続・トコモカリス無法地帯

うんざりするほど長文です。

夢のなかでしか開けないフォルダ

2019-08-31 19:28:06 | ゆめにっき
夢の中でしか開けられないフォルダというのがあります。私にはそういうのがあります。
今日の内容はいわゆる夢日記で、まともに考察すると発狂する類の話です。

引越前の住居にいた頃、定期的かつ頻繁に見たのが「引越」の夢。
前の住処はボロ建築で、しかも住人の私が長いことメンタルダウンしていて、整理整頓掃除清掃がまったく出来ないまま10年以上経ってしまい、おそらく目に見えないカビや埃が充満してたのでしょうが、ハウスダストの酷い部屋でした。自室内では毎日せきと鼻水が止まらず、この屋内花粉症状態をどうにかしようと、一度大掃除をしたことがあります。家具を全部どけて、絨毯をめくって、畳を剥がしてまで徹底的に掃除機をかけました。しかし、ゴミは一時的に消えても、すぐまた粉っぽい埃がたまり、あまり効果はありませんでした。1日で黒い机の上に白っぽく埃が積もるんだから、ちょっと大掃除したくらいで改善するものではありませんでした。その後の家具配置レイアウトに失敗し、どうにも掃除がしづらく、結局最後まで花粉症部屋のままでした。

自分なりにやれることやったけど、改善しないので内心では住処に対して不満が溜まっていたのだと思います。風通しは良かったし、意外と収納スペースも大きく取れたけど、10年どころか約20年の生活で蓄積した空気汚染はそれ以上の欠点で、意識の奥のほうではずっと「こんな部屋出たい」と考えていたのでしょう。

その頃から違う部屋で暮らし始める夢をよく見るようになりました。そして転居先で思わぬトラブルが起こって困る夢でした。引越先は見慣れた場所が少し崩れたような風景で、豊平区に熱帯雨林があったり、南区に高速道路の残骸があったり、東区が果てしなく続く出店の大群に埋め尽くされてたり、ビジュアル的に変な世界。変な札幌。

そして引越先の住居も異様な建築物ばかりでした。
高さも広さもバラバラな直方体を雑に束ねたような茶色い巨大建築。バーコードの出来損ないみたいな外見で、図体のわりに中身は狭く、部屋には2段ベッドが6つも並び、窓から見える風景は位置が高すぎて地面が見えません。そこで私はなぜかPCに向かって探し物をしていました。

十字型に広がる温泉施設、ここでは特定の身分とカードを持ってない人間は奥に進めませんでした。そして私は奥に入れず入り口そばのPCで何か探しものをしてました。

ある時は郊外道路横の掘っ立て小屋でした。そこでもPCをいじっていたら、追い出されて隣のファミレスの駐車場に移ってそこでPC作業を続けてました。

床が傾斜している広大なショッピングセンターの地下生鮮食料品売り場の真ん中でPC作業していたこともあります。そこにはPCが複数あり、次々と別の売り場に移ってはPCを探す作業の繰り返し。リサイクル品販売エリアでは販売ブースの内部に入ってPC操作してました。店員じゃないのに。夢なのに。

黒い立派な建物の玄関横にPCが置いてある場合もありました。屋外にデスクトップPCがそのままあるのよ。そしてそこではずっと夜のままでした。夜空と黒いビルと黒いPCの動きの少ない静かな夢でした。

超高層幾何学マンションの夢では上階に登るのが大変でした。15階辺りまでは普通の巨大ビルなんだけどそこから上が斜めにズレて、でたらめな方向に廊下が伸びていました。もちろんエレベータなど通っておらず、階段位置も決まりが無く、そもそも床形状が階ごとに違い、ブロッコリーのような上部がもこもこ膨らんだ建物を、何の手がかりも無くひたすら上に向かう夢でした。何かを探して上に向かってたのだけどPCは出てきませんでした。

