さて観た映画の2本目。
「七つまでは神のうち」
http://nanagami.com/
ホラー調ミステリ系ホラー映画。区分はしにくいようなそうでないような。
見せ方はホラー、内容はミステリー、でもオチはやっぱホラー、みたいなー。
毎回のネタバレ感想です。
前半、1人のお母さんと、3人の娘の話がそれぞれ順に独立して進みます。
ある家庭の子供がいなくなるイメージの場面から始まり、それはひとまず置いといて、本編に入ります。
レンタル屋で不審な車を見つけた主人公Aがその車を追跡すると返り討ちに遭うのが、話その1。主人公Bが家庭教師に行った先の家で不気味な日本人形に翻弄されるのが、話その2。映画ロケで山中の廃校に入った主人公Cが謎の現象に遭うのが、話その3。時系列の説明が無いのでこのあたりの繋がりに混乱しますが、しょせん映画は二時間程度の長さなので、脳の一時記憶フォルダになんとなく収めておけば大丈夫です。
ここまではホラー調。
後半、3つの話が一つにまとまり3人の主人公には共通点があることが分かります。それは皆同じ小学校の出身だったこと。勘の良い人なら先読みが効くかもしれません。小学校時代に何かやって、今酷い目に遭うような因果関係といえば、おおかたイジメだろうと。その通りでした。主人公3人は昔つるんである女の子を虐めてたのです。その子は3人組との遊びから事故に遭い結果行方不明になり、時は経ちそれぞれ別れ、あー事故?そんなこともあったかな状態で生活していたのですが、ある日突如拉致られてしまったのでした。犯人は事故死した虐められっ子のご両親。生前の娘の絵日記でイジメを知り復讐することにしたのです。
後半はミステリー推理ものっぽく。
そういうわけで主人公達は報いを受けるのです。バールを持った作業服のおっさんがジェイソンのように迫り、幽霊のようなおばさんが暗い調子で語りかけてきます。これで両親が娘の無念を晴らそうとしていることがわかります。実は復讐の話だった、謎のオバケによる無差別恐怖現象ではなかったという気がしてくるのですが、さらに展開があります。
序盤のホラーパートで死体が出てきます。不審車の助手席にミイラが乗っているのです。ミイラですから死体です。髪型と服装はお母さんのもの。つまり既にお母さんは死んでます。森の中に放置された件の不審車、一瞬ですが練炭の映像が映ります。お父さんも練炭自殺した模様、助手席にお母さんの死体乗せたまま。お父さんが死んだ時期は作品中言及がありませんが、ひょっとするとずっと以前に死んでいて、主人公達を追い詰めたのは彼らの怨霊だったのかもしれないと、解釈できなくもないのです。なのでやっぱり幽霊ホラー映画なのかなとも思えるのです。
この映画は登場人物は誰も幸せになりません。まったく救いがありません。
誰にも感情移入せず突き放した傍観者視点で見るのが良いです。
さて、こんな地味で知られて無い映画、札幌で公開された期間は僅か二週間でした。その頃私は具合悪すぎて映画どころではなく、結局観損ねてしまったのですが、たまたま東京行った帰りに千歳空港に寄ったところ、そこで上映されていたのです。
今、千歳空港にはいろんな施設がくっ付いていて、食べ物屋ばかりでなく浴場や映画館もあるのです。ちなみに映画館の名前は「じゃがポックルシアター」実に北海道らしく可愛い名前です。スクリーンの数は3つと昨今の大型劇場と比べると少なめですが、設備は素晴らしいものでした。中段の座席はなんとリクライニングできます、背筋伸ばしてゆったり座れます。そして座席の間隔も広い、荷物置きの棚が付いているのです。素晴らしいです。こんなに良い設備は札幌にも無いと思います。割と新しいJRタワーの映画館でもこうは行きません。
しかしこのマイナー映画、お客さんが全然入っていませんでした。観客私一人だけ。空港には山ほど人がひしめいていたのに、その一角の上映室には誰も居らず貸切状態です。私たまにあります、こういう独占状態。経験上「タオの月」「イップ・マン」など、いまひとつ宣伝力が足りないとこんな事態になってました。
先週は映画を3本観ました。その内の1本です。
「とある飛空士への追憶」
http://hikuushi-tsuioku.com/
内容はいたってシンプル、王女様を守って傭兵が戦う話。いや、そうでもないかも。というのはこの映画かなり薄口です。ジブリ映画っぽい、具体的にはラピュタやナディアを5倍くらいに薄めた感じ。あんまり危機感が無いのです。主人公の腕の良い飛行機乗りが、本国へお姫さまを極秘に輸送するために、三日かけて敵警戒網を突破して大洋を飛んでいく話です。途中、幼少時の主人公とお姫さまの係わりの描写があったりしますが、そんなフラグは特に後で結ばれるわけでもなく、なんとなく盛り上がりません。最大の問題は予定調和。たぶんこうなるんだろうな、という観客の予想をまったく裏切らず、それ以上でもそれ以下でもない、無難な進行。淡々としてます。序盤に主人公は作戦を指示されますが、立案者が優秀だったのか作戦のトラブルは全て予測範囲内に留まり、予定どうりに遂行されて終了です。
