気持ちで新しい店を切り盛りする中で
お客様から「室内のコーティング」はやっていないのか?という問い合わせが
数件連続してあったそうです。
要するに お客様の声です。
またの名を「お客様のニーズ」と言えるかもせれません。
しかし キーパーのメニューには
今のところ「車内清掃」や「除菌抗菌処理」はありますが
「シートコーティング」は未装備です。
以前 或る取引先様から「シートコーティング」の紹介をうけています。
その時は まだその時ではなかったけれど
今回は その時が整ってきたのかもしれません。
お手本・師匠以外の独自の道に接することを「破」というそうです。
基本が完全にマスター出来て(8年間)
それからは応用の期間となる意味だとすれば
キーパーに無いメニューを車美容室へ導入する導きかもしれません。
この国も真似をしながら
より良き改良や工夫を積み重ねて日本の近代化を成し遂げたのですから
車美容室もキーパーラボさんの真似をしながら
新しい工夫をする段階「破」に 入ってきたと感じました。
8年間 徹底的に基本に忠実だったからこそ 自然に次の段階に進むようです。
近い将来
イマージン車美容室独自の
キレイメニューが メニュー表に装備されるかもしれません。
日本という国が 真似をしながら近代化してきたことと同じです。
8年間の「守」時代(基本を身に付ける期間)
素直であることで磨き上げた心は
新しいキレイを写し出す宝物です。
そうした素直な心根が
お客様に潜在するニーズをに対し
新しいメニューへ挑戦を始めると感じます。
齢を重ねた知識は
易経にも同じような考えがあること知っています。
潜龍の時代と呼ばれています その次が見龍の時代です。
徹底的に基本を守った潜龍は
潜んでいた場所から出てきて物事が見えるようになった これが見龍と解釈されてます。
日本にも中国にも成長していく道筋が記されています、
表現の違いはありますが「守破離」も「易経」も
成長のマニュアルと考えれば 受け入れやすくなると思います。
キーパーのマニュアルは お客様を店に迎えてからの所作やしぐさであり基本です。
「守破離」「易経」は 人の成長を促進する見方のマニュアルです。
毎日 当たり前のように接していると
若者たちの成長も 何も変わっていないように感じますが
「守破離」や「易経」を読むと
目に見えない彼らの内面の成長に気が付かされます。
彼らが体験することを聞くことによって
それぞれの店に与えられた課題が違うことが判り
その店固有の成長スピードに委ねることが一番だと思いました。
3店舗の個性は大事にしつつ
成長がどの段階なのかを知る努力はしなければなりません、
ありがたいことです。