窓が無い和室の夢は不気味で、襖の色が薄い緑とピンク、開けると真ん中に床板。部屋は中2階で上の廊下や下の廊下を行ったり来たりして、迷路のように入り組んだ部屋の押入と廊下から家具を拾い集めて運ぶ夢でした。これにもPCは出てこなかったな。

ビジュアル的異様さは自分でも感心するくらい個性的で面白く思いますが、これ全部「引越先で足りない何かを探す夢」です。要は不自由な環境でなおさら不自由するたいへんストレスフルな夢。一種の悪夢なんだけど、それでも今の自室よかマシだ、早くどうにかしたいと内心不満を蓄積しつつ3年くらい経ちました。

ここからは現実の話です。
2018年9月6日の地震で、北海道全域ブラックアウトという大変な被害が出ました。あの地震で私の住んでいた建物も致命的なダメージを受けていたようです。住んでる分には停電復旧以後の生活にも支障を感じていませんでしたが、管理会社の調査で大きな亀裂が見つかっていました。屋根にも破損が出ていたようです。

それで、2019年2月末に退去通告が届きました。もう安全基準が満たせないから出るしかありません。
「こんな部屋出たい」と「この部屋出なさい」では大違いです。
引越作業の経過は膨大なのでここには書きません。ただ、先だって引っ越し先で困る悪夢を散々見たせいで、引越の具体的イメージが固まるのは早かったです。目標が定まらないと全く動けない何も出来ない性格ですが、狙いが決まればちょっと難易度高めでも挑めます。準備手順がわかるからな。

7月中旬に引越を終えて、今住んでる部屋は快適です。快適になるように仕上げたからな。狙って環境作ったからな。そしてこの部屋は悪夢で見たどの部屋とも似ていないのだけど、窓から見える景色は全部を足して割ったような、適度な距離と適度な見通し、適度な夜の明るさと適度な風通し、あの変な夢の風景がどれも少し混じって見えます。詩的な表現を使いましたが、単純に窓が多いから、見える景色も多いんだよ。


ところで、夢でしか開けないフォルダとは何かというと、一連の奇妙な引越先の夢シリーズの初期に夢内でPCにあった見知らぬフォルダの事です。開けると中にはやはり知らないゲームのファイルがいくつか入っていて、起動すると古臭い2Dマップ画面が立ち上がりました。
そして、そのゲームがとても面白かったのです。あまり広くない室内2Dマップのあちこちにボスキャラらしき奴が立っていて、まともに戦うとまるで歯が立たずコテンパンに負けるのですが、ボス手前まで動ける範囲でマップを調べると、様々なギミックが開放されて戦力強化できるのです。それは武器だったり、罠だったり、仲間キャラだったり、射程延ばしや、行動倍増だったり、レベルを上げる以外の方法を継ぎ足しまくって強化する内容で、いわば自キャラをコアに強化オプションをどれだけ無駄なく取り付けるかのゲームでした。画面構成はRPGなんだけどSTGのパワーアップぽかったです。

マシンパワーがそこそこあるPCだったようで、複数のゲームウィンドウを開いてもさくさく動きました。そら夢の中だからな、リアルな挙動はしません。

先の「レベル上げ以外の強化が山ほど出来る2DRPG」以外にも、出会うキャラクターが片っ端から仲間に入りまくるRPGもありました。こちらは屋外フィールドを歩き回るタイプですが、仲間が増えるとパーティーを分割して別働隊に出来ました。画面も2分割。分割した画面で別働隊もAIがキャライベントを進めていて、選択場面でプレイヤー画面に「呼び出しメッセージ」が出ます。人数が増えるほど画面分割も増えて、4画面で何十人という仲間があれこれ勝手に動き「どうしましょう」と聞いてきますが、この事情が仲間複数人にかかわり、さっきの話が今に影響して、ならどれだけ増援を出すかなどかなり複雑。フィールドで戦闘繰り返すアクションRPGのように見えてSLG+AVGみたいな内容でした。

