続・トコモカリス無法地帯

うんざりするほど長文です。

久しぶりのヒット

2013-10-24 02:09:42 | バカなこと
私は基本的に表情の少ない人間なのですが、先程まで涙流しながらのたうちまわって笑っていました。それで先程つぶやいたりもしたのですが、なんだかまだ笑えて気が済まないので。

パソコンを落とす前に、毎日メールのチェックをする習慣があるのですが、そこに届いた迷惑メール「アマゾンから」。それもたくさんある。5~6通くらいある。
片仮名で「アマゾン」なりすましにしても杜撰過ぎ。

「これはひどい、さんはい!」「これはひどい!」

私には今更ですが少々趣味の悪いところがあって、メールソフトが振り分けた迷惑メールフォルダをわざわざ覗いてタイトルをチェックすることがあります。たまに面白い奴があるので。ほら有名なのに「主人がオオアリクイに殺されてから1年が過ぎました」とか秀逸なタイトルのがあるじゃない。そういう変なセンスを期待して見るのですが、大抵は「ロト6当選番号」「B-CASSカード在庫僅か」「逆援助交際」とか凡庸でつまらないものばかりです。私が男性なのは知られてるのか女性向けナンパメールは滅多に届きません。
mixiからも漏れてますよね。前にここでしか使ってない名前でスパム来たことあります。今の名前はちょっとアレで自称するにはいいけれど、他人が使うと罵倒になるので宛先名には不向きです。

それはともかく。

「アマゾンから」お薦め商品とか装っても、こんな一度に何通も集中爆撃したらバレるだろ。あまりに下手くそな偽装に大爆笑。そもそもどこのアマゾンさんですか。大手ネットショップには現在注文してる品はありません。南米に知り合いは居ません。仮面ライダーにアドレス伝えたことはありません。お前みたいな馴れ馴れしいアマゾン知りません。
昨日いきなり現れてドカドカメール送りつけてくるとか怪しいにも程があります。
と、一人でツッコミ入れてたらなんだか無性に笑えてきて、こんなに笑えたことはここ数年無かったことなので日記に書きました。


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投げ癖

2013-10-19 01:10:57 | ゲームプレイ
久しぶりにPS2を引っ張り出してゲームを遊んでます。とりあえずまだ動く。

「ANUBIS ZONE OF THE ENDERS」
どの場面も楽しいけど、対ネフティス戦が特に楽しい。まともに戦うと強敵だけど、ならばまともに戦わなければいいわけで。突っ込んでくる相手にそこらの建築資材引っこ抜いてブチ当てる。私は卑怯者だから凶器攻撃は得意です。ネフティスさん動きも速いし、パワーも強いけど、戦い方が正直過ぎ。元々ファイナルファイトとかで育ってるゲーマーでしたからハメとか投げとか凶器攻撃を前提で戦います。特に投げ癖が身についてて、2Dならとりあえず縦軸合わせて掴んで投げます。3Dでも投げてから踏み付け。サイレントヒルでも龍が如くでも、とりあえず倒して踏んづける。ウチの桐生一馬さんは最初から最後まで投げて踏んづけ攻撃。これ一本で闘技場の闇試合を全部突破しました。
つまり何かを叩きつけて壊すのが大好きな人種なのです。
アヌビスでは壁のあるステージでは敵を片っ端から投げつけて破壊し、ついでにそのへんのオブジェも掴んでぶち当てる。空中戦艦部隊と戦う時も「ベクターキャノンを使え」と必殺技で早めに仕留めろと指示されてるのに、わざわざ破壊可能箇所を全部壊して皆殺しにします。最終戦でも回復しようとして止まってるラスボスにそのへんの資材ひっつかんでぶつけて邪魔します。「のんびり休んでんじゃねーよ、ばーか」とか言いながら。たぶん主人公もそういうこと言ってそう。ディンゴってガラ悪いし。