「なにか問題は?」
「おそらく大瀑布付近の警戒ラインの突破かと」
作戦指示シーンでこんなやりとりがあるのですが、話はやっぱりその通りで、大瀑布というエリアで敵のエース機と戦って、主人公の機体には武装が後ろ向きの機銃一丁だけなのですが、やっぱりそれを使って撃退して、お姫様は予定合流地点で本国戦艦に引き取られ、主人公はそれを見送り飛び去ります。途中ちょびっと葛藤やら交流みたいなものはあるけれど浅いし軽い。なにより序盤で作戦が説明されて全てその通りに進んで終わってしまうのですから、驚きというものがない。
作戦というのは失敗するのがセオリー、お約束なのですよ。基本のサプライズです。私は深読みして、お姫様迎えに来る艦隊も敵にやられて、主人公が急所作戦変更して本国まで無理矢理飛ぶのかなーとか勘繰ったりしました。というか私が作者ならそうする。そうして主人公の凄いところをアピールします。でもこの話はそうはならない。小さいトラブルはあるけど危機は無い。全て予測範囲内。ああやっぱりで終わります。何度も言います。物語中での作戦は失敗してからがナンボです。
例えば有名なエヴァンゲリオンの「ヤシマ作戦」。日本中の電力かき集めて極大射程超火力使徒ラミエルを狙撃しますが、そんな後の無い切羽詰った状態なのに1発目を外します。そこで、やばい!どうする!やるしかねえ!まだまだー!と盛り上がるわけです。名シーンですね。作戦はコケてからは現場の裁量と力量が見せ場になります。
2発目のエネルギー充填までの間、敵の攻撃を零号機がシールドで防ぐのですがそれすら強度が足りず、消し飛ぶ中でシンジ君がぶれる焦点をギラギラした目で見つめ、合ったところで相打ち上等の2発目の射撃で仕留める展開。コミック版はまた熱くて、零号機がシールドが吹き飛んだあと身を挺して射撃準備状態の初号機を庇い、それでもなお持たず崩れ落ち、それを初号機が抱き抱えるように受け止めながら2発目を撃つのです。このくらいの表現は欲しいです。
この映画、とてもあっさりしていて、空戦バトルも恋愛描写も歴史劇的はったりもいまひとつ足りません。それほど満身創痍ボロボロになるわけでなく、お姫様を略奪愛するわけでなく、史実的な大転機になるエピソードでもなく、主人公は無名のまま歴史に消えたと説明が出てお終い。終わってみると敵機「震電」のパイロットの声がやたらカッコよかったことくらいしか印象に残りません。
ここまで文句言えば当たり前ですが私の評価は「イマイチ」です。
ヒロインを抱え孤軍奮闘するなら最後までもっと壮絶な戦いを演じて欲しかった。主人公の役目は輸送の運転手さんで、護衛の戦士ではありません。隠密行動するために乗機「サンタ・クルス」は武装のほとんど無い高速偵察機です。だから本来はバトル分を期待してはいけない話なのかもしれません。結果だけみれば敵大艦隊の包囲網をぬけ敵戦闘機部隊と交戦し切り抜けているのですが、基本的に逃げてばかりなのであまり爽快感はありません。シューティングゲームのようにはいきません。
元は小説で、少年サンデーでコミック化されてもいるのですが、私は映画だけ見るのに留めておきます。
「とある飛空士への追憶」
http://hikuushi-tsuioku.com/
内容はいたってシンプル、王女様を守って傭兵が戦う話。いや、そうでもないかも。というのはこの映画かなり薄口です。ジブリ映画っぽい、具体的にはラピュタやナディアを5倍くらいに薄めた感じ。あんまり危機感が無いのです。主人公の腕の良い飛行機乗りが、本国へお姫さまを極秘に輸送するために、三日かけて敵警戒網を突破して大洋を飛んでいく話です。途中、幼少時の主人公とお姫さまの係わりの描写があったりしますが、そんなフラグは特に後で結ばれるわけでもなく、なんとなく盛り上がりません。最大の問題は予定調和。たぶんこうなるんだろうな、という観客の予想をまったく裏切らず、それ以上でもそれ以下でもない、無難な進行。淡々としてます。序盤に主人公は作戦を指示されますが、立案者が優秀だったのか作戦のトラブルは全て予測範囲内に留まり、予定どうりに遂行されて終了です。
「なにか問題は?」
「おそらく大瀑布付近の警戒ラインの突破かと」
作戦指示シーンでこんなやりとりがあるのですが、話はやっぱりその通りで、大瀑布というエリアで敵のエース機と戦って、主人公の機体には武装が後ろ向きの機銃一丁だけなのですが、やっぱりそれを使って撃退して、お姫様は予定合流地点で本国戦艦に引き取られ、主人公はそれを見送り飛び去ります。途中ちょびっと葛藤やら交流みたいなものはあるけれど浅いし軽い。なにより序盤で作戦が説明されて全てその通りに進んで終わってしまうのですから、驚きというものがない。
