いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

環境を整えてから

2025-02-17 | チャーリードッグスクール犬の森の歩き方
今日は日中暖かかったですね。
でも強風で遠くは土ぼこり色の空でした。


ときどきChoco.がまだ元気だったころのブログを読み返しています。
若い犬の飼い主さんに「何歳くらいになったら落ち着くんだろうか?」と
聞かれることがありますが、何もしていなければ
何歳になったって今とそんなに変わらないかもしれないし
年を取ることでおとなしくなるかもしれないし、
反対に頑固になるかもしれません。

ただ、言えることは犬が満足できる環境を整えてあげることからかな。
だからといって犬が満足できたとしても、
飼い主側に心の負担があってはいけないですよね。
そこはちゃんと学びを通してお互いがWin Winでなければね。
よい環境はヒトにとっても犬にとっても感情を豊かにしますしね。
環境を整え、心を整えて犬と暮らすに越したことはありませんよ。



犬の小さな言葉を拾える人でありたい

2025-02-15 | チャーリードッグスクール犬の森の歩き方
今日は飼い主さんの都合でお散歩Day!は中止でした。

Choco.のしっぽはいつも➡♪

One Walkには多かれ少なかれ
なにかしら「こうなったらもっと暮らしやすいのにな」という
犬たちが参加しています。

そういう犬たちにはどの犬にも当てはまる解決策はありません。
吠える動機も違うし、走りたい気持ちもそれぞれだし、
他の犬と関わりたい子もいれば、ひとりにしてほしい子だっています。

そういう時に私たち飼い主がよりどころにできるのは
愛犬と犬たちのボディランゲージ、犬語から
犬の心を読み取ろうとすることじゃないでしょうか?

私たちがリードワークを重要視していることも
犬たちの言葉から犬の行動のサポートして
犬らしさを育てることにつながるからです。

犬たちの心の声を大切にすることで
犬はヒトを信頼できるだろうし、
ヒトも犬との暮らしを楽しむことができると思っています。


こちらもぜひどうぞ

要注意なアイコンタクト

2025-01-28 | チャーリードッグスクール犬の森の歩き方
しつけの一つに「アイコンタクトさせる」がありますが、
わたしも最初のころはそう教わって、
なにかとアイコンタクトを取っていました。
しかもオスワリとセットの時も多かったです。

ヒト側からみると、アイコンタクトは
「飼い主に注目させる」です。
でも犬側から見るとどうなんでしょうね。
犬の行動とその結果は、実は犬が決めていることなので
Choco.の場合、飼い主の思惑と違うことも多々ありました。
Choco.にしてみれば、アイコンタクトして目が合えば
おやつが出てくるとか、私の注目を得ることができるとか
なんらかのメリットがあったに違いありませんでしたから。
上の写真はOne Walkで「名前をよんでおやつ」のデモをするところです。
Choco.はバッチリ私にアイコンタクトしています。
私の一挙手一投足よく見てます!
デモなので、名前を呼ばれたらおやつが出てくることは承知しています。
つまりデモの流れはバッチリ!です。
そうなると、私の解説の部分はChoco.にとっては無駄なことで
早く名前をよんでおやつを出しなさいよ!と催促するわけです。

そのうえ、
実は、直前ついChoco.を見ちゃってたんですよね( ̄∇ ̄)
目と目が合っちゃったわけです。
Choco.が考えている筋書き通りでもあったと思います。
だから吠えた原因は、Choco.でなく私にあった!というわけです。

犬が吠える前の自分自身を行動はどうだったか?
それが吠えを強化する原因になっていたりします。

その上で吠えないようにするためには
吠えた後に「無反応を返す」なんですが、
結構なにかしらやらかしているのは飼い主なんですよね。
私も吠えていない時についChoco.を見る。
そして、吠えちゃったら慌てる💦
大いに反応しちゃってましたもんね。
そりゃ、吠えるわ!!

つい!って言うのが曲者で、
わたしの癖みたいなものでしたから、
それと同じように、Choco.の中に出来上がっている
物語を崩すこともとても大変でした。

なので、デモの時の説明をやめて
デモだけさせてもらうようにしました。
Choco.が吠えるいとまをなくす意味もありました。

犬の行動は犬だけが作るものではないってことですよね。
犬がそれだけ飼い主の行動に注目しているってことでもあります。
だから、犬の行動を見ただけですべての責任を
犬に負わせるのはどうかと思います。
自分の行動が吠えるきっかけになってなかった?って
考えるほうが問題解決の近道になりそうですよ。

こんなアイコンタクトは大歓迎!


ドッグフレンドリーな犬との暮らし方を望むなら、
動物福祉と行動の科学は必須です。
青木先生のお話は、やっちまいましたね!と指摘されて
アチャー・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。もあるけれど、
必ずポジティブな次の一手も指南してくださいます。
プロも一般の飼い主さんもぜひどうぞ。


外でのおやつ

2025-01-22 | チャーリードッグスクール犬の森の歩き方
ミツマタがつぼみをつけ始めました。


私は外では、「名前を呼んでおやつ」でおやつをあげます。
なにか行動をさせてできたからのおやつではなくて
名前を呼ばれたらうれしいおやつです。
自分の愛犬だけでなく、誰にでもできることです。



今はおやつじゃないっていう子ももちろんいます。
そういう時は、私に名前を呼ばれた!ことだけが
犬の心に残ればいいかなと思います。
別に食べないことが悪いことじゃないしね。

今日は食べなかった犬だって、
別の日には食べることもあるし、
別のものなら食べることもあるし。
なんなら名前を呼ばれることが大事であって
おやつはどうでもよいのかもしれません。
「今日のこれはいらないのか~HAHAHA」
名前の後に聞こえるこんな言葉が
犬にとってうれしい二次強化子だったりもする気がします。

名前を呼んでおやつ。
いつでもどこでもできる犬とのコミュニケーションツール。
楽しい犬との暮らしのお伴にいかがですか?





犬との暮らしで大切なこと

2025-01-03 | チャーリードッグスクール犬の森の歩き方
今は犬がいないので、毎日のお散歩はないのですが、
犬と暮らしている方々は、毎日変わりなく過ごしていらっしゃると思います。
今年は愛犬とどんな1年にしようか、と目標を立てた方も多いと思います。

私は、といえば猫たちのデリバリーにはお休みがありませんから、
毎日せっせと通っています。


Choco.と暮らして何を心がけたかというと、
「犬の気持ちに配慮しているか?」ではなかったかな。
犬がやりがちなことをやめてほしいとき、
「○○しない」は、犬がわかりやすい「こうしてほしい(行動)」に
置き換えられないかな?
それができる方法はあるかな?

犬が自分で動くことも大切なこと。
少しずつ犬ができることを増やしてあげること。
できるように環境を整えるのは飼い主の役目。
できたときに、ちゃんと「それ」を伝えてあげること。

飼い主力というか飼い主の技量にかかっていることも
多いと思います。
「愛がある」ことも大切だけど
その前に「飼い主力」をつけることも大切なことだと思います。

学ぶ場所もとても大切です。
動物福祉に則っているか、正しくABAや行動学を伝えられているか、
精査して選択することをお勧めします。

4月にはまた青木先生のセミナーが開催されるそうです。
また、公表されたらこちらでもお知らせしますね。
あゆみラボ 動物のためのABA