昔、初代サイレントヒルが発売された時に「ゲームでホラーは無理だろ」と興味を示しませんでした。それがなんで手を出したかというと「平凡なおっさんが鉄パイプを拾った瞬間から撲殺マシーンと化して街をうろつくゲーム」という評判を聞いたからです。実際にやってみたら難しくて無理だったんだけど。それで諦め悪い私は悪い事をしました。チートコード使用。弾数無限・体力無限。サイレントヒルに無限弾ショットガンを持ったターミネーターが現れて、娘捜索を口実に動くモノ全て撃ち殺す話に変わりました。敵の接近を知らせるラジオが反応するとわざわざ出向いて殺しに行きます。それはもう執拗に「も、もう殺せるやつはいないか、もっといないのか」と獲物を探し回り、バッドルート突入フラグにもお構い無しで撃ちまくりました。つまり助けてくれたシビルを殺し、ラストで娘も蜂の巣にして終了。

サイレントヒル2ではとりあえず1周目はマジメにやりました。いろいろ設定解除されるのは2周目以降なので。具体的には取得弾丸数が増えます。2周目で2倍、3周目で3倍。こうなると所持弾丸は999発を行ったり来たり。撃ってもすぐ補充が入るので減らない。アパート、病院、夜の街、動くモノ全てに銃弾を撃ち込みブッ倒れたら踏みにじってトドメを刺します。いいだよこれで。サイレントヒル2の主人公は少し気が狂っていて、本来何もないはずの街中に怪物を見て、事実そいつらが襲ってくるので必死に戦うのですが、もう引っ込みがつかないので怪物も人間も自分の分身も全部殺すわけです。あの有名な三角頭さんとは終盤で戦いますが、これがまたタフなものだから撃っても撃っても向かって来ます。実に殺しがいがあります。ボス系は体力多めだからいろいろ試せて楽しいです。チェーンソーとか大鉈とか強力だけど癖のある特殊武器を使うのに良い機会。雑魚は1撃で死んじゃうからつまらないのよ。

サイレントヒル3でもやってることはあまり変わらなくて、1周目我慢しながら逃げ回ってクリア。2周目からが本番。無限サブマシンガン、ライトセーバー、セクシービーム。わざわざ敵を追いかけて殺しに行きます。一度入った部屋にも一度戻ると敵が出現してたりするのであちこち行ったり来たりしながら殺戮します。

サイレントヒル4は死なない敵がいるのでスルー。

実際にやってみたらあまり好みでは無かったけど「SIREN2」。
敵を倒しても一定時間で復活してしまうので基本的に殺りがいがあまり感じられません。それでも一見非力っぽいキャラが、アイロンだったりフライパンだったり傘だったりスコップだったりテニスラケットだったりと、そのへんにある棒状の物や鈍器になりそうな日常品を拾った瞬間から屍人に襲いかかり撲殺し始めるのはなんだか楽しいです。ただこのゲーム敵が銃を装備してることも多いので返り討ちに遭うこともよくあります。終盤のステージで「敵を全滅しろ」ミッションがあって、空き地、校庭、裏庭、と割と広めのフィールドでひたすら戦うのですが、ここが楽しく、というかここしか楽しくなかったのですが、銃で撃ったり、ストックで殴ったり、トラックで轢いたり、イベントでも暗がりに照明弾撃ち込んで敵を炙りだしたり、TNT口に突っ込んで吹き飛ばしたりと盛大にぶっ殺しまくるわけです。このステージばっかりやってるわ。

でも無双系はあまり好きじゃないのです。狩りの要素に欠けると言いましょうか、追い詰めていく楽しさが感じられませんでした。三國無双を1回やっただけの感想ですけど。

ゴッドオブウォーとか壊せるオブジェたくさんあるので、全部壊して全部殺して執拗に破壊活動を続けてたら敵無限湧きゾーンで1時間ぐらいずっと戦闘してたりしました。アホか。

THE地球防衛軍で最高難易度のラスト3つ前の面。敵軍が集結するステージでマップ端まで逃げてから最強狙撃銃で群れから外れた敵を1体づつ仕留めて行って、母艦を丸裸にするじわじわ暗殺モードも何度も繰り返しました。たまにこちらの存在に気づいて地上部隊が向かってくるから必死に逃げ回りながらそいつらも仕留めていくのです。でも未だに難易度インフェルノの「烈火」面だけはクリアできません。

