2015年始の1月から開始したメタルマックス生活も、ようやっと終わりが見えてきました。
「メタルマックス」というのはゲームのタイトルです。RPGシリーズとしてはかなりの古参で、初代はファミコン時代、もう20年以上長く続いてるロングセラー作品、ではありません。
SFC版メタルマックス2から、次タイトルDS版メタルマックス3までの空白期間は17年に及びます。
その間に、発売元が倒産したり、版権が不明になったり、偽者が出回ったり、詐欺事件が起きたり、紆余曲折あって、ようやくシリーズ再起動したのが5年前でした。
5年前の自分は、当時の日記で毎日しんどい・つらいと陰鬱なことばかり書いていて、実際、頭も身体も弱りきっていて、毎日しくしく泣いてました。文字を読む気力も、駆け足で動く体力も無かったのです。
そんな頃にDSで「メタルマックス3」が出る、17年ぶりの新作だと知り、とりあえず買って手元に保存しとくことにしました。DSも持ってなかったから同時に本体も買いました。試しに当時序盤を遊んでみたのですが、私本人が機能不全だったので、手に負えずそのまま放置していました。
状況が変わったのは2年前。突然自分の体質が変わりました。集中力の異様な回復とともにそれまで手付かずだった、周辺をどんどん片付けに入りました。
その時期にはもう「メタルマックス4」が出ていて、存分に楽しんで遊んだのが去年の正月前後。当時のデータは延べ363時間、レベル227まで育てていました。
そのちょうど1年後、ふと思い返してメタルマックス4を再開、レベル0から全部やり直してみました。
このメタルマックスというシリーズは、同時期のヒットRPGだったドラクエ・FF等がシリーズを重ねるごとに、期待と違う方向に進化して旧来ファン離れを起こしているのに対して、20年経って見た目が若干変わったけれど、蓋を開けたら「いつものメタルマックス」という、手堅いゲームだったりします。というか新規客を呼び込む気があるのか怪しいほどに保守的です。これは褒め言葉です。20年以上本質がブレずに期待に応え続けてるシリーズなど他にありません。今風な要素もたくさん加わりましたけど、根幹部分の「戦車に乗ってモンスターと戦う」部分を疎かにせず、むしろ強化を続けて4は大変面白いゲームに仕上がってます。
もうゲーム機一切処分して他シリーズはまったく遊ばなくなりましたが、メタルマックスだけは続けています。そういう依存性の高いヤバ目のゲームです。
約5ヶ月間近く使って、シリーズを遊び倒しました。
メタルマックス3、4周
メタルマックス2R、4周
メタルマックス4、前4周、やり直して再度4周
3DSLLで全部遊べるので便利です。
長くなったけどまだ前フリです。
なぜこれほどメタルマックス押しなのか、他のRPGと何が違うのかといえば、シリーズ恒例の「バグ」のためです。
絶対製作側がわざとやってると思うのですが、メタルマックスには毎回バグがあります。それもゲームバランスが崩壊する程の致命的バグです。しかし私はこのバグを「良いバグ」だと考えています。ある程度遊び込むとゲーム内での限界が見えてくるものですが、メタルマックスに限って言えば、バグによってそのリミッターが解除されます。
古来、RPGというものは経験値とお金で自キャラを強化し、さらにストーリー志向とほざく作品では強制イベントなどで行動範囲・順番まで制限され、今の視点で見れば時間ばかり費やされるなんとも退屈なジャンルだったのですが、メタルマックスは違ってました。本当は違っていないのですが、バグを使ってアイテム増殖お金増殖が出来たので、弱っちいキャラを強い戦車に乗せてゴリ押しプレイができたのです。そして調子にのってるとボスのテッド・ブロイラーに叩きのめされるのです。
つまり、地道なレベル上げ・金稼ぎ作業を飛ばして、強さの前借りで無理を通す強引な遊び方ができる珍しいタイプのRPGで、新作ほどその傾向は顕著です。
SFC版メタルマックス2にあったようなバランス崩壊バグが、20年経ってもあるのです。3にも、2Rにも、4にもあるのです。これ絶対わざとやってるよ。そしてこのバグ技使うと際限なく強化できて、結局底なし沼に嵌るのさ。ボス敵瞬殺なんて当たり前、その先が長いのさ。227レベルなんてまだ序盤、999レベルまでいけるシステムです。
基本システムとして戦車の防御力は生身の10倍なので、戦車にさえ乗っていればそうそう負けませんが、その分降車時のスリルたるやホラー級です。
逆に言うと戦車さえ持ち込めれば、かなり格上相手でも倒せます。こちらの勝ちです。
ここもいろいろズルイ反則で、戦車を無理矢理持ち込んで戦える場面がけっこうあります。毎回あります。卑怯なルール違反を駆使しまくって一方的に叩きのめすの楽しいです。そんなこんなで毎周回80体くらい戦い続けてました。
今でこそ手玉に取れますけど、初戦はいつもボロボロになってました。それもまた楽し。
進行順は
4>3>2R>4に戻る
で遊んでました。
内容はタイトルナンバーごとにまとめます。2015年前半の成果。この労力をプラモ組みにまわしてたら100体出来てます。ゲーム内で戦車36両組んでましたけど。