どっちも4世代は昔ぽいドット絵でしたが、私はとても面白がっていました。そら夢だから、自分の深層意識がゲームの形で現れてるのなら、自分の嫌いな単調レベル上げ作業繰り返しを極力排した、リソースやりくりと過剰準備が主題になります。私はそういう話が大好きです。
自分でそういう話を考える想像も面白いけれど、プレイヤーとして未知の領域に踏み込む楽しさは別のもので、あの自分の無意識が用意した自分に最適化している名無しのゲームをまたプレイしたいのです。その夢の中でしか開けないフォルダ内のゲームを遊べたのは過去2回しかなく、こうしてはっきり狙って探すようになってからは夢にPCも現れなくなりました。まさに夢幻の如き曖昧で掴みどころのない探し物。だから夢なんだけど。

体調悪すぎても良すぎてもダメで、適度に疲れてる時に見る夢が統計的に面白い気がします。
前の部屋で風邪引いて本当に具合悪く一日中寝込んでた時に見た夢は、
「自室に殺人鬼が襲撃してくる悪夢」でした。一旦起きて食事して、二度寝をした時に見た夢は
「自室にモンスターが襲撃してくる悪夢」でした。シナリオ使いまわしじゃねえか。さっき見たぞこれ。夢の話だからって安易な手抜きするんじゃないと自分に憤慨した日でした。


実際に引越したら、1ヶ月と経たないうちにブログサービス終了のお知らせが来ました。こっちも引越しか、慌ただしいな。


東方紅魔夢・転居分身妹編

2015-05-10 00:41:00 | ゆめにっき
世間では連休でしたが、休日に予定をありったけ詰め込む私にはきつかった模様。
肩こりとか手足の冷えとかの痛みが久しぶりに来ました。いっせいに。

こういう時は身体の芯が弱っているので、普通に寝ても回復しません。悪夢と金縛りでうんうんうなされるのです。この2日間はそんな感じで寝るのもイヤです。


前に悪夢を見たときには、パチュリーさんが出てきてなんとかしてくれました。前々の悪夢の時も最後はパチュリーさんが出てきました。なんだか少し優しかったです。
この調子だとそろそろ今夜あたり出てきそうな気がします。

パッチーが出てくる時って、いつも悪夢の内容が末期状態でもうダメだと感じた時にひょいと出てきて、雰囲気を変えてくれるのですが、もっと早く出てきて欲しいです。

なぜか私は引越す、住処が変わる夢を多く見ますが、大抵行き先には問題があって苦しい目に遭います。引っ越した先が事故物件で窓に人影が映るという嫌な場面。
怖いから逃げたけど部屋に戻れないので、彷徨ってるとまたパッチーが。
「あら、宿無し?ここは宿屋よ、泊まってく?」
トルネコみたいですね。色調とか。
女性宅に泊まるからと言って、いちゃつく展開でもなく、その宿には先客がいました。
かりすま吸血鬼スカーレット姉妹の姉の方。しゃーなりしゃなりお嬢様。なんで東方紅魔郷キャラが頻出するのかわかりません。だから紅魔郷は難しいゲームで苦手なんですけど。八雲紫さんに登場して欲しいのですけど。

パッチーとレミリアさんにお世話になって、翌日自室に戻ると窓際の人影がまだ居やがる。どうしたものかと観察してたら、周辺がチカチカと光り始めました。カラフルに。そして人影は増えたり戻ったり。
急いでパッチー達のところに戻って
「おまえん家の妹じゃねーか」
部屋を破壊されるまえに最凶妹フランドールを引き取ってもらいました。

あの時は良かった。悪夢がゲームネタで解消された。だからまたふざけた展開にして終わらせてください。危害と不安で神経張り詰めながら眠るのはもうたくさんです。まだバトルでホラーな夢ならましなほうで、最悪だったのが「トコモン?捨てたよ」という夢。愕然として目の前の侵略者への報復とか思いつかず、真っ先にトコモン回収へ走った自分に再度驚きました。目の前の敵をぶち殺す時間も惜しかったのです。泣いた泣いた、おいおい泣いて自分の泣き声で目が覚める経験は、それが初めてでした。2度目に泣いたのは昨夜です。


