続・トコモカリス無法地帯

うんざりするほど長文です。

妄想力低下

2009-07-18 02:39:10 | 好き嫌い趣味
タイトルの通り、想像する力が低下しています。もうちょっと細かく言うと「荒唐無稽な発想」の力が落ちています。最近具体的に現れたのはキャラ設定を考える時。例えばTRPGするにはキャラ作成が必須ですが、数値の作成はできても、その他のディティールが思いつきません。身長体重から始まって、性格は?来歴は?その他もろもろは?だいたい例に挙げる項目が性格と来歴しか思いつかないって時点で終わっています。キャラクターシートは履歴書かよってなものです。そのため最近はみな「無口」なキャラ、がデフォルトになりつつあります。セッション前の自己紹介。GMに聞かれたとしましょう。
Q・どんなキャラですか?
A・綾波レイみたいなキャラです。
これが答えです。名前は?性格は?別に綾波レイでいいですってくらい適当に作ります。
ここで問題なのは私が綾波ファンとかでなく、単純に考えるのも喋るのもめんどくさいからという点です。おまえは本当にTRPGとかしたくてやってるのか、と。
今使ってるキャラクターは他人に設定を作ってもらったり(アローガム、ホロビン)、なにかの丸パクリだったりします(ペルガ)。愛着が無いわけじゃないけど思い入れは薄いです。たぶん自分オリジナルっぽいキャラ付け出来てるのはブタの「トコモン」くらいじゃないかと。頭がお花畑で語尾が「でちゅ」いいキャラだと自分でも思いますが、このキャラを思いついたのはいまから10年近く前です。ほらやっぱり想像力が低下してる。いや、ここはあえて「妄想力」と言いたい。なぜならロクでない想像は増えてるからです。
ロクでない想像とは自分の最期の想像。車で事故ったりする場面がやたらリアルに想像できる。怖くて泣きそうなくらいです。実際に泣いたこともあります。身が竦むような恐怖が勝手に頭に再現されます。こんな発想力は1/10くらいでいい。昔の楽しい妄想、おバカ妄想が自由自在にできたころに戻りたい。いわゆる厨設定が作れない・使えない状況にあるわけです。これは痛いなーオタクとして。
でも思えば、昔から壮大な設定とか苦手だったような気がします。自分で作るのも、他人のを聞くのも。キャラの過去の背景設定よりも、現在の心理描写を重視してたところが確かにありました。だから今でも、地味なドラマは作れるんだと思います。派手なハッタリ効かせて豪華に見せかけるのが出来ないだけで。

D&D4版の単発シナリオで「イセル」を使うことになりました。3.5の世界が滅んで100年後。最愛のアローガムを失っている彼女はどう変わっているのか。こういうネタでなら私はいくらでも話が思いつくのです。イセル自身はどこがどうってこと無い普通のウィザードでしかありませんが、彼女はかつて自分の全てを捧げた者が居て、その彼はもう既にこの世に居ません。かっこいい言葉で言うと「運命の相手と結ばれなかった女性」です。日陰のヒロインです。最愛の孫のアローガムは所詮人間だからエルフの長寿命についていけないのです。属性はいっぱい付いてます。祖母・孫、教師・教え子、腹心・主人、そして女・男。不倫ぽいのやら立場逆転現象やら起こって、アローガム・イセルの関係は一言では言い表せません。アローガムに既に妻がいるのが主な原因。誰よりも彼に尽くすことが出来る力があるのに、どこまで行っても本妻の陰に隠れてしまう。
「私はアローガムの祖母で教師で腹心で、いつも心は彼の隣に」
「でも妻は私です」
この一言には勝てません。イセルはアローガムと同行するのが5年遅かった。運命の相手と結ばれるのが5年遅かった。その間にイレギュラーな存在が二人の間に割って入ってしまった。ぶっちゃけイセルとアローガム妻の仲はよくありません。そらぞらしく表面上を取り繕った会話しかなりたちません。どうもお互い相手のことは良く思っていない様子です。

なんだ妄想できるじゃん、こんな爛れた関係とかならいくらでも考え付くんだけどな。
でも〇〇の一族やら秘められた力系はさっぱり思いつきません、妄想にもそれぞれ方向性適性みたいなものがあるのでしょう。

映画館

2009-07-10 19:39:02 | 映画の感想
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を見てきました。これで3回目です。そんなに気に入ったのかと言われるとその通りで、今回の劇場版を私はえらく気に入っています。でも内容について触れません。ネタバレしてはつまらないですから、特にこの映画の場合。

