空想のねじ

好奇心のおもむくままに、チャレンジしたこと、行動したこと、感じたこと、思ったことを綴っていこうと思います。

誕生日に起きたサプライズ

2022-06-15 00:00:00 | 日記
誕生日の夜、気がつくと携帯のメッセージに着信が。

「◯◯◯◯です。誕生日おめでとうございます。携帯の番号を変えました。元気ですか?」

そこには10年以上連絡していなかった旧き友人の名前がありました。

一瞬、フィッシングメールか何かかと思いましたが、私と彼女しか知らない昔の話やご家族、飼い犬の話などが書いてあったので、確かに友人だと確信がもてたのでした。

LINEの登録をして、昔話に花を咲かせたのですが、久しぶりに話をしても当時の状態に戻れるのがうれしいし、とても懐かしかった。

聞くと毎年私の誕生日には思い出してくれていたようで、とても心が温かくなりました☺️
幸福感で胸がいっぱいになりました。

誰かにいつも思い出してもらえているなんて!
心のエネルギーチャージが一気に加速(笑)。

ありがとう😊

友人も疎遠になっていたので、連絡をするのに勇気がいったみたいです。

私はめちゃくちゃうれしかった😆
本当にサプライズプレゼント🎁でした。

    ✳︎              ✳︎               ✳︎


感謝の気持ちでいっぱいと気分がになったとき、伯父のことを思い出しました。

伯父は父の姉(伯母)と一緒に都下で喫茶ができるケーキ屋を営んでいました。フランス🇫🇷で修行をしたと聞いていましたが接点がなく、伯父のことは何も知りませんでした。

上京して一年目、寮生活で初めて迎える誕生日に私は伯母と伯父に会いに行き、ホールケーキの依頼をしたのでした。寮のみんなに感謝したかったんです。

寮までの帰り道、絵本の学校に通っていることを知った伯父は、いわさきちひろ美術館へ連れて行ってくれました。美術館を出て再び車に乗って寮へ向かう中、伯父に言われました。

誕生日は祝ってもらう日ではなくて
周りの人に感謝する日なんだよ。
それを忘れてはだめだよ。



伯父が作ってくれたケーキはフルーツがたくさん入っているショートケーキでした。持たせてくれた紙袋の中には、調理パンなどの食べ物でいっぱい。

ケーキはとても美味しくて、みんなでワイワイいいながら食べたっけ。

口数が少なくて、伯父との思い出といったら、本当にこのエピソードが最初で最後。数年後に伯父は他界しました。

誕生日は昔の記憶を辿る日となりました。年齢を重ねるごとに、人の温かさや言葉が沁み入りますね。

岡持を持っているダルマさんは、自分へのプレゼント。

これは前からあるもの。なんとなく自分に似ているような?(笑)

ミラクルショット