東方紅魔夢・魔倉庫奪還編

2014-03-04 23:42:12 | ゆめにっき
なんでも結論を出したがる私はいわゆる雑談というのが苦手です。仕事場でも挨拶と連絡以外にほとんど口を開かない生活をしています。メンタルの医者との面談も省いてここしばらくは薬だけ出してもらってます。病院て医者が質問して答える形だから、興味ない質問も振られるし、話したい話題も出せないし。
あまりにも気分の低空飛行が続いてるので、夜にメッセンジャーで友人の盗り夫さんを捕まえてなんやかやと一方的に喋ってます。これはダメな対人姿勢だと自覚してるのですが割と必死になって話してます。盗り夫さんいつもすみません。

でも、こうやって現実の誰かと少しでも線を繋いでないとまずい領域に居るのです。
だって現在の私が話す相手、1:盗り夫さん、2:パチュリー・ノーレッジ、3:会社の上司。

なんか変なの混ざりましたね。
パチュリー・ノーレッジさんは非実在人物です。それもギャルゲーのように会話する対象ではなく、シューティングゲームの敵キャラで画面いっぱいに弾幕をぶちまける4面ボスです。
なんでそんなのと会話してるの?というと、この人が私の夢にちょくちょく、いやわりとしょっちゅう登場するのです。そしてけっこう会話します。前にも日記に書きました。あれからも出てくるのです、パッチェが。もう慣れたものでさん付けも取れました。前はパチュリーさんと呼んでましたが、もう今ではパッチェです。だからさー私が一番好きな東方キャラは八雲紫さんなんですよー、なんで彼女でなくパッチェばかり出てくるのさ。



数日前の夢では、私は小学校の職員でした。そいで学校の怪談に巻き込まれました。「人喰い倉庫」てのがあって児童が消える怪現象。夢の出来事ですから。話の流れから「呑まれた子供を救え」となるのですが、こいつがなかなか、いやかなり強い。どうしてこんなところで怪現象如きに納まってるのってくらい強力な相手で、いわゆる魔王クラスらしい。科学と魔術の両方から仕掛けようとなって、科学サイドはトレーラー何台にも発電装置載せて来て人工電撃作戦。落雷のような轟音と振動。こんなん続けたら倉庫ごと中の児童が死ぬからと作戦中止。魔術サイドは囚われた児童に位相転換やらなんだか難しい方法で、存在を多重化してダミーを魔王に食わせて錯覚させてる間に引っ張り出すという、これまた厨二な展開。そして作戦は失敗しました。
もうダメじゃん、とみんなが帰る準備を始めたところで、突然一人の女性がずかずか歩いてきて魔王倉庫のドアをがらっと開けて入って行きました。すぐに子供を数人連れて出てきたので、なんだか知らんがこれで事件は解決だ、さあ帰ろうとしてる私の腕を彼女がむんずと掴みました。
「身体の弱い私に、あんなヤバイ奴の相手させるな!」
パチュリーさんでした。
凄い剣幕で私を怒鳴りつけてそのまま肩を怒らせて帰っていきました。これにて終了、みんな解散、おつかれさまでしたー。

他人の夢の話なんて基本的に本人ですらどうでもいいものなのですが、今回のはお話としてオチがついてまとまっていたので覚えているのです。

先程書いたように日頃2番目に多く会話してるくらいなので、他にもパチュリーさんの出てくる夢は何度も見ました。普段だと彼女から私に無理難題をふっかけてくるので、たまには彼女にも働いてもらおうという無意識が働いたのでしょうか。

先月「街に散らばったジグゾーパズルを探せ」的な夢で彼女にまた散々こき使われたので借りを返してもらっただけな気がします。
パ「この街にいくつものパズルのピースが隠されてるからそれを探して。夜のうちに」
私「そういうのは占術任意発動とか使えそうなあなたがご自分で」
パ「クルマでないと移動できない広範囲なのよ」
私「運転手なら他をあたってもらおうか」
パ「あなたの恥ずかしい過去の記録でもあるのよ」
私「ああ、またいつもの洗脳作戦ですね」
パ「だってアナタとワタシはそういう関係じゃない」
私「実に不公平で不愉快な関係だな」
パ「呼び方にさん付けも要らないわ」
私「(フレンドリーさで誤魔化す気だな)」

こうして夜の街で自動車を運転し続ける疲れる夢を見ました。仕事でもないのに働かすなや!睡眠の邪魔すんなや!


