ゲームは好きなんだよ、好きなはずなんだ。しかし、私はD&D4版というシステムに途方もない悪意を感じてしまいます。現場のGMとPLの工夫程度ではどうにもならない、構造の壁。選択肢が多く見えて、実はyes.noの二択であり、間違うと死ぬ、そして挽回の機会は無い狭隘なシステム。正解の「秩序・善の魔法戦士」以外は底辺で呼吸することも許されない世界。そして魔法戦士も、自分で使うと能力を発揮できない不利な戦況に追い込まれ、敵は無限リソースの最適魔法を最大効果でぶっ放しまくり、彼我の格差は絶対に埋まりません。
ところで、このD&D観は大変歪に偏っており、実際にそうしたシナリオに遭遇した経験があるのか、といえばありません。聞いたことはあるけど、実際に見たことはありません。でもそれは、現場のGMが裁量をフル活用して緩和しただけであり、公式はプレイヤーに何度も負け戦を繰り返しさせ無力感を与え、徒労感に卓が割れることを目的としており、引退したプレイヤーの数だけ撃墜マークを誇るゲームデザイナーの集団だと思います。ソシャゲのアリーナで運営が最強課金キャラでプレイヤーを蹴散らすようなあれ。あの痛い愚行。ゲームマスターガイド本には、シナリオ進行のためのコツとして逆傾向のことが書いてあるけど、そんなの表向きの話でTRPGは最初のクラシックD&Dから、プレイヤーはひたすらに惨めに弱く儚く、進めば進むほど敵は強大化にインフレがかかり格差が広がり、ルールブックに必ず記載されてる最強装備には最後まで手が届かず、望みはかなわず、何も得られず、連敗記録だけが積み重なり、確固とした雑魚評価だけが残ります。公式NPC様にかなうわけねえだろ、おらおら頭が高え、身の程弁えろや雑魚PC共。どこのTRPG制作会社も全部こうだと思いますけど、D&Dは特にそうです。アメリカ人の考えたゲームだから、いずれイエローモンキー・プレイヤーはイエロー種族を使用するべきとエラッタが当たるのではないでしょうか。ポリコレ的にそうすべきの理由で今は市街地で暴動起きてるだろ。所詮白黒善悪二元論でしか物事を考えられない奴ら。人間に含まれるのは白黒で黄色は亜。亜細亜の亜は亜人類の亜。亜で一括にされるのも困るけどな。
ここまで全部、根拠も証拠もなく思い込みと決めつけで書いてます。ゲームデザイナーの方が見たらムカつくような偏見まみれの記事です。でもさ、ゲームの本質はプレイヤーには金と時間を浪費させるのが目的だから、わざと不自由な環境に追い込んで行動を空回りさせる考えが0はありえない。当たらずとも遠からじ。
D&D4版はそうやってプレイヤーの頭を押さえつけ、雑魚のくせにキャラクターの強化など図々しいこと考えるな、そんなルールは無いがひょっとしたら出すかもしれないから、欲しければ金を払い続け、ルールブックを全部購入しろ、と搾取姿勢を隠そうともしなかったので嫌いです。てめーんとこの出したサプリが役に立ったこと無いわ。
ここまで細かく卑屈にゲームシステムに敵意むき出しというのは、何か言語化できてない感情があります。ゲームシステムに酷似した環境があって、それを用いる権限を持った奴に対して憎悪みたいのがずっとある。じゃあそれは誰かと身の回りを振り返ってもそんな奴はいない。見えないだけ、間違いなくいる、システムの上方過ぎて視界に入ってないけど、仕切ってる奴はいるんだ。そいつを倒せば解決するかってーと1発で解決はしないが、100発くらいあれば解決するのでは。例えば強烈な圧制者がいて、1回暗殺されて次の圧制者が現れて、そいつも暗殺されて、100回暗殺されたら、あまり圧政をしかないほうがいいと学習しませんか。3回暗殺された時点で圧政側は思想統制と言論弾圧と逮捕処刑の手順を整え、こちらに反撃の機会など廻って来ないのでは。政治の話じゃないだろ、ゲームの話だろ。飛躍し過ぎだ。