つまり「勝てばいい」と一方的にいたぶるのが好きな私は対戦格闘ゲームとか大嫌いです。
なんだか自分でも好きになれない性格だわーと呆れるのですが、その一方的な優位を得るために必死に努力もするからな。サイレントヒルを逃げ回りながら「今は我慢してやるが、次は貴様らを徹底的にボコるからな」というような暗い情念は常人よりかなり強い気がします。

ファミコンの傑作ゲームに「女神転生」てゲームがあります。初代のやつ。悪魔を仲間にして合体させて強くなるシステムですが、あれ、中立の悪魔・つまり仲間にスカウトできる悪魔は自分のレベルを超えていても交渉が成功したら仲間にできるのです。2以降は自分のレベル以下の制限ついたけど初代はまだ無し。そいで当時の私はゲームを始めてとりあえずそこそこレベル上げて、まずヨモツシコメを作りました。基本戦術その1です。そしてダンジョン奥に潜っていきケルベロスと交渉し仲間にしました。基本戦術その2。一応の戦力が揃ったのでここから順番に攻略をするのがセオリーなのですが、私は欲深いのでずんずん先に進みました。ダイダロスの塔、ヴァルハラ回廊、ビエンの街、マズルカ回廊と4つも先のエリアまで乗り込んで行きました。途中でバハラさんとかもスカウトして目的はラケーさん。レベル33の強者です。当時の私はレベル10前後くらいだったでしょうか。こんな危険な綱渡り進行の果てに目的を果たした私は33レベルの用心棒を連れて「最初のダンジョン」まで戻りました。一方的に敵をフルボッコするために。わざわざ最初のエリアまで戻って見せつけるように暴れまくりました。ラケーさんやケルベロスが。私はその陰に隠れながら「オラオラ雑魚ども、頭が高ぇ!」とオート戦闘任せの手抜き操作です。我ながら最低な性格だと思いますが、卑怯のために努力を惜しまないその態度は矛盾しながらもある意味立派なのかなとも感じます。実際にやってみると大変ですよ、マズルカまで遠出してスカウトして帰ってくるの。何回も全滅したし。目的と手段が逆転してるような気もするのですが、私はレベル上げ作業が嫌いだったので、多少無理を通してでも楽をしたい真性のぐうたら根性でここまでやったわけです。

「メタルサーガ」で開始直後に最後の街まで行って最強戦車と装備拾って地元で無双とか、「ドラゴンクエスト5」でディスクトレイオープン技で幼少時からモンスター仲間にしたあげく、序盤にカジノでメタルキングの剣(最強武器)を取って、ゲームバランス壊してイベントねじ伏せプレイとか、そんなことばっかやってました。

今は違いますよ。


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ホラー耐性

2013-10-14 00:48:41 | 映画の感想
私は昔からホラー映画とかたくさん見ました。2ちゃんねるオカルト板をよく覗いていた時期もありました。ここ数年間はネットラジオなどで散々怪談話を聴きまくりました。
さすがにこれだけ接する期間が長いと耐性が出来てしまって怖がる感覚が麻痺してきます。キチガイ大暴れとかは怖いけど、それは警察に任せる事案だし、放射能とか毒物は保健所あたりの出番かなと思うので、単なる一般人には案外遠い。二世代前には世界大戦があってある日突然巨大な暴力に生活が破壊されるという危機もあったのだけど、現在日本は法整備とか整っちゃって大地震などの自然災害を除けば、この日常が一気に崩壊とかはなかなか無い。前振り長いな。