何度も言いますけど、パチュリーはゲームのキャラクターで架空の存在です。単なる東方紅魔郷の4面ボスです。そんな二次元キャラと滑らかに会話してる自分はもうどっかおかしいのだと思います。起きてる間は普通にしているつもりですが眠るとおかしい。自分以外の意識の介入を感じることがあるのです。根拠は現実の私をどうひっくり返しても出てこない発想が現象として脳内で起こるからです。それは自分の意識と思えません。

もう一つ例を挙げます。パッチェは出てきません。
「殺人ゲーム」の夢。人喰い倉庫といい殺人ゲームといい、私の脳内はつくづく殺伐としてて呆れるのですが、それはさておき。
7人の標的を倒せというルールのゲーム。ゲームというか競技。巷によくあるサバイバルなルールでミスしたら死ぬ系。
かなり怖い夢でした。7人の標的というのがどう見ても自分よりでかい強い怖い。軍服の黒人、入れ墨者、チェーンじゃらじゃらつけた外人、そんなのばかり。制限時間内にこれを全部倒せと。
それでも頑張って倒したのです。全部不意打ち+凶器攻撃でなんとかしました。消火器で煙幕張って、階段から突き落として、つるはしで殴りつけて、刃物でめった刺しにして、7人殺しました。えらくリアルで生々しい内容でしたが、必死に頑張ってなんとかまぐれでミッションクリア。あとは脱出だけ。そこにメニュー画面が出ました。

「SAVE」

百人いたら百人セーブすると思います。まぐれでクリアできた貴重なデータです。だからセーブしました。

「WARNING!」


視界が真っ赤に染まって、スタート地点に戻されました。

「HARD MODE」

目の前にはデカイ外人が居て既に間合いに入っています。自分の装備は消えてました。もう不意打ちも凶器攻撃も出来ません。
これはトラップ。最後にセーブコマンドを選ぶとハードモードに飛ばされるトラップ。難関突破して気が緩んだ瞬間に、親切を装ってを隙を突く凶悪な仕様。なんという意地の悪さ、私自身の夢ですから自分の脳の動きなわけですが、言っちゃなんだが私という人間をどう分解したところで、こんなに卑劣悪辣残忍無慈悲な発想はありません。無いんだってば。私にはこれ程まで回りくどい嫌がらせは思いつかないのです。これはいったい誰の意志?介入されてる、多分介入されてる、脳神経のどっかが操作されてる。もうここまで来ると夢だと自覚があったので、さっさと明晰夢からは逃げました。でも違和感は残りました。こんな発想が自分から出てくるはずが無い。

こういう妄想疑念てメンタルの病気には良くあることです。



こうしてテキストに起こして客観的に見ると、本当に、そのなんだ、アレだ、かわいそうな人だと自分で思います。この先どうなっちゃうんだろう。


東方紅魔夢・錯乱図書館編

2013-05-12 23:51:23 | ゆめにっき
ここ数週間ほど眠りが浅く疲労は溜まる一方でした。寝起きでも体調は悪く、目の焦点が合わないとか、足が痛みが続くとか、散々な状況でした。今も散々です。痛いままです。

そんな状態ですからダメージはとうとう頭にも及んできたようです。

それはさておき、昨夜ネットで以前から探していた曲のデータを見つけました。海外ゲームのBGMで、少しロッキーぽいというか、劣勢を耐え忍び最後には覆す雰囲気のたいへんカタルシス効果のある曲です。