3回の内わけはスガイで2回にファクトリーで1回の観賞。実は同じ映画でも映画館によって見え方が違います
結論から言うと見やすかったのはスガイのほう。スクリーンがほどほどの大きさで全体が良く見えます。逆にファクトリーは客席多いし設備も豪華っぽいんだけど、スクリーンが大きすぎて端のほうがよくみえません。ただ、画面が大きいので小さなパーツまで見やすいという利点があります。2度目以降見るときのの細かい箇所の確認などには向いています。それでも、動きの大きい・速い場面だと目が付いていけず、なにをやっているのかよく分からないことが多々あります。
昔「トランスフォーマー」1作目を見に行った時は変形時に画面が大きすぎて、わけがわかりませんでした。元々わけのわからない変形をするのに余計に見づらい状態でした。ということで画面が大き過ぎるのも考え物だということが今回わかりました。あと、これは気のせいかもしれませんが、画面を引き伸ばしすぎてるのか、私の視力が悪いのか、画面がぼやける箇所か何度かありました。よって今後映画を見るときには、私はスガイ派になるでしょう。どうもスガイのほうが画面クッキリして見えた気がします。


UNIの定例会に行ってきました

2009-07-05 23:06:38 | TRPG
普段D&Dばかりなので、違うゲームを求めて普段行ってないところで遊んでみることにしました。というわけでサークル「UNI」さんの定例会に参加してきました。
入った卓は「アルシャード・ガイア」卓。シナリオがさくさく進み気付けばボス戦。さらにさくっと倒して4時には終了。時間が予定より2時間も早く終わってしまいました。
さぁどうしようというところで参加PLのひとりが「じゃあ自分がGMする」とのこと。用意よく懐からシナリオ集を取り出すと「キャラは続行、2時間経ったら強制終了」との条件でバレンタインネタのシナリオスタートとなりました。
シナリオ自体はたぶん、そこそこにコミカルな物だったのだと思います。しかし、各PLそれぞれの無茶ぶりによって結果的にムチャクチャな話になりました。
前シナリオでPL1とPL3のキャラクターは親子という設定がありました。PL3は未来から来た成長したPL1の子孫なのです。そして、シナリオ1ではPL1は決まった相手と結ばれてPL3が生まれることになりました。ところがシナリオ2冒頭でPL1が心変りをします。狙う相手は私のキャラPL4。ちなみにどちらも男。そして私のPL4もシナリオハンドアウトでとあるNPCにご執心であると示唆されました。これも男。なぜか男ばっかの三角関係。その他にもNPCが入り乱れ一方通行だらけの人物相関図ができました。おかげでPL3の父親が不確定となり、母親女性NPCをめぐる三角関係を修復することがシナリオ目的となり、その間彼の容貌は父親候補二人の間を行ったり来たり、自分が何者か分からないアイデンティティ崩壊プレイです。さらに母親候補も増えて容貌が3重にぶれて見える。まるでお化けです。私もTRPG歴それなりにありますが、こんな複雑なステータス異常は初めて見ました。
そんなこんなで大変楽しめたので、味をシメテまた来月も参加しようと思っています。

ブタ、ひどすぎる

2009-07-01 21:26:42 | バカなこと
何とはなしに見てたニコニコ動画。お題はSFCの懐ゲー「ガイア幻想記」。このゲーム、タイトル画面でブタが走ってます。主人公とヒロインの後ろをブタが一生懸命ブヒブヒとついてきてます。そんなタイトルにも出てるブタのペギー、さぞ重要な役どころがあるのかと思いきや、途中で焼きブタになって死にます。

これの4分前後のとこ。
私はリアルで泣きましたよ。この扱いの悪さと、ウチのトコモンを思い出して。ダメなんだ、私はこういう忠実な奴の犠牲というのにホント弱い。ロボとか動物が死ぬ場面はダメなんだー、わけも無く泣けて泣けてしょうがない。

私は今後なにがあってもガイア幻想記をやることは無いでしょう。
D&Dシナリオ最終章を控えて一番備えていないとならないのは、涙腺の決壊かもしれません。ウチの「トコモン」がドラゴンブレスで焼きブタになったら泣きそうです。心情的にも戦力的にも。でもトコモンは主人がレンジャー上がりのため、どうしても「動物の相棒」lvが低くなるので、高lvドラゴンの攻撃は回避も耐え切ることもできないと思います。出来ることは間合い取り。なんとしても敵の間合いに入るのだけは避けなければ。でないとセッション中にいい大人が、みっともない理由でボロボロ泣くハメになるかもしれません。トコモンが死んだー、ぐすっ、とか。「ごちじんちゃま、あちゅいでちゅ。トコモンはもうだめでちゅ」とか。やばい、泣ける。頑張った、よく頑張ったな、偉かったな、トコモン<まだ死んでない。