いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

保護犬さんのリハビリ

2019-12-02 | 犬に学ぼう♪ 犬を学ぼう♪
先日の愛犬教室に、保護犬さんが参加してくれました。
野犬だったとのことで、リードをつけて歩くのだってまだ慣れていません。
フレキシブルリード(保護団体はフレキシブルリードは禁止じゃなかったかな)では
どうしても人との距離を取りたくて、離れがちに。
でも、飼い主さんの方も不安だから短くして手に力が入りがち・・・。
結果はハーネスで胴体がゆがんだまま歩くようになってしまっていました。

3mリードに付け替えて歩くと、みごとに引っ張りはなくなり
落ち着いてにおいを嗅げるので、犬の様子も変わってきました。

犬にとっての安心、安全はいくら環境を整えたとしても100にはできないし、
それを求めて犬の環境からストレスの元をすべて取り除くこともできません。

ただ、飼い主さんができることは、そこにある環境の中で
犬にとって安心、安全を確保するための飼い主力をつけることだと思います。
3mリードでもたぐった状態でそばを歩けば
飼い主さんの息づかいも感じられるはずです。
飼い主さんも犬に付き合って歩いていればおだやかな呼吸で
それは、犬にとっても心地よいものになりますよね。
こんなちょっとしたことで、犬の緊張はほぐれていけるものだと思います。
すこしずつ・・・お互いを知る、環境に慣れることを続けていってほしいです。

保護犬を迎えたら、
1.逸走に注意すること→絶対に呼び戻しできません。
 譲渡されたばかりの犬の迷子がなんて多いことか…😰 
 迷子札必須、ハーネス+首輪両方とリードが連結できるとより安心です。
 家でも必ず迷子札がついた首輪はつけたままで。
 なにかのときに、首輪があれば捕まえられる可能性があります。

2.叱らない→叱りは即、恐怖に結びついちゃいます。
 ほめるときに、ワチャワチャさわらないこと→犬がうれしいと感じないから。

3.お散歩はにおい嗅ぎを十分にさせてあげる。
 犬自身がたくさんの情報をえることはとても大切です。

4.徹底して「名前を呼んでおやつ」第1バージョンを繰り返す。
 優しい声、やさしい人からもらうおやつは安心感を高めます。
 大好きなおやつはいつの間にか、「名前を呼んでくれる人」全部が大好きになり、
 犬とヒト(いろんなもの)と安心できる絆を生み出します。


CDSのお散歩トレーニングは、社会化の宝庫です。
特に保護犬さんのリハビリトレーニングに最適です。

横浜・小田原他各地=チャーリードッグスクール主催
ちば=gris-gris主催
さいたま・つくば=犬とまんまる主催
東京=Home Training Serene;主催
関西=Dog School Surin主催
ぜひお近くのスクールにお問い合わせください。

朝ごはんは大好きな豚肉で。
下痢は昨日の朝だけで済んでます。 今日はまだ…。

低気圧の影響で朝から豪雨のヨコハマです。