知ったのは「ゲームセンター東方02b」というネタ動画で使われていたからなのですが。鬼畜難易度のゲーム攻略を強制された藤原妹紅さんが、ラスボスの余りの凶悪仕様に心が折れそうな場面にかかります。涙と涎をたれながして「もうダメだ」と泣きの入った表情で机の上で崩れかかる妹紅さんが復活する時のテーマです。カッコイイ曲だけど妹紅さんの表情はとてもカッコ悪いので、私の中ではマヌケBGMカテゴリです。

そいでこの曲を延々と繰り返し聞いていたせいで、脳内再生もエンドレスになってしまって眠ってる間も無意識の中でこの曲が流れるのです。ちょっと重くて疲れるメロディですから睡眠中でも疲労します。


話を戻します。
もう私の身体は限界のようであちこちが痛み、常に苦痛信号を受け続けた脳はかなり参ってる様子です。睡眠薬を使っても6時間程で目は覚めてしまうので回復が間に合いません。
なので今日は昼間も無理矢理睡眠を取りました。

無理して眠ったせいか変な夢を見ました。夢というのは大抵変なものですが、今回のは変具合がまともではなかったので日記に書きます。
いわゆる連続夢というやつで今日見た夢は前に見た夢の続きでした。話は続いてないけど登場人物が同じでした。

「パチュリー・ノーレッジ」さん。東方紅魔郷の4面ボス。喘息持ちの魔法使い。
なぜか彼女は私の夢にちょくちょく登場します。東方キャラでは2番目くらいに好きですが、1番好きな八雲紫さんは出てきてくれません。私は紫さんのためななら1万2千円くらいホイと出すのですが。

そのパチュリーさんは前回の夢では大変悩んでいるようでした。なんでも紅魔館の主のスカーレット姉妹がプリキュアに嵌り、自分らもプリキュアを始めようとしてるそうで、でも今のプリキュアはメンバーが5人くらい居るので、その5人に駆り出されるのがつらいのだそうです。美鈴と咲夜さんは格闘戦も得意だけどパチュリーさんは身体が弱いので、荒っぽいプリキュアアクションにはついていけなくて困ってる様子でした。そいでそんなどうしようもない相談を私に話されたのですが、実際どうしようもないので紅魔館から出ることをオススメして、あとは行きつけの心療内科を紹介しました。

馬鹿じゃねえの。いい年こいた大人の見る夢の内容ではありません。

その前に見た家族旅行オブザデッドな夢の方がまだマシだと思いました。身内で血みどろになって殺し合う内容の方が私には合ってますよ。


それはともかく、今日の昼寝中に見た夢にはまたパチュリーさんが出てきて無理難題を言い始めました。紅魔館を出るから図書館の蔵書も持ち出すことになったそうで、でも主のレミリアには内緒だから私に蔵書運び出しを言いつけて来ました。だから小悪魔も使えないんだってさ。
ここまででもだいぶおかしい内容なのだけど、まだ話はわかります。ここから先が夢特有の異常で不条理な展開になります。そもそも東方紅魔郷は苦手なゲームで余り好きじゃないんだけどー。

さて、図書館に行くと蔵められてる本とかデータがエロばかりでした。エロ本・エロ画像ばかり。行けども行けどもエロばかり。あの、パチュリーさん、これは貴方のキャラのためにも捨てたほうがいいんじゃないですかと進言したところ、彼女は私を洗脳しにかかりました。そもそもこれはエロではない、それにこれは貴方の頭の中で起こってることで私のキャラ崩壊には当たらない、あなたは幼少時から山程問題を抱えてきててこれらはその記録だからあなたのためなのよ、と。有り得ない展開に「これは夢だ」と自覚しました。いわゆる明晰夢。しかしその夢の洗脳度合いが半端ない。ぐいぐい既視感押し付けてきて、これは自分の過去だ、自分の行動だ、自分の積み重ねだと言ってきます。そして先程までなかった記憶が発生し次々納得させられていくのです。その圧迫感たるや身体が沈み込むような感覚を覚える程に重いもので、自分の意識をどんどん書き換えられるのが自覚できました。でもな「あなたは幼少時に排泄器官に異様に執着する変態児童だったのよ」とか言われても納得しないからな。そもそも私の過去にそんな特殊性癖だった時期は存在しません。今時になってフロイトか。古いぞ。という具合に私にありもしない偽装記憶を植え付けて変態に仕立てようとする酷い言動のパチュリーさん。自分の頭の仕業とは言え正気の展開ではないしキャラ崩壊もあんまりだし、ここまで無意識がぐちゃぐちゃになるほど自分の頭は疲れているのかと驚きました。数年前の服薬から私の性欲はすっぽり抜け落ちてしまってエロ関係の夢は見なくなってたのですが、ついにエロ展開は消え失せ夢の中ですらエロ画像の二次元データ。もう取り返しのつかない末期だな。