ホラー映画を楽しめない、という話です。どうしても作り手の視点で見てしまうのです。
最近のゾンビはCGなのでニコニコ動画のミクミクダンスの同類です。80年代にスラッシャーホラーというのが流行りまして、ゾンビや殺人鬼が暴れて血がブシャーと飛び散るスプラッター全盛期、特殊メイクがもてはやされた頃に私もたくさん映画を見ました。被害者より殺人鬼側視点で見る変な子供でしたが。ジェイソンは何でも武器にする器用さと手早さで魅せる職人芸。フレディはちょっと悪ふざけが過ぎる、結局いつでも夢に引き込めるのを本人が自覚してるから仕事の態度が不真面目で、あまり好きではありませんでした。ああいうへらへら系悪党って好みに合いません。バットマンのジョーカーとかも悪事が回りくどいし、そんなおふざけキャラに毎度振り回されてるバットマンも個人的にはボンクラヒーローに見えます。ハロウィンのマイケル・マイヤーズは不死身の覆面殺人鬼の元祖ですが、獲物を選り好みし過ぎる(基本的に身内を狙う)ので行動を読まれて、回を重ねるごとに扱いがちょろくなりました。始めは漠然と「妹を殺す」くらいのつもりだったのでしょうが、高所から突き落とされたり、ガスで火だるまにされたり、と壮絶な抵抗に遭い5作目くらいだともう「なにがなんでもぶっ殺す」と恨み骨髄怒髪天ぽいのですがやっぱり返り討ち。また話がずれた。

なんの話しかというと「中の人」の話です。ゴジラに人が入ってるように、ゾンビだってジェイソンだってブギーマンだって中身に役者さんが居ます。スタントマンさんです。「新・13日の金曜日」でジェイソン(新のジェイソンは偽物だが)が最後に残った獲物を追い詰めていく場面、たしか女一人が最後に残った筈なのですが、コイツが物凄く抵抗する、死に物狂いを越えて逆襲する勢いで、何かの拍子によろけてつんのめったジェイソンの後頭部めがけてTVを叩き落としやがったのです。80年代のアメリカのTV。ごついブラウン管のやつ。おそらく撮影用に中身を抜いてるでしょうが、枠だけだってかなりごつい。しかもインパクトの瞬間に火花が散ってるから火薬を仕込んでるぽい。当時まだピュアな子供だった私は「もうやめて!」と思ってしまいました。ジェイソンの中の人が死んでしまいます。その時から見方が変わってしまって、血がブシューと出るのは所詮特殊メイクだからと気にならなくなりましたが、スタントシーンには神経質になりました。だからというかホラー映画が怖くない。スタントマンの頑張りを想像してしまっていつも視点がずれます。

今日は「サンゲリア」というイタリアお得意のパクリゾンビ映画を見ました。グロさで有名な作品ですけど、私はグロ耐性割と高めなので30年も昔の安い描写には動じません。それでも数箇所見ていて引いてしまう場面がありました。
その1。
ゾンビVS鮫。海の中でゾンビが鮫とガチ喧嘩。つまりカリブ海の本物のでかい鮫相手にスタントマンに「襲いかかれ」とけしかけたわけだ。鮫に組み付いてヒレに噛み付きゾンビは健闘するけれど、鮫が向き直ってゆっくり近づくと明らかにゾンビの腰が引けてる、手で追い払う仕草をする。もう演技ではなくなってます。あと、ゾンビが呼吸するのは変なのでスタントマンは息を吐きません。あぶく一粒も漏らせずに水中でアクションシーンをやらされた彼の苦労を思うと、スタッフの無茶ぶりにムカつきすら覚えます。
その2。
ゾンビの群れに火炎瓶。一見、ゾンビを焼き払うとか普通過ぎる攻撃なのですが、実際のところはゾンビ役の役者さんに火だるまになってもらうという、これまた無茶な撮影。この映画は古いので、バイオハザード以降の全力疾走する元気一杯なゾンビではありません。眠るような虚ろな表情でゆっくりと動くレトロゾンビ。ということはゾンビ役の人たちは手足に火がついて燃え上がっても、表情を変えず、手足もそのまま、場面が変わるまでは我慢していないとなりません。ハロウィンのマイケルさんがガス爆発で火達磨にされた時はスタントマンが防火スーツを着込んでいました。若干体型が変わっても炎と暴れる動きでごまかしていました。けれどサンゲリアにはそんな気の利いた対処を見受けられませんでした。低予算ぽいし、ボロ布巻いた程度の粗末な衣装に火がついて次々炎上。ゾンビの腕が燃えて焼け落ちる場面があって、それは実際の腕は胴体部分に入れて肩から吊るしたダミー腕を燃やしていたのは、見てればすぐわかりますけどだからといって脇腹の真横でメラメラ火が燃えてるのが熱くないわけがない。自分だったら反射的に「あっちー!」とか言って飛び上がりそうです。つまりゾンビ役の役者さんは服に火をつけられてもカメラが回ってる間は我慢しろと指示されて、実際我慢したわけだ。ひどい映画だ。

