空想のねじ

好奇心のおもむくままに、チャレンジしたこと、行動したこと、感じたこと、思ったことを綴っていこうと思います。

新潟一宮巡り 度津神社

2023-08-18 08:18:00 | 神社・仏閣巡り


※佐渡汽船HPより

続きの前に豆知識。
佐渡島への渡航方法のお話しです。佐渡島への海路は、新潟港から行く方法(両津港着)と、直江津港から行く方法(小木港着)があります。

コロナ禍の経済的理由によって、一時期は存続も危ぶまれたようで、ここ最近になってからようやく安定してきたようです。

今回、私が利用したジェットフォイルは、新潟港〜両津港(佐渡島)しか運航していません。カーフェリーは、新潟港〜両津港間と直江津港〜小木港間(佐渡島)があります。※2023年8月現在

佐渡島の移動手段はレンタカーでしょう!と思っていたのですが、事前の問い合わせでは予約でいっぱいですといわれてしまいました。それに旅行前には仕事が忙しくて、行きたいところも決めきれておらず、ペーパードライバー歴が長いので、不安もありました。

ということで、今回はタクシー会社におまかせすることにしました。一宮の度津神社以外については相談しながらという見切り発車です。

いよいよ度津神社へ!


一宮の度津神社⛩があるのは、小木港寄りで、両津港周辺からだと片道約1時間ほどかかるため、朝7:00にタクシーに迎えに来てもらいました。

神社の周辺は田園や山に囲まれていて、隣の家との間もかなり距離がありそうな場所でした。電灯がないので夜は真っ暗で知らない人は迷うでしょうねと、タクシーの運転手さん(以下、Sさん)。

度津神社には、荷台のある軽トラが20台ほど停まっていました。何事?😳と思って見渡すと、たくさんの人が神社を掃除していました。
近くお祭りがあるということで、氏子さんたちが朝から集まって神社の掃除をしていたのでした。


そんな中を恐縮しながら、
一段一段、階段をゆっくり昇っていくと、
素敵な社殿が見えて来ました。

度津神社(わたつじんじゃ)
 ご祭神 五十猛命


お酒をお供えしました。本数に意味はないのですが、この旅が八海山でつながったご縁に感じていたので、佐渡島でもたまたま見つけた八海山を買い足しています。「魚沼」は、当初から度津神社にお供えしようと、新潟に着いた日に買って持ち歩いていました。


本殿横には、獅子舞の獅子がガラスケースに入っています。もともとは赤かった獅子が黒光りしているのか、もともと黒いのかーー。
掃除も終盤で、清潔感の漂う拝殿と境内でした。ちょうど朝日と煙が交差して、とても幻想的な写真が撮れました。

私が帰る頃には、氏子の皆さんは和気藹々、配られたアイスを頬張りながら冗談を交えて談笑モードでした。

御朱印も、周りの人が神主さんに声を掛けてくださいました。


氏神様を中心に、そこに住む人たちがひとつになって、神社を大切にして皆んなが仲良く暮らす、一見ふつうに見える日常生活がうらやましく思えました。離れた立場から見るからこそ感じるものなのかもしれません。幼き日に過ごした日本の良さを懐かしく感じました。

続きます。