STORY OF INSURANCE

保険って?
生命保険・損害保険・第3分野の保険
この保険はどこから入るといいんだろう?

財前先生?

2008-04-06 21:02:04 | Weblog
連続テレビドラマ白い巨塔(全21話)をDVDで一気に観ました。

医学会の封建的に閉ざされた部分と、誤診を問題にしたお話です。

実は私も”誤診”をされた経験があります。

私はこれまでに2度”尿管結石”で入院したことがありますが、”誤診”は2度目の
入院の直前のことでした。

夜中に急に腹痛に襲われたのですが、それまでに何度か胆石の発作と尿管結石の
痛みを経験していたので、応急処置で常備してあった鎮痛剤を飲み、朝になるのを
待って近くの総合病院に行きました。

看護士さんからの問診の時に、激しい腹痛があったことを伝えた後、医師による診察を
受けました。

その医師は、今日観た”白い巨塔”の主人公の財前先生に似ていました。

診察室のベットに寝かされて腹部の触診を受けましたが、それもすぐに終わり、
医師はカルテに何かを書き込みながら、話し始めました。

「特に以上はないので下痢止めを処方します。」と言いましたが、顔は一度も
上げる事なくカルテを見たままでした。

その日の痛みは、前に経験している尿管結石の痛みに近いものでした。

先生の説明が終わり、このままでは診察が終わってしまうと思い、思い切って
「尿管結石の痛みのような気がするのですが...。」と言ってみました。
                     

すると(財前?)先生は、素人に何が判る?とでも言いたげに眉をつりあげ、
「尿管結石は激痛で、こんな痛みでは治まらない!」と言われました。

こんな痛み..って?診察の時には痛みは少し和らいでいましたが、すっごく
痛かったんです!と話しているのに...。

結局、私は全く相手にしてもらえず、検査らしい検査は何もしてもらえず、
下痢もしていないのに下痢止めをもらって帰ってきました。

その翌日にまた激痛が襲ってきたのですが、今度は違う病院で検査をしてもらい
すぐに尿管結石であることが判りました。

できている石が大きかったため、その病院では処置できず、超音波破砕手術の
できる病院に移ることになり、救急車を呼んでくれました。

救急車での移動中、私が尿管結石であることを伝えると、隊員の人は私の手を
ずっと握っていてくれました。
まるで”白い巨塔”の里美先生のようでした。

短時間のうちに私は”財前先生”と”里美先生”(隊員は医師ではありませんが)に、
会うことができました。

”財前先生?”は、実るほど頭を垂れる....って、知らないのかな?
(ちゃんとお勉強しなかったんじゃない?)
コメント
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