CGが発達する前はこんな無理無茶無謀がまかり通っていたわけだ、映画って怖いな。今はどうせCGだろとか、低予算映画だと「ここで画面が見切れているのは横でスタッフが仕掛けを動かすためだろ」とか、余計なことばかり考えてしまってある意味安心だけど、だからといって低予算が言い訳になると思うなよ。パラノーマル・アクティビティのことだよ。


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1年1ヶ月

2013-10-11 23:48:19 | 好き嫌い趣味
日記を読み返すと、去年の9月頃に積みプラモデルの解消を始めたようなので、だいたい1年と1ヶ月目に入ったところです。

どれだけ組んだかなーとリストアップしていくと、武装+本体のまとまりで325体ありました。他に武器セットが82セット、ディスプレイスタンドが46個。箱や袋に詰まってる分を400個以上組んだことになります。けっこう頑張ってるじゃないの。これだけ作業を繰り返すと手際も良くなって、1体当たり組む時間が早くなってきました。一昨日組んでたのはコトブキヤのヴァーダント。箱開けたらランナーが10枚以上ぎっしり詰まってたけど気付けば4時間くらいで組みあがってました。ただ組むだけじゃなくて可動箇所の補強を考えて、削ったり接着したりと若干手を加えながらですが、それでも4時間程ですから、随分と手馴れてきたようです。直線主体のデザインだからバリ取りが楽だったのもありますが。

次に組み立てるのはガンダムダブルオー劇場版のソレスタルビーイングチームです。

先に日記でブンドド遊びの脳内戦記の主役をソレビのガンダムチームに設定したと書きましたが、実はまだ主役機が出来ていなかったのです。これまでの325体は全部敵役設定。本編開始前のお膳立て。幕が上がれば眼前に325体敵が並んでるわけです。超豪華、大歓待。
「こいつら全部喰っちまっていいんだな?」
もちろんです。一人当たり80機以上倒さないとなりませんが、このくらいあれば満足していただけるでしょう?地上から、宇宙から、水中から、異次元異世界から、長距離射程狙撃・大火力ミサイル一斉発射・至近距離格闘戦、あらゆる手段で殺しにかかりますから全部返り討ちにしてください。

昔「超人機メタルダー」て特撮番組があって、第1話から敵軍団が全員登場する場面がありまして。ずらりと画面狭しと並んだ敵の群れを見て、当時の私は「こいつら全員と戦えるのか、いいなあ」と楽しみで仕方ない状態でした。ご馳走の群れに見えたわけです。そしてこの番組での最初の相手は「凱聖クールギン」ヨロイ軍団のボス。いきなり大幹部をぶつけてくる大盤振る舞い。ひどいよね。最初に一番美味しいの食べさせかけて、残りは後で、残りを片付けてからねというお預け状態。