つまりパチュリーさんが言うには、昔は普通に性欲あったのに今はすっかり壊れてしまってこんなデータ記録でしかエロを自覚できなくなってる私が哀れだと。余計なお世話だよ。
それよりこの膨大なエロ本どうすんだよ。図書館から運び出すんだろが。

結局パチュリーさんに厳選させてダンボール5箱くらいを運んで終了しました。
この間ずーっとBGMは前出の「headhunter」の「Jack's Thema」。私は変態ではない、あなたの洗脳には屈しない、9割くらい染まったけどこれ以上は負けませんと踏みこらえたところで荷物運び終了、夢も終盤。

最後にパチュリーさんがお礼を言って少しデレたけど、散々に私を変態呼ばわりしてこき使ったので彼女にはがっかりです。「べつに変態でもいいのよ」みたいに彼女は笑いましたけど、今の私は毎日ガンプラ組みで忙しくて変態やってる暇はありません。

ただ、この夢の結末は悪くありませんでした。結論が「許容」だったからです。どうやら大量のエロ本に象徴される私の過去の汚れごとを、何故かパチュリーさんは大事なものだと言い、これでいいのよとエロ本抱えて去っていきました。大事な思い出なんだってさ。うん、全部エロ本だったけど。魔導書とか1冊も無かったわ。
いやパチュリーさんは悪くありませんよ。上海アリスさんに何の責任もありませんよ。全部私の脳の暴走です。

そんな頭の狂った夢の後に目が覚めると、相変わらず身体は痛くて動きにくいのですが気分は軽くなってました。

前よりも少しパチュリーさんのことが好きになっていたので、フィギュアが欲しくなって通販サイトで探したけど気に入るのはありませんでした。基本的に東方シリーズのキャラクターは少女カテゴリです。私の夢に登場したパチュリーさんはもう少し年齢が行ってて、少女って感じではありませんでした。つまり二次創作な非実在パチュリー。元々非実在だけど。

今週は病院の検査予定が連続していて、体調不良の原因突き止め週間です。頭は今日ですっきりしたので、明日からは身体の修復にかかります。


ドリーム・オブ・ザ・デッド

2013-02-18 20:05:53 | ゆめにっき
昨夜の見た夢は家族旅行の夢でした。それが途中でゾンビ化して死者と戦う内容に変わりました。夢なんて不条理なものだからそういうこともあります。ただその中で私はゾンビ化した両親を躊躇なくさっさと始末していました。至近距離から母親にハンドガン6発撃ち込んで、逃げながらリロードして次は父親にまた6発。弾使いすぎ。だって1体あたり6発撃ち込まないとくたばらないんだもの。葛藤とかぜんぜん無くて、残弾数とか、得物は金属バットなどの方が使い減りしなくて良いかなとか考えてました。つまり自分の保身しか頭にない。