「メタルマックス」というのはゲームのタイトルです。RPGシリーズとしてはかなりの古参で、初代はファミコン時代、もう20年以上長く続いてるロングセラー作品、ではありません。
SFC版メタルマックス2から、次タイトルDS版メタルマックス3までの空白期間は17年に及びます。
その間に、発売元が倒産したり、版権が不明になったり、偽者が出回ったり、詐欺事件が起きたり、紆余曲折あって、ようやくシリーズ再起動したのが5年前でした。
5年前の自分は、当時の日記で毎日しんどい・つらいと陰鬱なことばかり書いていて、実際、頭も身体も弱りきっていて、毎日しくしく泣いてました。文字を読む気力も、駆け足で動く体力も無かったのです。
そんな頃にDSで「メタルマックス3」が出る、17年ぶりの新作だと知り、とりあえず買って手元に保存しとくことにしました。DSも持ってなかったから同時に本体も買いました。試しに当時序盤を遊んでみたのですが、私本人が機能不全だったので、手に負えずそのまま放置していました。
状況が変わったのは2年前。突然自分の体質が変わりました。集中力の異様な回復とともにそれまで手付かずだった、周辺をどんどん片付けに入りました。
その時期にはもう「メタルマックス4」が出ていて、存分に楽しんで遊んだのが去年の正月前後。当時のデータは延べ363時間、レベル227まで育てていました。
そのちょうど1年後、ふと思い返してメタルマックス4を再開、レベル0から全部やり直してみました。
このメタルマックスというシリーズは、同時期のヒットRPGだったドラクエ・FF等がシリーズを重ねるごとに、期待と違う方向に進化して旧来ファン離れを起こしているのに対して、20年経って見た目が若干変わったけれど、蓋を開けたら「いつものメタルマックス」という、手堅いゲームだったりします。というか新規客を呼び込む気があるのか怪しいほどに保守的です。これは褒め言葉です。20年以上本質がブレずに期待に応え続けてるシリーズなど他にありません。今風な要素もたくさん加わりましたけど、根幹部分の「戦車に乗ってモンスターと戦う」部分を疎かにせず、むしろ強化を続けて4は大変面白いゲームに仕上がってます。
もうゲーム機一切処分して他シリーズはまったく遊ばなくなりましたが、メタルマックスだけは続けています。そういう依存性の高いヤバ目のゲームです。
約5ヶ月間近く使って、シリーズを遊び倒しました。
メタルマックス3、4周
メタルマックス2R、4周
メタルマックス4、前4周、やり直して再度4周
3DSLLで全部遊べるので便利です。
長くなったけどまだ前フリです。
なぜこれほどメタルマックス押しなのか、他のRPGと何が違うのかといえば、シリーズ恒例の「バグ」のためです。
絶対製作側がわざとやってると思うのですが、メタルマックスには毎回バグがあります。それもゲームバランスが崩壊する程の致命的バグです。しかし私はこのバグを「良いバグ」だと考えています。ある程度遊び込むとゲーム内での限界が見えてくるものですが、メタルマックスに限って言えば、バグによってそのリミッターが解除されます。
古来、RPGというものは経験値とお金で自キャラを強化し、さらにストーリー志向とほざく作品では強制イベントなどで行動範囲・順番まで制限され、今の視点で見れば時間ばかり費やされるなんとも退屈なジャンルだったのですが、メタルマックスは違ってました。本当は違っていないのですが、バグを使ってアイテム増殖お金増殖が出来たので、弱っちいキャラを強い戦車に乗せてゴリ押しプレイができたのです。そして調子にのってるとボスのテッド・ブロイラーに叩きのめされるのです。
つまり、地道なレベル上げ・金稼ぎ作業を飛ばして、強さの前借りで無理を通す強引な遊び方ができる珍しいタイプのRPGで、新作ほどその傾向は顕著です。
SFC版メタルマックス2にあったようなバランス崩壊バグが、20年経ってもあるのです。3にも、2Rにも、4にもあるのです。これ絶対わざとやってるよ。そしてこのバグ技使うと際限なく強化できて、結局底なし沼に嵌るのさ。ボス敵瞬殺なんて当たり前、その先が長いのさ。227レベルなんてまだ序盤、999レベルまでいけるシステムです。
基本システムとして戦車の防御力は生身の10倍なので、戦車にさえ乗っていればそうそう負けませんが、その分降車時のスリルたるやホラー級です。
逆に言うと戦車さえ持ち込めれば、かなり格上相手でも倒せます。こちらの勝ちです。
ここもいろいろズルイ反則で、戦車を無理矢理持ち込んで戦える場面がけっこうあります。毎回あります。卑怯なルール違反を駆使しまくって一方的に叩きのめすの楽しいです。そんなこんなで毎周回80体くらい戦い続けてました。
今でこそ手玉に取れますけど、初戦はいつもボロボロになってました。それもまた楽し。
進行順は
4>3>2R>4に戻る
で遊んでました。
内容はタイトルナンバーごとにまとめます。2015年前半の成果。この労力をプラモ組みにまわしてたら100体出来てます。ゲーム内で戦車36両組んでましたけど。