タイトルの通り、想像する力が低下しています。もうちょっと細かく言うと「荒唐無稽な発想」の力が落ちています。最近具体的に現れたのはキャラ設定を考える時。例えばTRPGするにはキャラ作成が必須ですが、数値の作成はできても、その他のディティールが思いつきません。身長体重から始まって、性格は?来歴は?その他もろもろは?だいたい例に挙げる項目が性格と来歴しか思いつかないって時点で終わっています。キャラクターシートは履歴書かよってなものです。そのため最近はみな「無口」なキャラ、がデフォルトになりつつあります。セッション前の自己紹介。GMに聞かれたとしましょう。
Q・どんなキャラですか?
A・綾波レイみたいなキャラです。
これが答えです。名前は?性格は?別に綾波レイでいいですってくらい適当に作ります。
ここで問題なのは私が綾波ファンとかでなく、単純に考えるのも喋るのもめんどくさいからという点です。おまえは本当にTRPGとかしたくてやってるのか、と。
今使ってるキャラクターは他人に設定を作ってもらったり(アローガム、ホロビン)、なにかの丸パクリだったりします(ペルガ)。愛着が無いわけじゃないけど思い入れは薄いです。たぶん自分オリジナルっぽいキャラ付け出来てるのはブタの「トコモン」くらいじゃないかと。頭がお花畑で語尾が「でちゅ」いいキャラだと自分でも思いますが、このキャラを思いついたのはいまから10年近く前です。ほらやっぱり想像力が低下してる。いや、ここはあえて「妄想力」と言いたい。なぜならロクでない想像は増えてるからです。
ロクでない想像とは自分の最期の想像。車で事故ったりする場面がやたらリアルに想像できる。怖くて泣きそうなくらいです。実際に泣いたこともあります。身が竦むような恐怖が勝手に頭に再現されます。こんな発想力は1/10くらいでいい。昔の楽しい妄想、おバカ妄想が自由自在にできたころに戻りたい。いわゆる厨設定が作れない・使えない状況にあるわけです。これは痛いなーオタクとして。
でも思えば、昔から壮大な設定とか苦手だったような気がします。自分で作るのも、他人のを聞くのも。キャラの過去の背景設定よりも、現在の心理描写を重視してたところが確かにありました。だから今でも、地味なドラマは作れるんだと思います。派手なハッタリ効かせて豪華に見せかけるのが出来ないだけで。
D&D4版の単発シナリオで「イセル」を使うことになりました。3.5の世界が滅んで100年後。最愛のアローガムを失っている彼女はどう変わっているのか。こういうネタでなら私はいくらでも話が思いつくのです。イセル自身はどこがどうってこと無い普通のウィザードでしかありませんが、彼女はかつて自分の全てを捧げた者が居て、その彼はもう既にこの世に居ません。かっこいい言葉で言うと「運命の相手と結ばれなかった女性」です。日陰のヒロインです。最愛の孫のアローガムは所詮人間だからエルフの長寿命についていけないのです。属性はいっぱい付いてます。祖母・孫、教師・教え子、腹心・主人、そして女・男。不倫ぽいのやら立場逆転現象やら起こって、アローガム・イセルの関係は一言では言い表せません。アローガムに既に妻がいるのが主な原因。誰よりも彼に尽くすことが出来る力があるのに、どこまで行っても本妻の陰に隠れてしまう。
「私はアローガムの祖母で教師で腹心で、いつも心は彼の隣に」
「でも妻は私です」
この一言には勝てません。イセルはアローガムと同行するのが5年遅かった。運命の相手と結ばれるのが5年遅かった。その間にイレギュラーな存在が二人の間に割って入ってしまった。ぶっちゃけイセルとアローガム妻の仲はよくありません。そらぞらしく表面上を取り繕った会話しかなりたちません。どうもお互い相手のことは良く思っていない様子です。
なんだ妄想できるじゃん、こんな爛れた関係とかならいくらでも考え付くんだけどな。
でも〇〇の一族やら秘められた力系はさっぱり思いつきません、妄想にもそれぞれ方向性適性みたいなものがあるのでしょう。
Q・どんなキャラですか?
A・綾波レイみたいなキャラです。
これが答えです。名前は?性格は?別に綾波レイでいいですってくらい適当に作ります。
ここで問題なのは私が綾波ファンとかでなく、単純に考えるのも喋るのもめんどくさいからという点です。おまえは本当にTRPGとかしたくてやってるのか、と。
今使ってるキャラクターは他人に設定を作ってもらったり(アローガム、ホロビン)、なにかの丸パクリだったりします(ペルガ)。愛着が無いわけじゃないけど思い入れは薄いです。たぶん自分オリジナルっぽいキャラ付け出来てるのはブタの「トコモン」くらいじゃないかと。頭がお花畑で語尾が「でちゅ」いいキャラだと自分でも思いますが、このキャラを思いついたのはいまから10年近く前です。ほらやっぱり想像力が低下してる。いや、ここはあえて「妄想力」と言いたい。なぜならロクでない想像は増えてるからです。
ロクでない想像とは自分の最期の想像。車で事故ったりする場面がやたらリアルに想像できる。怖くて泣きそうなくらいです。実際に泣いたこともあります。身が竦むような恐怖が勝手に頭に再現されます。こんな発想力は1/10くらいでいい。昔の楽しい妄想、おバカ妄想が自由自在にできたころに戻りたい。いわゆる厨設定が作れない・使えない状況にあるわけです。これは痛いなーオタクとして。
でも思えば、昔から壮大な設定とか苦手だったような気がします。自分で作るのも、他人のを聞くのも。キャラの過去の背景設定よりも、現在の心理描写を重視してたところが確かにありました。だから今でも、地味なドラマは作れるんだと思います。派手なハッタリ効かせて豪華に見せかけるのが出来ないだけで。
D&D4版の単発シナリオで「イセル」を使うことになりました。3.5の世界が滅んで100年後。最愛のアローガムを失っている彼女はどう変わっているのか。こういうネタでなら私はいくらでも話が思いつくのです。イセル自身はどこがどうってこと無い普通のウィザードでしかありませんが、彼女はかつて自分の全てを捧げた者が居て、その彼はもう既にこの世に居ません。かっこいい言葉で言うと「運命の相手と結ばれなかった女性」です。日陰のヒロインです。最愛の孫のアローガムは所詮人間だからエルフの長寿命についていけないのです。属性はいっぱい付いてます。祖母・孫、教師・教え子、腹心・主人、そして女・男。不倫ぽいのやら立場逆転現象やら起こって、アローガム・イセルの関係は一言では言い表せません。アローガムに既に妻がいるのが主な原因。誰よりも彼に尽くすことが出来る力があるのに、どこまで行っても本妻の陰に隠れてしまう。
「私はアローガムの祖母で教師で腹心で、いつも心は彼の隣に」
「でも妻は私です」
この一言には勝てません。イセルはアローガムと同行するのが5年遅かった。運命の相手と結ばれるのが5年遅かった。その間にイレギュラーな存在が二人の間に割って入ってしまった。ぶっちゃけイセルとアローガム妻の仲はよくありません。そらぞらしく表面上を取り繕った会話しかなりたちません。どうもお互い相手のことは良く思っていない様子です。
なんだ妄想できるじゃん、こんな爛れた関係とかならいくらでも考え付くんだけどな。
でも〇〇の一族やら秘められた力系はさっぱり思いつきません、妄想にもそれぞれ方向性適性みたいなものがあるのでしょう。