別に寝てる最中は別人格で性格が変わるわけではないので、自分の本質がこういう人間。他者に対してモノ扱い。親兄弟でも平気で処分出来ます。
元からこうだったわけでは無いと思いたいのですが、今まで生きてきて10年少々前に自分にとって大きな転機があり、その頃に他人への配慮がごっそり消えました。無礼になったとか横柄になったとか、そういう変化ではありません。むしろ態度は穏やかになりましたが、理解・共感を持つ機能が消えました。他人の気持ちとかどうでもよくなったので関わりをどんどん減らして、金銭絡み以外はもう気にしていません。人に好かれない性格ですけど別にいい、それでもあまり困らない生活してますので。

他人に理解を示すと、次はその理解に合わせて譲歩を迫られることが多かった気がします。私の取り分はとうの昔に最小限まで抑えててこれ以上引きようがありませんから、もう理解も共感もしません。みなさん勝手に死んでください。私だって一人で勝手に死んでいくのだから、世の中平等に出来てます。


孤独の夢

2010-02-25 12:00:22 | ゆめにっき
タイトルそのままで、最近一人ぼっちになる夢を多く見るようになりました。自分以外の人間が出てこない、人の痕跡に囲まれて昔を懐かしむような、そんな夢。夢判断したらどんな結果が出るのでしょう。
でも、ふと起きて思い返すと実際には夢と大差ない孤独な生活送ってるのがわかります。よくよく考えると思い残すこともそんなに無いんだよなー。以前ほど死におそれを抱かなくなりました。死に伴う苦痛が嫌なだけで、終息自体は救いなのかなとも思ったり。

あと意外に多いのが結婚の夢。しかしなぜか相手はいつも人外。ピラルクーとか。これも夢判断したらどんな結果が出るのでしょう。ただの変態と出るかもしれません。


悪夢

2010-02-09 21:57:58 | ゆめにっき
べつに困った事態が起こったわけじゃありません。そんなのは水道凍結だけで十分。
最近は悪夢をよく見ます。怖いつーより嫌な夢。過去にあった嫌なコトが数倍にグレードアップして夢になって出てくる。と、いうくらいだから私の過去は嫌な事だらけです。もうね会う人会う人嫌なヤツばっかだったよ。おかげで昔はずいぶん獰猛な性格してましたよ。どのくらいかっていうと本気の殺意で抜き身の刃物を乱れ投げするくらい。そんなんだからいろいろと問題児だった。生来の癇癪もちだったし、みんな死ねーと思ってた。今でもたまに思うけど元気が無いから実行には移せない。せいぜい1パックのミニトマト買って来て全部食べて憂さをはらすとかそんなもの、可愛いもの。前回、憎いヤツが居ないと書いたのにこの荒れよう。厳密に言えば今は憎いヤツは「居ない」のです。もうその人は死んじまったから。へへん。すっきり。とはいかない、憎悪の向く対象がなくなってしまったまま空中分解です。悪夢というのはその憎い相手が超ムカつくマネをしくさりまくる夢です。あームカつくぜ。ぜんぜん改行しないあたりにムカつき加減が現れているというものです。


あなたが死んでも私は気にしない

2007-12-26 18:52:45 | ゆめにっき
たまに見る悪夢があります。
ホラー系には耐性があるので、いわゆる怖い夢では悪夢の範疇には入りません。
んじゃー何が悪いのかというとそれが「裏切り」の夢だから。
信じてたものが偽りだったという嫌な内容。
さらに嫌なのはその内容がまるっきりデタラメとも思えないこと。
そもそも「裏切り」は事実で、その程度がさらに酷くなっただけなのも嫌だったり。

しかしそんな夢を見て目が覚めた後には、とても気持ちがスッキリしてたりするのです。
なぜかって「裏切り者を心の底から嫌うことができるから」。
なんとなく嫌な感じ、もやもやした部分の感情が完全に嫌悪の方向へ振り切れるのです。きれいさっぱりと。死ねばいいのにと言うほどに。
夢のせいで一方的に嫌われるのも理不尽な話ですが、どこかに嫌う要素が無いとそんな夢には登場したりはしないので、脳の感情整理作用みたいなものなのでしょうか。

私は他人の不幸をゲラゲラ笑うような不謹慎人間なので今更反省はしません。