作戦というのは失敗するのがセオリー、お約束なのですよ。基本のサプライズです。私は深読みして、お姫様迎えに来る艦隊も敵にやられて、主人公が急所作戦変更して本国まで無理矢理飛ぶのかなーとか勘繰ったりしました。というか私が作者ならそうする。そうして主人公の凄いところをアピールします。でもこの話はそうはならない。小さいトラブルはあるけど危機は無い。全て予測範囲内。ああやっぱりで終わります。何度も言います。物語中での作戦は失敗してからがナンボです。
例えば有名なエヴァンゲリオンの「ヤシマ作戦」。日本中の電力かき集めて極大射程超火力使徒ラミエルを狙撃しますが、そんな後の無い切羽詰った状態なのに1発目を外します。そこで、やばい!どうする!やるしかねえ!まだまだー!と盛り上がるわけです。名シーンですね。作戦はコケてからは現場の裁量と力量が見せ場になります。
2発目のエネルギー充填までの間、敵の攻撃を零号機がシールドで防ぐのですがそれすら強度が足りず、消し飛ぶ中でシンジ君がぶれる焦点をギラギラした目で見つめ、合ったところで相打ち上等の2発目の射撃で仕留める展開。コミック版はまた熱くて、零号機がシールドが吹き飛んだあと身を挺して射撃準備状態の初号機を庇い、それでもなお持たず崩れ落ち、それを初号機が抱き抱えるように受け止めながら2発目を撃つのです。このくらいの表現は欲しいです。
この映画、とてもあっさりしていて、空戦バトルも恋愛描写も歴史劇的はったりもいまひとつ足りません。それほど満身創痍ボロボロになるわけでなく、お姫様を略奪愛するわけでなく、史実的な大転機になるエピソードでもなく、主人公は無名のまま歴史に消えたと説明が出てお終い。終わってみると敵機「震電」のパイロットの声がやたらカッコよかったことくらいしか印象に残りません。
ここまで文句言えば当たり前ですが私の評価は「イマイチ」です。
ヒロインを抱え孤軍奮闘するなら最後までもっと壮絶な戦いを演じて欲しかった。主人公の役目は輸送の運転手さんで、護衛の戦士ではありません。隠密行動するために乗機「サンタ・クルス」は武装のほとんど無い高速偵察機です。だから本来はバトル分を期待してはいけない話なのかもしれません。結果だけみれば敵大艦隊の包囲網をぬけ敵戦闘機部隊と交戦し切り抜けているのですが、基本的に逃げてばかりなのであまり爽快感はありません。シューティングゲームのようにはいきません。
元は小説で、少年サンデーでコミック化されてもいるのですが、私は映画だけ見るのに留めておきます。
東方は「東方紅魔郷」「東方妖々夢」「東方永夜抄」の3本しかやってません。もちろんクリアなんて出来てません。それでも割とキャラは好きなのです。特にお姉さん系。具体的には八雲紫さん、八意永琳さんなど。大人の魅力です。なのでいろいろ東方の動画を漁っていました。一応本編もやってはいますが、個人的には幻想郷というのは馬鹿と痴女の集まりだと思いました。
みさくら語とか、馬鹿ばっかです。とりあえず初級。
みんな自爆系。あと下半身で物を考える奴多し。
咲夜さんがとても楽しそう、もう止まらない。
私の中で咲夜さんは幼女に欲情して鼻血吹いたりする人で固定。痴女。
1分10秒あたりの場面は最低です。でも八雲紫さんはとても楽しそうに踊ってたりするので、きっと元々こういうことが大好きな性格なんだと思います。当然、八坂神奈子さんも、八意永琳さんも。痴女ズ。最後にあの角度の絶対に許早苗さんが。
いわゆる東方五大老と呼ばれる大ボスの方々。やっぱりみんな痴女、しかもすごく楽しそうです。変態。動きキモイし。早苗さんはまた絶対に許さないポーズです。
お下劣な動画を選んでみました。幻滅したりなんてしません。私はこういう彼女らの姿が大好きです。
容姿端麗な女性がどうしようもなくくだらないシモネタをぶっ放すのが好きなのです。ヨゴレ属性という奴ですね。
みさくら語とか、馬鹿ばっかです。とりあえず初級。
みんな自爆系。あと下半身で物を考える奴多し。
咲夜さんがとても楽しそう、もう止まらない。
私の中で咲夜さんは幼女に欲情して鼻血吹いたりする人で固定。痴女。
1分10秒あたりの場面は最低です。でも八雲紫さんはとても楽しそうに踊ってたりするので、きっと元々こういうことが大好きな性格なんだと思います。当然、八坂神奈子さんも、八意永琳さんも。痴女ズ。最後にあの角度の絶対に許早苗さんが。
いわゆる東方五大老と呼ばれる大ボスの方々。やっぱりみんな痴女、しかもすごく楽しそうです。変態。動きキモイし。早苗さんはまた絶対に許さないポーズです。
お下劣な動画を選んでみました。幻滅したりなんてしません。私はこういう彼女らの姿が大好きです。
容姿端麗な女性がどうしようもなくくだらないシモネタをぶっ放すのが好きなのです。ヨゴレ属性という奴ですね。