話を戻します。
今までブンドド遊びの構想を暖めて1年待ちました。明日からソレビガンダムを組んだら戦闘開始です。雑魚なんて用意してないからな、この世界は歪みまくって原型とどめてないから、歪みを正そうとするソレビのほうが異分子。歪んでるのはお前の方。
ジオン陸戦部隊とか水泳部とか強襲部隊とか編成してると大変楽しいです。
陸戦部隊はドム隊が高速機動射撃で攪乱し、グフ隊が格闘戦を仕掛けて、足が止まった標的をザクスナイパーとヒルドルブが狙撃します。
水泳部は丸くて硬い奴らが爪を振りかざして殺到してきます。包囲を抜けた奴はジュアッグとゾックの砲撃の餌食です。
強襲部隊はケンプファーとかスーパーザクF2000とか武器満載した奴らが飛び込んできて撃って撃って撃ちまくり、弾丸が切れたら次の武器に持ち替えてまた撃つの繰り返しです。こいつらの前にぼけっと立ってたらあっという間に粉々にされますから、殺られる前に殺るしかありません。
あと、キマイラ隊上がりのゲルググチームとか、ジンクス部隊とか対ガンダム専用の連中も用意しました。
質を考えた上での圧倒的な物量作戦です。ただこいつら、みんなエースパイロット揃いの特殊部隊ばかりなのでプライドが高く、互いに俺が一番強いと思っている奴らばかりなので仲が悪いです。他陣営と連携とか無理。シロッコとハマーンとフル・フロンタルが共闘するわけないじゃない。

妄想楽しいけど、文章に起こすときっと戦闘ばかりでつまらないんだろうな。物語がないもんな。



昔、オリジナルでミクロマンのお話を書いてみようと思ったのですが、登場人物が多すぎてキリがないなと気づき止めました。最初はサイバトロンとデストロンの抗争に突如謎の勢力が介入して、その正体がミクロマン。元々トランスフォーマーてのはミクロマンの手伝いをするための下働きロボットです。それが独立して海外でトランスフォーマーの名前を付けられて商品展開されたわけですが、設定の経緯からすればトランスフォーマーにとってミクロマンというのは造物主、上位存在なわけで。その上位存在が2003年に帰ってきたのですが。ミクロマン2003というシリーズがあって、あれで可動フィギュアの関節機構に革命が起きて、今の全身21箇所くらい可動するフィギュアが広まったわけです。そのぐらい物凄いシリーズだったのだけどタカラは昔から商売下手でこのシリーズを上手く生かせなくて平成ミクロマンシリーズは終了してしまうのですが、これが悔しくてその勢いでミクロマンがトランスフォーマーをぼっこぼこにする話を書こうとか思ったものです。

ミクロマン2003の最初のラインナップの4人は設定で消息不明後にアクロイヤーと化したらしいのですが、どうしてそんなもったいない話にしちゃうかなと当時は思ったものです。だって初期4人てキャラが立ってる。ハゲ、モヒカン、ドレッド、七三、とヘアスタイルから決まりまくってて、もちろんリーダーは昭和から系譜の続く七三分けのおっさんです。見るからに頼れるリーダーっぽくて、言わば昭和特撮のチームリーダー系。科特隊とかウルトラ警備隊とかマイティジャックとか異常な戦闘力持った特殊チームの隊長さんの系統だから、こんなのが出てきてしまうとコンボイだとかオプティマスだとかメガトロンだとかもう関係なくぶちのめされて、最後に残るは「星間帝王ユニクロン」だけ。でもさすがのユニクロン様だって理解できます。自分が星間帝王である限り、いや、トランスフォーマーである以上、造物主たるミクロマンにはかなわない。星間帝王デスキングだった頃からボコられていた天敵です。
巨大な体躯を持つユニクロンが震えるわけです。
この僅か10センチ足らずのミクロマンの戦闘能力が、惑星をも喰らう自分を凌駕すると本能が告げる。武器すら持たず徒手空拳の時代遅れの七三分けのちっこいおっさんが、ひとたび動けば、その脚が、拳が、あらゆる攻撃が、特殊合金ボディの防御をブチ抜き、どれも必殺の威力を叩き込んでくる事に。
先に動けば殺られる。後手に回ればやはり殺られる。もはや星帝は動けず。
主人が道具を処分するのに言葉は要らない。
最凶のトランスフォーマーはなすすべなく砕け散った。

という場面が書きたかったわけです。

つまり、手持ちのロボットでグラップラー刃牙がやりたかったわけだ。

あとはほら最近何かと鬱陶しい近隣アジアの前にいきなり旭日旗背負って「大日本帝国軍」がリニューアルされて登場して「朕茲ニ戦ヲ宣ス」 とかやる感じ。


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